私が執筆している「マイナビ・肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ」も随時更新中。
→「第10回・いすの背もたれを利用した「二度手間ストレッチ」で効果を実感」
→「第9回・首を倒すだけ! 効果の違いを実感しやすいストレッチ」
→「第8回・首を動かすだけで効果大! 整体師が教えるのをためらう極秘ストレッチ」
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
=============================
マラソン大会の前日には何を食べればよいか? きっと考えたことあるでしょう。だって最高のコンディションで臨みたいですからね。そのために「カーボローディング」をするという人もあるはずです。簡単に言えば、炭水化物を溜めておく方法ですね。(以前の記事→レース直前は、栄養源を身体に蓄えよう!)
ほとんどの人が仕事や家事の忙しさから、なかなかうまく調整できないと思います。ところでそもそもカーボロ-ディングというのは効果があるのでしょうか? これもまた賛否両論あると聞きます。実際には、少し意識しながら前もって炭水化物をわざと減らし、直前にガッと増やして溜め込むという人が多いように感じています。その量や質はきちんと計ったものではなく、「なんとなく、このくらいかな~・・・」程度ですよね。それならやる必要ないと言われる人もあります。難しいですね。真意は私にも分かりません。ただ、こんなおもしろい話があります。
2005年にイグ・ノーベル賞を受賞されたドクター中松氏の研究をご存知でしょうか? ご自身の毎日の食事を34年間に渡って写真を撮り、3日前の食べ物が頭の働きや体調に影響を与えると究明された話。私が整体師だからではなく、純粋に私自身も前から疑問でした。人は食べることで生きています。いや、人だけではなく動物はみんな、いや植物も水や養分を吸収して生きているので、生き物はすべてなんらかの栄養を摂ることで生きているわけです。
3日前の食べ物が体調に影響するというのが本当だとすると、大会の3日前に何を食べておくのが良いのでしょうね? トップランナーさんは、栄養士や調理師さんもチームにいたりしますから、いろいろ専門的に考えてもらえますが、個人では栄養素のことまで考えるととても難しいです。プロスポーツ選手になると、奥様が勉強して支えているという話はテレビで見たことがあります。
イチロー選手は、毎日奥様の手作りカレーを食べている話は有名ですよね。それも数年前からやめられたそうなのですが、なぜ毎日同じものを食べていたのか? これは私の想像ですが、毎日同じものを食べて同じ時間に同じことをしていれば、身体は同じ状態をキープしやすいからではないでしょうか? 間違っていたらすみません。
一般人では、仕事の付き合いで飲み会があったり、夜勤や残業、家族サービスもあります。食事なんてきちんとできていない方が普通ですよね。トレーニングもきちんと予定を立てることなく、自分の考えで組み立てたり、クラブに振り回されたり、天気にも左右されますよね。そんなことから考えると、大会当日にベストコンディションにするのは至難の業でしょう。それはもう偶然しかない気もしてきます。
先日卓球の試合の帰り、ある人が言いました。「今日は頑張ったから、もう筋肉痛が来てるよ」と。これが一般人なのだと私は思いました。朝9時から夕方5時まで体育館にいても、実際に自分がプレーした時間なんて多くて2時間くらいです。日頃の練習だと3時間くらいみっちり打ってます。でも試合だと、入れ替わりがありますから休んでいる時間の方が多いんです。なのに筋肉痛になるということは、長時間したからではなく、力が入り過ぎたからです。ということは「日ごろの成果を存分に発揮して・・・」というありきたりの言葉ではなく、「日ごろよりも気合が入り過ぎて余計な力が入っていた」ということではないかと思うのです。試合という日常ではない会場の雰囲気もあり、緊張して精神的に疲れるでしょうから、それが筋肉痛を助長した可能性もあります。
ではマラソン大会はどうでしょう? 「大会慣れ」している人はもう緊張なんてしないという人もあるでしょう。しかし見知らぬ土地の大会に参加したり、知り合いが一人もいなくてポツンとひとりで参加していると、日頃にはない雰囲気に呑まれて緊張してしまうこともあります。緊張すると思い通りに筋肉が動いてくれないことくらい誰だって想像できますよね。それを食べ物や天候のせいにすることもあるでしょう。
さて、今日の話は答えもオチもありません。日頃の思いを書いてみました。
ただ私が言いたいのは、大会当日に向けて食べ物をどうするかではなく、日常的に体調変化しにくいように生活をすることさえできれば、日頃の成果そのものの体調が向上するのではないかと思うわけです。仕事や家庭のストレスもありますから、それをどう克服するかも大きな課題でしょう。そんなことも一切合切含めていかに自分のパフォーマンスを上げていくことができるか、ですよね。毎日の食べ物で今の身体が動き続けていることは間違いありません。だからこそ、食べ物にも気を使いたいです。もちろん睡眠も大事です。では目をつむって静かにストレッチして寝るとしますか。
→「第10回・いすの背もたれを利用した「二度手間ストレッチ」で効果を実感」
→「第9回・首を倒すだけ! 効果の違いを実感しやすいストレッチ」
→「第8回・首を動かすだけで効果大! 整体師が教えるのをためらう極秘ストレッチ」
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
=============================
マラソン大会の前日には何を食べればよいか? きっと考えたことあるでしょう。だって最高のコンディションで臨みたいですからね。そのために「カーボローディング」をするという人もあるはずです。簡単に言えば、炭水化物を溜めておく方法ですね。(以前の記事→レース直前は、栄養源を身体に蓄えよう!)
ほとんどの人が仕事や家事の忙しさから、なかなかうまく調整できないと思います。ところでそもそもカーボロ-ディングというのは効果があるのでしょうか? これもまた賛否両論あると聞きます。実際には、少し意識しながら前もって炭水化物をわざと減らし、直前にガッと増やして溜め込むという人が多いように感じています。その量や質はきちんと計ったものではなく、「なんとなく、このくらいかな~・・・」程度ですよね。それならやる必要ないと言われる人もあります。難しいですね。真意は私にも分かりません。ただ、こんなおもしろい話があります。
2005年にイグ・ノーベル賞を受賞されたドクター中松氏の研究をご存知でしょうか? ご自身の毎日の食事を34年間に渡って写真を撮り、3日前の食べ物が頭の働きや体調に影響を与えると究明された話。私が整体師だからではなく、純粋に私自身も前から疑問でした。人は食べることで生きています。いや、人だけではなく動物はみんな、いや植物も水や養分を吸収して生きているので、生き物はすべてなんらかの栄養を摂ることで生きているわけです。
3日前の食べ物が体調に影響するというのが本当だとすると、大会の3日前に何を食べておくのが良いのでしょうね? トップランナーさんは、栄養士や調理師さんもチームにいたりしますから、いろいろ専門的に考えてもらえますが、個人では栄養素のことまで考えるととても難しいです。プロスポーツ選手になると、奥様が勉強して支えているという話はテレビで見たことがあります。
イチロー選手は、毎日奥様の手作りカレーを食べている話は有名ですよね。それも数年前からやめられたそうなのですが、なぜ毎日同じものを食べていたのか? これは私の想像ですが、毎日同じものを食べて同じ時間に同じことをしていれば、身体は同じ状態をキープしやすいからではないでしょうか? 間違っていたらすみません。
一般人では、仕事の付き合いで飲み会があったり、夜勤や残業、家族サービスもあります。食事なんてきちんとできていない方が普通ですよね。トレーニングもきちんと予定を立てることなく、自分の考えで組み立てたり、クラブに振り回されたり、天気にも左右されますよね。そんなことから考えると、大会当日にベストコンディションにするのは至難の業でしょう。それはもう偶然しかない気もしてきます。
先日卓球の試合の帰り、ある人が言いました。「今日は頑張ったから、もう筋肉痛が来てるよ」と。これが一般人なのだと私は思いました。朝9時から夕方5時まで体育館にいても、実際に自分がプレーした時間なんて多くて2時間くらいです。日頃の練習だと3時間くらいみっちり打ってます。でも試合だと、入れ替わりがありますから休んでいる時間の方が多いんです。なのに筋肉痛になるということは、長時間したからではなく、力が入り過ぎたからです。ということは「日ごろの成果を存分に発揮して・・・」というありきたりの言葉ではなく、「日ごろよりも気合が入り過ぎて余計な力が入っていた」ということではないかと思うのです。試合という日常ではない会場の雰囲気もあり、緊張して精神的に疲れるでしょうから、それが筋肉痛を助長した可能性もあります。
ではマラソン大会はどうでしょう? 「大会慣れ」している人はもう緊張なんてしないという人もあるでしょう。しかし見知らぬ土地の大会に参加したり、知り合いが一人もいなくてポツンとひとりで参加していると、日頃にはない雰囲気に呑まれて緊張してしまうこともあります。緊張すると思い通りに筋肉が動いてくれないことくらい誰だって想像できますよね。それを食べ物や天候のせいにすることもあるでしょう。
さて、今日の話は答えもオチもありません。日頃の思いを書いてみました。
ただ私が言いたいのは、大会当日に向けて食べ物をどうするかではなく、日常的に体調変化しにくいように生活をすることさえできれば、日頃の成果そのものの体調が向上するのではないかと思うわけです。仕事や家庭のストレスもありますから、それをどう克服するかも大きな課題でしょう。そんなことも一切合切含めていかに自分のパフォーマンスを上げていくことができるか、ですよね。毎日の食べ物で今の身体が動き続けていることは間違いありません。だからこそ、食べ物にも気を使いたいです。もちろん睡眠も大事です。では目をつむって静かにストレッチして寝るとしますか。
-------------------------------------------------
私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
コメント
コメント一覧 (8)
試合でもいつもと同じ状態で心と身体を保って、いつもどおりにできることが一番大切で難しいことだろうなと思います。
フル本番前の数日だけカーボとかよりも、普段の生活が大事ですよね。なかなかできないですけどね。
kacoさん
毎日同じ時間に排便ですか~・・・
それはかなり高度ですね。
せめて体調不良という日を作らないよう、
毎日を不調のない健康な状態を保ちたいですね。
走り出し当初はネットから色んな情報を得てカーボローディングは絶対的に不可欠な物だとの暗示に掛けられ、レース一週間前から一生懸命炭水化物を摂取する事に努めてましたが、徐々にレースに向けての特段のカーボローディングは止め始め、先生が仰るように普段からの食事を改善するようになりました。
普段のトレーニングに対しての食事管理が一番重要だと気付いたのです。
急には身体は変化しないですもんね(^o^)
IDUMIさん
日頃の体調管理は毎日の食べ物と睡眠が大事です。
誰でも知っているのにうまくできないんですよね。
おいしいもんに負けるから?
人からのお誘いもあるし、
自分の欲望もあるし、
究極は食に興味を持たなくなると、
健康な毎日を送れるかもね?
私はランナーでもアスリートでもありませんが以前聞いたお話しが 日頃の成果そのものの体調が向上する と言う事に繋がるのではないかとコメントさせて頂きました。
その内容は 今の時分の身体は 自分自身が作っている。 と言う事でした。
精神的にも、 肉体的にも勿論食生活でも
日々の積み重ねが凄く大切だと思いますね。
OKさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
また、ランナーではないのに、
マラソン専門ブログ見ていただきましてありがとうございます。
おっしゃる通り、私もその通りだと思います。
私が書いた内容もそう書いたつもりでしたが、
言葉足らずだったようで失礼しました。
お気に召しましたらこれからも読んでくださいね。
ランニングに限らず、生きていく上での健康ノウハウも書いていきますので。
生きて行く上での健康ノウハウ も書かれるようなんで 又読ませて頂きます。
OKさん
毎週月曜日に更新していますので
またお寄りください。