私が執筆している「マイナビ・肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ」も随時更新中。
→「第10回・いすの背もたれを利用した「二度手間ストレッチ」で効果を実感」
→「第9回・首を倒すだけ! 効果の違いを実感しやすいストレッチ」
→「第8回・首を動かすだけで効果大! 整体師が教えるのをためらう極秘ストレッチ」
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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「鮎川式イメージストレッチ」の具体的なひとつを今日はご紹介しましょう。まず最初は「ふくらはぎ」です。ふくらはぎのストレッチはやってますか? 以前紹介した私がお勧めする抱き付きストレッチをあらためてどうぞご覧ください。下に質問を出しますのでよくご覧くださいね。
柱や電柱などに向かって立ち、ストレッチしたい側のつま先を柱に立てます。
そのままゆっくり柱を抱き付きにいくように身体を前へ出します。
これで右足のふくらはぎのストレッチができます。柱に立てる足の角度はひとそれぞれです。硬い人はこんなにつま先が立たないと思いますので、ご自身の身体と相談しながら行ってください。ギューっと柱を引きよせた状態で、鼻から4秒吸って口から6秒吐くを2~3回繰り返しながらストレッチをします。反対の足も同様に行ってください。
ここまでは以前から何度かお話しているストレッチです。ではここで問題です! 下の3枚の写真を見て、違いを発見してください。1分くらいで答えが出ればOKです。
「ヒント」ふくらはぎ部分を拡大したので見比べてください。
いかがでしょう? 分かりましたか?
分からないと答えた人がきっととても多いことと思います。はい、それで正解!(笑) 私がこの写真見ても分かりませんもの!(笑) そんなの他人に分かりっこないよね。失礼しました。しかし、ここからが今日の本題です。他人から見て分からないのに、やっている本人の筋肉では一体どうなっていたのか? それを理解していただきたいのでまず下の写真をご覧ください。
私の素足で恐縮ですが、かかとを上げてふくらはぎの筋肉に力を入れた状態です。両足同じ状態にしました。筋肉が盛り上がっているのがお分かりいただけますよね。
この写真に筋肉の名称を入れてみました。
ふくらはぎの筋肉というのは、正式には「下腿三頭筋(かたい・さんとうきん)という名称で、ヒラメ筋の上に腓腹筋(ひふくきん)が乗った状態にあるのです。プクッと盛り上がっているのが腓腹筋です。二つありますね。その下にヒラメ筋がベタっと張り付いています。ヒラメ筋の上部は腓腹筋で隠れているので点線表記しました。私はいつもこれを「二段重ね」と呼んでいるんですが、これら三つの筋肉を区別して意識したことがあるでしょうか?
斜めからの写真もご覧ください。
腓腹筋の下にヒラメ筋が重なっているのがお分かりいただけると思います。
ではここで先ほどのクイズの答えです。三つの写真の違いは、「①腓腹筋の左を意識」「②腓腹筋の右を意識」「③ヒラメ筋を意識」してストレッチした状態を写真に撮っていました。分からないでしょ? そう、人から見たらわからないけど、自分では意識しながらストレッチすることが可能だということです。
※本当はふくらはぎには下腿三頭筋以外にも筋肉があるけど、すべて含むと複雑になりますので今はこの三つの筋肉に焦点を当てて書きました。
※腓腹筋は二つありますが、外側にある方を腓腹筋外側頭(ひふくきん・がいそくとう)、内側を腓腹筋内側頭(ひふくきん・ないそくとう)が正式名称ですが省略しました。
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→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
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→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
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「鮎川式イメージストレッチ」の具体的なひとつを今日はご紹介しましょう。まず最初は「ふくらはぎ」です。ふくらはぎのストレッチはやってますか? 以前紹介した私がお勧めする抱き付きストレッチをあらためてどうぞご覧ください。下に質問を出しますのでよくご覧くださいね。
柱や電柱などに向かって立ち、ストレッチしたい側のつま先を柱に立てます。
そのままゆっくり柱を抱き付きにいくように身体を前へ出します。
これで右足のふくらはぎのストレッチができます。柱に立てる足の角度はひとそれぞれです。硬い人はこんなにつま先が立たないと思いますので、ご自身の身体と相談しながら行ってください。ギューっと柱を引きよせた状態で、鼻から4秒吸って口から6秒吐くを2~3回繰り返しながらストレッチをします。反対の足も同様に行ってください。
ここまでは以前から何度かお話しているストレッチです。ではここで問題です! 下の3枚の写真を見て、違いを発見してください。1分くらいで答えが出ればOKです。
「ヒント」ふくらはぎ部分を拡大したので見比べてください。
いかがでしょう? 分かりましたか?
分からないと答えた人がきっととても多いことと思います。はい、それで正解!(笑) 私がこの写真見ても分かりませんもの!(笑) そんなの他人に分かりっこないよね。失礼しました。しかし、ここからが今日の本題です。他人から見て分からないのに、やっている本人の筋肉では一体どうなっていたのか? それを理解していただきたいのでまず下の写真をご覧ください。
私の素足で恐縮ですが、かかとを上げてふくらはぎの筋肉に力を入れた状態です。両足同じ状態にしました。筋肉が盛り上がっているのがお分かりいただけますよね。
この写真に筋肉の名称を入れてみました。
ふくらはぎの筋肉というのは、正式には「下腿三頭筋(かたい・さんとうきん)という名称で、ヒラメ筋の上に腓腹筋(ひふくきん)が乗った状態にあるのです。プクッと盛り上がっているのが腓腹筋です。二つありますね。その下にヒラメ筋がベタっと張り付いています。ヒラメ筋の上部は腓腹筋で隠れているので点線表記しました。私はいつもこれを「二段重ね」と呼んでいるんですが、これら三つの筋肉を区別して意識したことがあるでしょうか?
斜めからの写真もご覧ください。
腓腹筋の下にヒラメ筋が重なっているのがお分かりいただけると思います。
ではここで先ほどのクイズの答えです。三つの写真の違いは、「①腓腹筋の左を意識」「②腓腹筋の右を意識」「③ヒラメ筋を意識」してストレッチした状態を写真に撮っていました。分からないでしょ? そう、人から見たらわからないけど、自分では意識しながらストレッチすることが可能だということです。
ということで、「ふくらはぎのストレッチ」と言っても、実は漠然としています。これら三つの筋肉を個別に意識しながらストレッチできるとさらに効果が高くなります。そのためにも構造を知っておくと、想像しやすくなりますので今日はご紹介しました。鮎川式イメージストレッチをこれからもお楽しみに!
※本当はふくらはぎには下腿三頭筋以外にも筋肉があるけど、すべて含むと複雑になりますので今はこの三つの筋肉に焦点を当てて書きました。
※腓腹筋は二つありますが、外側にある方を腓腹筋外側頭(ひふくきん・がいそくとう)、内側を腓腹筋内側頭(ひふくきん・ないそくとう)が正式名称ですが省略しました。
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私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
コメント
コメント一覧 (2)
全くわからないなと思いながら、下へスクロールしたら…なんと先生自身もわからないというオチが^_^;
見てもわからなくても自分で意識して行うとその部分の筋肉が反応してくれるんですよね!
ヒラメ筋は知ってましたが、腓腹筋の場所はあいまいでした((+_+))ので勉強になりました!
IDUMIさん
楽しんでいただけたようで嬉しいです(笑)
ぜひお試しあれ。