私が執筆している「マイナビ・肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ」も随時更新中。
→「第9回・首を倒すだけ! 効果の違いを実感しやすいストレッチ」
→「第8回・首を動かすだけで効果大! 整体師が教えるのをためらう極秘ストレッチ」
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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最近私の整体院に来院される人で、ランニングフォームを変えたくて悩んでられる人がとても多いです。なぜ変えたいのか?その理由は大きく分けると三つあります。
①痛みが出たから
②もっと楽に走りたいから
③もっと速く走りたいから
私のところへ来られる人は、③はとても少ないです。あってもトップレベルの話ではありません。なんとか5時間を切りたいとかくらいなので、それならば②の悩みでもあるわけです。以前から話していますように、楽に長く走るためには脱力することです。そして走るという概念を捨てることにあります。そんな話をこれまで数々書いてきましたが、実際のところそんな文章を語学として理解できても身体が理解できないわけです。ではどうすれば身体に覚えこませることができるのか?
そのために現状把握することは不可欠です。ご自身のフォームがどんな感じかおわかりでしょうか?自分のフォームを見たことがない人も結構あるはずです。最近ではスマホの録画機能も優れていますので、お友達に撮影してもらって見ることくらいなら、いつでもできるのではないでしょうか。
映像でも写真でもそうなのですが、「自分の姿を見るのは恥ずかしい」と言われる人がとても多いです。マラソンに限らず、誰でもそんな気持ちがあるようです。でもよく考えてみてください。ご自身が見たくないような姿、恥ずかしい姿を毎日他人にさらけ出しているということなんです。恐ろしい(笑)
卓球の試合では時々私は自分の姿をビデオ録画しています。定点撮りですけどね。「それ、帰ってから見るの?」とか、「自分の姿見るの、イヤじゃない?」なんて会場でよく聞かれます。大体そんなこと聞く人は上達しない人です。また対戦したら1ゲームずつその得点をノートに書き、終わったら相手がどんな戦術の人だったのか、なぜ負けたのか、その時思ったことをいっぱい書き留めます。そのノートを見ながら家で映像も見るわけです。そうすると、相手のことも自分のこともいろいろ見えてくるものがあります。また映像を文字化することも時々します。①下回転サーブをフォア前へ出す ②相手がフリックでバック深くへ返してくる ③それを自分がバックドライブで相手のバック側へ返す・・・・などと、一球一球を文字にするのです。そうすることで、悪いクセで同じミスをしていることにようやくそこで気付くわけです。わかったからといって次できるかと言えば必ずできるとは限りません。でもそうやって発見した自分の悪いクセを把握し、自宅で見て感じて考えたことをまたノートに書きます。こうやって私自身のノウハウを積み上げていくわけです。
マラソンではなく、卓球の例の方が分かりやすいかと思いまして今回私の日常を明かしてしまいました。ではマラソン、ランニングに置き換えて、あなたはこんな風にノートを書き、映像を見て自分を見つめ直していることはあるでしょうか?
日常的に走っていてフォーム修正に関して何か思ったとしても、すぐメモできないんですよね。ものすごく良いことに気付いたとしても、帰ってからメモしようとしたら忘れてた。なんてことが何度もあります。だから私はスマホのメモ帳にすぐ入れるようにしています。今日の目標値より、長い先への教訓を書き残す方が私には有意義だと思うからです。
上達する人は必ず何らかの努力をしている、と言います。また天才は努力を見せないだけだとも聞いたことがあります。トップレベルの話ではないけど、市民ランナーレベルでも一年ごとにレベルアップしていけたらとても嬉しいです。でも一年過ぎると確実に一才歳を重ねています。体力筋力は無情にも下降線を辿っています。それは誰もが避けようのない事実です。だからこそ、一日一日を大切にひとつひとつ積み重ねていくことが大事なのではないでしょうか。
ランニングフォームの修正に関してもこれまでいろいろ書いてきました。その中で私がやはり一番お勧めするのが「わざと間違ってみる」というやり方です。(以前の記事→ひとりでする、ランニングフォーム改善方法(その8~わざと間違ってみる))
先ほどの卓球の話と違ってランニングは映像では見えない部分がとても多くあります。だからこそ見えるようにわざと間違ってみるのです。そうすると筋肉の使い方や身体の使い方になんらかの違いが見えてきます。クセに準じてその人なりの筋肉が付き、また筋力が発達していきます。それは紛れもない事実です。だから身体つきや身体の動かし方を一目見ただけで何か感じるものが誰でもあるでしょう。その感覚はきっと確かです。では自分の身体が他人にどのように見られているのか? ということを考えてみてください。おのずと何かわかるものがありませんか?
ランニングでは重心やシューズの中での足の動きなど、映像では見えない部分が多々あります。いろいろ試してもうまくいかないなら、シューズを変えてみるのもアリです。自分にはまだ早いと思えるような中級・上級者向けの品が意外にもピッタリ合うかもしれません。靴下を変えるだけでフォームが変わることもあります。
フォームを変えたいなら、何かを変えないと絶対変わりません。いつも同じことの繰り返しをしているだけなら、変化することはきっとないでしょう。練習場所を変えるとうまくいくこともあります。夜走っていたのを昼走ってみただけで気分が変わります。環境を変え道具を変え意識を変えてみる。変えてみることは無限にあります。自分で本当にフォームを変えたいと思うなら、どれでもいいからまずひとつ変えてみることです。何から始めていいのか分からない時は、とにかく映像に撮ってみてください。きっと何かに気付くはずです。
→「第9回・首を倒すだけ! 効果の違いを実感しやすいストレッチ」
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最近私の整体院に来院される人で、ランニングフォームを変えたくて悩んでられる人がとても多いです。なぜ変えたいのか?その理由は大きく分けると三つあります。
①痛みが出たから
②もっと楽に走りたいから
③もっと速く走りたいから
私のところへ来られる人は、③はとても少ないです。あってもトップレベルの話ではありません。なんとか5時間を切りたいとかくらいなので、それならば②の悩みでもあるわけです。以前から話していますように、楽に長く走るためには脱力することです。そして走るという概念を捨てることにあります。そんな話をこれまで数々書いてきましたが、実際のところそんな文章を語学として理解できても身体が理解できないわけです。ではどうすれば身体に覚えこませることができるのか?
そのために現状把握することは不可欠です。ご自身のフォームがどんな感じかおわかりでしょうか?自分のフォームを見たことがない人も結構あるはずです。最近ではスマホの録画機能も優れていますので、お友達に撮影してもらって見ることくらいなら、いつでもできるのではないでしょうか。
映像でも写真でもそうなのですが、「自分の姿を見るのは恥ずかしい」と言われる人がとても多いです。マラソンに限らず、誰でもそんな気持ちがあるようです。でもよく考えてみてください。ご自身が見たくないような姿、恥ずかしい姿を毎日他人にさらけ出しているということなんです。恐ろしい(笑)
卓球の試合では時々私は自分の姿をビデオ録画しています。定点撮りですけどね。「それ、帰ってから見るの?」とか、「自分の姿見るの、イヤじゃない?」なんて会場でよく聞かれます。大体そんなこと聞く人は上達しない人です。また対戦したら1ゲームずつその得点をノートに書き、終わったら相手がどんな戦術の人だったのか、なぜ負けたのか、その時思ったことをいっぱい書き留めます。そのノートを見ながら家で映像も見るわけです。そうすると、相手のことも自分のこともいろいろ見えてくるものがあります。また映像を文字化することも時々します。①下回転サーブをフォア前へ出す ②相手がフリックでバック深くへ返してくる ③それを自分がバックドライブで相手のバック側へ返す・・・・などと、一球一球を文字にするのです。そうすることで、悪いクセで同じミスをしていることにようやくそこで気付くわけです。わかったからといって次できるかと言えば必ずできるとは限りません。でもそうやって発見した自分の悪いクセを把握し、自宅で見て感じて考えたことをまたノートに書きます。こうやって私自身のノウハウを積み上げていくわけです。
マラソンではなく、卓球の例の方が分かりやすいかと思いまして今回私の日常を明かしてしまいました。ではマラソン、ランニングに置き換えて、あなたはこんな風にノートを書き、映像を見て自分を見つめ直していることはあるでしょうか?
日常的に走っていてフォーム修正に関して何か思ったとしても、すぐメモできないんですよね。ものすごく良いことに気付いたとしても、帰ってからメモしようとしたら忘れてた。なんてことが何度もあります。だから私はスマホのメモ帳にすぐ入れるようにしています。今日の目標値より、長い先への教訓を書き残す方が私には有意義だと思うからです。
上達する人は必ず何らかの努力をしている、と言います。また天才は努力を見せないだけだとも聞いたことがあります。トップレベルの話ではないけど、市民ランナーレベルでも一年ごとにレベルアップしていけたらとても嬉しいです。でも一年過ぎると確実に一才歳を重ねています。体力筋力は無情にも下降線を辿っています。それは誰もが避けようのない事実です。だからこそ、一日一日を大切にひとつひとつ積み重ねていくことが大事なのではないでしょうか。
ランニングフォームの修正に関してもこれまでいろいろ書いてきました。その中で私がやはり一番お勧めするのが「わざと間違ってみる」というやり方です。(以前の記事→ひとりでする、ランニングフォーム改善方法(その8~わざと間違ってみる))
先ほどの卓球の話と違ってランニングは映像では見えない部分がとても多くあります。だからこそ見えるようにわざと間違ってみるのです。そうすると筋肉の使い方や身体の使い方になんらかの違いが見えてきます。クセに準じてその人なりの筋肉が付き、また筋力が発達していきます。それは紛れもない事実です。だから身体つきや身体の動かし方を一目見ただけで何か感じるものが誰でもあるでしょう。その感覚はきっと確かです。では自分の身体が他人にどのように見られているのか? ということを考えてみてください。おのずと何かわかるものがありませんか?
ランニングでは重心やシューズの中での足の動きなど、映像では見えない部分が多々あります。いろいろ試してもうまくいかないなら、シューズを変えてみるのもアリです。自分にはまだ早いと思えるような中級・上級者向けの品が意外にもピッタリ合うかもしれません。靴下を変えるだけでフォームが変わることもあります。
フォームを変えたいなら、何かを変えないと絶対変わりません。いつも同じことの繰り返しをしているだけなら、変化することはきっとないでしょう。練習場所を変えるとうまくいくこともあります。夜走っていたのを昼走ってみただけで気分が変わります。環境を変え道具を変え意識を変えてみる。変えてみることは無限にあります。自分で本当にフォームを変えたいと思うなら、どれでもいいからまずひとつ変えてみることです。何から始めていいのか分からない時は、とにかく映像に撮ってみてください。きっと何かに気付くはずです。
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私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
コメント
コメント一覧 (2)
卓球の例はよくわからなかったですが^_^;
どんな競技でも一人での改善は時間もかかるし容量も得にくいので限界があると思います。
遠回りするのも良いことはありますが、時短で習得できることにこしたことはないと思うのでやはり専門のトレーナーさんに見ていただくことを選びますね~!(^^)!
歳は一つずつ増えていきますが、コツコツとトレーニングを積み重ねていけば努力は実ると実感しています!
卓球の例は分からなかったですか~・・・。
失礼しました。
専門のトレーナーさんとうまく出会える人はラッキー!