私が執筆している「マイナビ・肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ」も随時更新中。
→「第9回・首を倒すだけ! 効果の違いを実感しやすいストレッチ」
→「第8回・首を動かすだけで効果大! 整体師が教えるのをためらう極秘ストレッチ」
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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整体に来られる人に私は「自分の法則を作りましょう」という話をよくします。例えば、「平日はビール1本だけと決めている」という人がありましたが、それは法則ではなくルールです。私が言う法則とは・・・それを今日はお話します。
以前「ストレッチ不要論」が話題になりましたよね。その題名だけ見て鵜呑みにしてまったくストレッチをしなくなった人もあるそうですが、それは本人が決めたことなのでそれで身体が良いのであればそれで良いと思います。しかし本当にストレッチをまったくしなくてもフルマラソン走れる人はおそらく1%程度の人なのではないかと勝手に推測しています。ストレッチが必要か?不必要か?という二者択一問題ではないと私は思うんです。ある程度、自分はこんな時はこうしているというストレッチのやり方をなんとなくやっていることと思います。
整体に来られた人に「ランニング前と後、それぞれストレッチを何分しますか?」と、必ず尋ねるようにしています。人それぞれですが、前は10分くらい、後はやらないです。という人もあれば、前は15分、後は10分くらいという人もあります。本当はどんなストレッチをどんな風にやっているのか目の前でやってみてくださいと言いたいのですが、言ったことはほとんどありません。なぜなら、ストレッチクリニックを開催すると、10人が10人とも口を揃えて言うのが「ストレッチってそうだったんですか~!」「全然分かってなかったです。」と言われるからです。
具体的なストレッチの話は後日にするとして、今は法則の話です。毎回決められたストレッチを決められたとおりに行うのではなく、今日の身体の状態を感じ取ったうえで今やるべきストレッチを行ってほしいのです。と、話し始めてもちょっと分かりづらいと思いますので、いつものように例え話でお話します。
例えば・・・あなたはいま風邪をひきかけていて、身体がだるく少し熱があり、頭がボ~っとして集中力が無くなってきている状態、それでもなんとか仕事を終え、家へ帰る途中だとしましょう。なんとしてでも今晩中に風邪を悪化させずに明日の朝はスッキリと仕事に行きたい。さて、あなたはこれから何をしますか?
お考え下さい。
・何もしない
・風邪薬を買って帰る
・病院へ行く
・熱いお風呂に入る
・お酒を飲みに行く
・ランニングする
・お粥を食べる
今回の問題に対する答えは無限大にあります。そしてその答えは、翌日風邪が悪化せずスッキリと仕事ができていれば、正解です。
私は年に1~2回、このようなことが起こります。そんな時に「自分の法則」を適用させます。季節や身体の状態に応じて多少変えることもありますが、おおむね以下のような感じです。
まずスーパーで買い物をします。買うものは、バナナ、キーウイ、みかん、うどん、豚肉、牛乳、グレープフルーツジュース、卵、ネギ、白菜、キャベツ、キムチ、カレー、ミネラルウォーター・・・などです。と書きましたが実は日常的に冷蔵庫の中にあるものがほとんどですが。料理としては、キムチ鍋やカレーうどんを食べます。そしてフルーツ食べて、水ガバガバ飲んで、牛乳やグレープフルーツジュースもいっぱい飲みます。それから熱いお風呂に浸かって、電気毛布を強にして布団かぶってすぐ寝ます。
これが私が風邪をひきそうになった時に対処する自分の法則です。だからこの通り皆さんもどうぞと言っているわけではありません。私のように、風邪をひきかけたらこうやって未然に防ぐんだという自分の法則を作ってほしいのです。「な~んだ、それだったら持ってるよ」と思い出した人もあるでしょう。そう、そんなことでいいんです。何も難しい事ではなく、自分にだけ合っていればそれでいいんです。基本的に風邪をひきかけた場合、未然に防ぐために私がやりたいことは、「 ①ビタミンBとCを摂る ②身体の中から温める ③身体の外からも温める ④水分いっぱい摂って、尿を何度も出す ⑤便を早く出す ⑥汗をいっぱいかく ⑦寝る 」というものです。
結局やっていることは、身体の中の循環を早くさせることです。そのためにたくさん入れてたくさん出す。汗、尿、便というのはすべて老廃物です。身体の中から老廃物をとにかく早く出したら風邪を未然に防ぐことができる。これが私の考える風邪予防の自分の法則です。
自分の法則というのは風邪に関してだけでなく、ランニングにも卓球にも仕事にも、そして生き方にもすべて私は持論を持っています。それは思いついてすぐできるものはとても少ないです。まず最初は誰かの真似をしてみます。その通りやってもうまくできないことの方が多いので、できないことは排除して、また別な情報からやることを入力します。その繰り返しで自分にできることだけ残っていくことで、自分の法則が出来上がっていきます。
①取り入れ ②実行 ③分析 ④排除
この繰り返しだということです。延々とこの繰り返しをやっていると、自分の法則が出来上がり、ものによっては確立することもあります。ランニングやストレッチにも同じようなことが言えます。私がこれまでこのブログでランニング走法のことを書いてきたのも、私なりにこの循環をして出来上がってきたものです。たまたま私は何においても検証することが趣味のように(笑)、細かく砕いて分析することが好きです。世の中の情報を鵜呑みにせず、自分のアイデアをプラスすることでオリジナリティを作ってきているものと自負しております。世の中の言葉に「絶対」なんてことはあり得ないんです。たとえ1%でも可能性があるのなら、検証してみたいといつも思っています。あなたはあなたなりの自分の法則を作ることで、世の中の流れを横目に見ることができると思います。考えているだけでは正解も不正解もありません。一歩踏み出すことで切り開ける世界があります。なんでもいいので、ひとつ検証してみてはいかがですか?
→「第9回・首を倒すだけ! 効果の違いを実感しやすいストレッチ」
→「第8回・首を動かすだけで効果大! 整体師が教えるのをためらう極秘ストレッチ」
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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整体に来られる人に私は「自分の法則を作りましょう」という話をよくします。例えば、「平日はビール1本だけと決めている」という人がありましたが、それは法則ではなくルールです。私が言う法則とは・・・それを今日はお話します。
以前「ストレッチ不要論」が話題になりましたよね。その題名だけ見て鵜呑みにしてまったくストレッチをしなくなった人もあるそうですが、それは本人が決めたことなのでそれで身体が良いのであればそれで良いと思います。しかし本当にストレッチをまったくしなくてもフルマラソン走れる人はおそらく1%程度の人なのではないかと勝手に推測しています。ストレッチが必要か?不必要か?という二者択一問題ではないと私は思うんです。ある程度、自分はこんな時はこうしているというストレッチのやり方をなんとなくやっていることと思います。
整体に来られた人に「ランニング前と後、それぞれストレッチを何分しますか?」と、必ず尋ねるようにしています。人それぞれですが、前は10分くらい、後はやらないです。という人もあれば、前は15分、後は10分くらいという人もあります。本当はどんなストレッチをどんな風にやっているのか目の前でやってみてくださいと言いたいのですが、言ったことはほとんどありません。なぜなら、ストレッチクリニックを開催すると、10人が10人とも口を揃えて言うのが「ストレッチってそうだったんですか~!」「全然分かってなかったです。」と言われるからです。
具体的なストレッチの話は後日にするとして、今は法則の話です。毎回決められたストレッチを決められたとおりに行うのではなく、今日の身体の状態を感じ取ったうえで今やるべきストレッチを行ってほしいのです。と、話し始めてもちょっと分かりづらいと思いますので、いつものように例え話でお話します。
例えば・・・あなたはいま風邪をひきかけていて、身体がだるく少し熱があり、頭がボ~っとして集中力が無くなってきている状態、それでもなんとか仕事を終え、家へ帰る途中だとしましょう。なんとしてでも今晩中に風邪を悪化させずに明日の朝はスッキリと仕事に行きたい。さて、あなたはこれから何をしますか?
お考え下さい。
・何もしない
・風邪薬を買って帰る
・病院へ行く
・熱いお風呂に入る
・お酒を飲みに行く
・ランニングする
・お粥を食べる
今回の問題に対する答えは無限大にあります。そしてその答えは、翌日風邪が悪化せずスッキリと仕事ができていれば、正解です。
私は年に1~2回、このようなことが起こります。そんな時に「自分の法則」を適用させます。季節や身体の状態に応じて多少変えることもありますが、おおむね以下のような感じです。
まずスーパーで買い物をします。買うものは、バナナ、キーウイ、みかん、うどん、豚肉、牛乳、グレープフルーツジュース、卵、ネギ、白菜、キャベツ、キムチ、カレー、ミネラルウォーター・・・などです。と書きましたが実は日常的に冷蔵庫の中にあるものがほとんどですが。料理としては、キムチ鍋やカレーうどんを食べます。そしてフルーツ食べて、水ガバガバ飲んで、牛乳やグレープフルーツジュースもいっぱい飲みます。それから熱いお風呂に浸かって、電気毛布を強にして布団かぶってすぐ寝ます。
これが私が風邪をひきそうになった時に対処する自分の法則です。だからこの通り皆さんもどうぞと言っているわけではありません。私のように、風邪をひきかけたらこうやって未然に防ぐんだという自分の法則を作ってほしいのです。「な~んだ、それだったら持ってるよ」と思い出した人もあるでしょう。そう、そんなことでいいんです。何も難しい事ではなく、自分にだけ合っていればそれでいいんです。基本的に風邪をひきかけた場合、未然に防ぐために私がやりたいことは、「 ①ビタミンBとCを摂る ②身体の中から温める ③身体の外からも温める ④水分いっぱい摂って、尿を何度も出す ⑤便を早く出す ⑥汗をいっぱいかく ⑦寝る 」というものです。
結局やっていることは、身体の中の循環を早くさせることです。そのためにたくさん入れてたくさん出す。汗、尿、便というのはすべて老廃物です。身体の中から老廃物をとにかく早く出したら風邪を未然に防ぐことができる。これが私の考える風邪予防の自分の法則です。
自分の法則というのは風邪に関してだけでなく、ランニングにも卓球にも仕事にも、そして生き方にもすべて私は持論を持っています。それは思いついてすぐできるものはとても少ないです。まず最初は誰かの真似をしてみます。その通りやってもうまくできないことの方が多いので、できないことは排除して、また別な情報からやることを入力します。その繰り返しで自分にできることだけ残っていくことで、自分の法則が出来上がっていきます。
①取り入れ ②実行 ③分析 ④排除
この繰り返しだということです。延々とこの繰り返しをやっていると、自分の法則が出来上がり、ものによっては確立することもあります。ランニングやストレッチにも同じようなことが言えます。私がこれまでこのブログでランニング走法のことを書いてきたのも、私なりにこの循環をして出来上がってきたものです。たまたま私は何においても検証することが趣味のように(笑)、細かく砕いて分析することが好きです。世の中の情報を鵜呑みにせず、自分のアイデアをプラスすることでオリジナリティを作ってきているものと自負しております。世の中の言葉に「絶対」なんてことはあり得ないんです。たとえ1%でも可能性があるのなら、検証してみたいといつも思っています。あなたはあなたなりの自分の法則を作ることで、世の中の流れを横目に見ることができると思います。考えているだけでは正解も不正解もありません。一歩踏み出すことで切り開ける世界があります。なんでもいいので、ひとつ検証してみてはいかがですか?
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私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
コメント
コメント一覧 (2)
毎回そうなんですが、今回はもっと感動しました!
「世の中の言葉に「絶対」なんてことはあり得ないんです。」
私には救いのような言葉です。
マラソンではほとんどの方が記録を狙いに行かれてますが、トレーニング積んだからと言って絶対に記録が伸びるわけでもなく、今回記録にとらわれずに自分の身体と相談しながら、先生が言われている自分の法則が見つかったような気がします!
私が先生に似てるところが、ある!ある!と感じながら最後まで熟読させていただきました(^^)
似たもの同士ですね。
あるあると感じてもらえるのはとても嬉しいです。