私が執筆している「マイナビ・肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ」も随時更新中。
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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「ケガする」と言われれば、だいたい想像つきますが、「故障する」とは、どんなふうになることでしょう? 大人になって、それも40歳を過ぎてから走り始めた人にとって、故障するということがどんなことを指すのか、分からない人もあるはずです。今日は私なりの考えを書いてみたいと思います。人によっては多少解釈が違っているかもしれませんので、故障経験者は寛大に読み取ってください。
運動により故障するというのは、身体になんらかの異常が現れ、思い通りに動かすことができない状態、違和感もしくは痛みがあり動かせなくなった状態のことです。マラソンでは膝関節を痛める人が多いですよね。筋肉痛も程度によっては故障に入ることもあります。私の整体院には、日々そのような人が来院されます。
何らかの異常や痛みを感じた時、走ってもいいのか、走ってはいけないのか? この判断はとても難しいです。一時的な痛みなのか、そうでないのか? その見極めも難しいです。それらの判断はご自身の経験に基づくことがほとんどだと思います。しかし私の整体院に通われる人は、日常的にメールやLINEを使って私に質問してこられます。こんな痛みが出たけど、これはどういう症状なのか?走ってもいいのか?・・・など。自分の知識では判断できない時は人に尋ねるのが一番です。ネット検索もいいですが、有識者に聞く方が早いし、何よりも確かなアドバイスをもらえることがあります。
「テレビで放送していることはすべて真実である」なんてまさか思ってませんよね? 以前お会いした整形外科の先生も困ってられましたが、「テレビで放送すると翌日には患者が増えて困る。どうでもよい事を大げさにけしかけたり、嘘を言っていたりするので、きちんと確かな情報を放送してほしい。」と言われていました。嘘が多いかどうかはさておき、整形外科の先生がそう言われるには理由があります。「医学的に解明されていることはとても少ないので、テレビで言っていることは、正しいのか間違っているのか、本当のところは分かっていない」という情報がとても多いのです。
何らかの痛みが出た時、安静にした方が良いのか、動いても良いのか?また、冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか? その判断はとても難しいですよね。一般的には、違和感や痛みが出た直後は安静にして冷やす。良くなってきたら温めてゆっくり動かす。ということくらいはきっとみんなご存知でしょう。でも一番知りたいのは、今の自分のこの痛みはどうするべきなのか?ですよね?
結論から言いますと、判断は難しいです。私に尋ねられても困るところです。しかし、私なら聞きます。どんな時にその痛みが出るようになったのか?どうすれば痛みが出るのか?触って熱を持っているのか?腫れていないか?などなど、いろいろ尋ねます。そしてこういう動きをしたときはどうか?などと次々と聞いていきます。それら総合して私はこう思う、私ならこうする、という考えを言います。あなたの身近にそうやって気軽に相談できる人はいますか?今日一番言いたいのはそこです。自分で判断するのが難しい、不安な方は相談できる人を探しておきましょう。さらに絶対知っておいてほしいのがライス処置です。
RICE処置(ライス・しょち)
「Rest」(安静)、「Icing」(冷却)、「Compression」(圧迫)、「Elevation」(挙上―持ち上げておく)の頭文字をとったものでです。これらは医学的な根拠から傷害を負った際に出来る限り患部の炎症や出血を抑えるための方法です。RICE(ライス)処置をすると、痛みや腫れがひどくなるのを防ぐばかりでなく、治りも早くなります。
走った後に何か違和感を覚えたら、真っ先にRICE処置をすることです。「アッと思ったらRICE処置」=それだけで痛みが長引かずに済むこともあります。是非お役立てください。
→「第7回・ストレッチ効果のカギは静止時間にあり!」
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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「ケガする」と言われれば、だいたい想像つきますが、「故障する」とは、どんなふうになることでしょう? 大人になって、それも40歳を過ぎてから走り始めた人にとって、故障するということがどんなことを指すのか、分からない人もあるはずです。今日は私なりの考えを書いてみたいと思います。人によっては多少解釈が違っているかもしれませんので、故障経験者は寛大に読み取ってください。
運動により故障するというのは、身体になんらかの異常が現れ、思い通りに動かすことができない状態、違和感もしくは痛みがあり動かせなくなった状態のことです。マラソンでは膝関節を痛める人が多いですよね。筋肉痛も程度によっては故障に入ることもあります。私の整体院には、日々そのような人が来院されます。
何らかの異常や痛みを感じた時、走ってもいいのか、走ってはいけないのか? この判断はとても難しいです。一時的な痛みなのか、そうでないのか? その見極めも難しいです。それらの判断はご自身の経験に基づくことがほとんどだと思います。しかし私の整体院に通われる人は、日常的にメールやLINEを使って私に質問してこられます。こんな痛みが出たけど、これはどういう症状なのか?走ってもいいのか?・・・など。自分の知識では判断できない時は人に尋ねるのが一番です。ネット検索もいいですが、有識者に聞く方が早いし、何よりも確かなアドバイスをもらえることがあります。
「テレビで放送していることはすべて真実である」なんてまさか思ってませんよね? 以前お会いした整形外科の先生も困ってられましたが、「テレビで放送すると翌日には患者が増えて困る。どうでもよい事を大げさにけしかけたり、嘘を言っていたりするので、きちんと確かな情報を放送してほしい。」と言われていました。嘘が多いかどうかはさておき、整形外科の先生がそう言われるには理由があります。「医学的に解明されていることはとても少ないので、テレビで言っていることは、正しいのか間違っているのか、本当のところは分かっていない」という情報がとても多いのです。
何らかの痛みが出た時、安静にした方が良いのか、動いても良いのか?また、冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか? その判断はとても難しいですよね。一般的には、違和感や痛みが出た直後は安静にして冷やす。良くなってきたら温めてゆっくり動かす。ということくらいはきっとみんなご存知でしょう。でも一番知りたいのは、今の自分のこの痛みはどうするべきなのか?ですよね?
結論から言いますと、判断は難しいです。私に尋ねられても困るところです。しかし、私なら聞きます。どんな時にその痛みが出るようになったのか?どうすれば痛みが出るのか?触って熱を持っているのか?腫れていないか?などなど、いろいろ尋ねます。そしてこういう動きをしたときはどうか?などと次々と聞いていきます。それら総合して私はこう思う、私ならこうする、という考えを言います。あなたの身近にそうやって気軽に相談できる人はいますか?今日一番言いたいのはそこです。自分で判断するのが難しい、不安な方は相談できる人を探しておきましょう。さらに絶対知っておいてほしいのがライス処置です。
RICE処置(ライス・しょち)
「Rest」(安静)、「Icing」(冷却)、「Compression」(圧迫)、「Elevation」(挙上―持ち上げておく)の頭文字をとったものでです。これらは医学的な根拠から傷害を負った際に出来る限り患部の炎症や出血を抑えるための方法です。RICE(ライス)処置をすると、痛みや腫れがひどくなるのを防ぐばかりでなく、治りも早くなります。
走った後に何か違和感を覚えたら、真っ先にRICE処置をすることです。「アッと思ったらRICE処置」=それだけで痛みが長引かずに済むこともあります。是非お役立てください。
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私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |

コメント
コメント一覧 (2)
先生のように親身に聞いていただける整体師がいると思えば、
金儲けが見え見えの方もいらっしゃって患者側の見る目も必要だと
感じたことがありました。
でも実際の痛みは本人しかわからないので、確実な判断と言葉で
伝えないといけないなと常々思っています(逆の立場だったら
どのようにとらえてもらえるだろうと考えながら)
患者側としても聞いてもらいたいならしっかり伝言できるよう
常に自分の身体と向き合っていかないといけないですね。
(良い時の状態と悪い時の状態の違いをわかっておく)
RICE処置(ライス・しょち)は初めて知りました!
ありがとうございます、メモっておきますm(__)m
患者側としての感覚も大事ですね。
ライスぜひ覚えておいて実行してくださいね。