私が執筆している「マイナビ・肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ」も随時更新中。
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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私はトレッドミルで日常的に走ることはありません。しかし何度か走ってみたことあるのですが、ある意味おもしろい機械だと思います。例えば、つま先着地をしてみよう!って思えば次の足運びからすぐできます。一番簡単なのはかかと着地です。もちろんフラット着地もできますが、これが一番難しいと私は思います。また、足音の変化も分かりやすいですし、録画することも可能です。路上で自分のフォームを映像に撮ることは難しいけど、これならすぐできます。ただ、トレッドミルで走ったフォームそのままで路上を走れるとは限りません。なにせ電動ベルトによって走らされていますからね。そこが練習のいる所だと思います。うまく活用すれば、フォーム改善の味方になる器具だと私は考えます。
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私の整体院にはさまざまな方が来院されます。先ほど来院された方は、膝を痛めたという人でした。整形外科で診てもらうと半月板損傷と言われたそうで、今は安静にされています。もちろんランニングもウォーキングもお休みされていて、家の中では杖をついて移動しているそうです。今回お困りだったことは、「アキレス腱付近の筋肉痛」です。これらは膝を痛めたことによる二次的な痛みです。実際触ってみるとふくらはぎの下の方がとても張っていました。
なぜだか分かりますか?
日常的な動作で動かす筋肉とは違うところを使った証拠です。日常の動作はいかにルーティーン化されているか、ということなんです。これが私がこれまで何度も書いてきました「クセ」です。それも筋肉の使い方のクセです。
これまでランニングフォーム改造しようと試みたのになかなか変わらない人っていっぱいいらっしゃると思います。思い出してみてください。フォーム改善を心がけて走った時、今までにない筋肉痛がどこかに発生しましたか? もしなかったのなら、それでは変わることはないでしょう。なぜなら変えようとしているにもかかわらず、ずっと同じ筋肉を使っているからです。フォームが変わるということは、使う筋肉が必ず変わるはずです。そうすると筋肉痛が出てもおかしくないのです。
大事なことなのでもう一度書きます。
フォーム改善を試みても、新しい筋肉痛が発生しなければ、おそらくフォームは変化しない。
思い出してください。足の爪を切り過ぎた時、また足にマメができた時、今までにはない筋肉痛がふくらはぎなどに現れたことあるでしょう? それって小さなキズです。些細なことでもその箇所をかばうように動かすために、今まで使っていなかった筋肉を動かすことになり、新たな筋肉痛が生まれるんです。人の筋肉の使い方のクセとは、知らず知らずのうちに自分なりの使い方を学習し、それが自分の筋肉の使い方のクセとして固まっていくものだと私は考えます。
卓球レッスンをしていてもまったく同じ現象が起こります。ランニングと違って、相手の打ったボールが向かってきますのでここには筋肉の使い方のクセ+条件反射が加わります。これがなかなか厄介です。何度レッスンしても治らない。何度言ってもできない。ゴルフをされている人に聞いた話ですが、素振りは素晴らしいフォームなのに、いざボールを置いて打つとなると、そのフォームができないそうです。これがゴルフの不思議さです。ボールは止まっているのに、ボールがない時とある時ではフォームが変わるそうなんです。卓球ならどんな球が飛んでくるのか分かりませんので、綺麗なフォーム通りに打てないことは容易に想像できますが、ゴルフは本当に不思議です。これらから考えると、ランニングフォームを変えることもすぐにできるものではないでしょう。
ランニングフォームにおいては素振りができません。しかし素振りに近いものがあります。それがトレッドミルではないかと私は思うのです。いわゆるランニングマシンです。電動の力によってベルトが動きます。その上を走る運動です。なんと表現してよいか難しいのですが、走っているというよりは、走らされていると言った方が合っている気がします。
フォーム改善の味方になる器具なぜだか分かりますか?
日常的な動作で動かす筋肉とは違うところを使った証拠です。日常の動作はいかにルーティーン化されているか、ということなんです。これが私がこれまで何度も書いてきました「クセ」です。それも筋肉の使い方のクセです。
これまでランニングフォーム改造しようと試みたのになかなか変わらない人っていっぱいいらっしゃると思います。思い出してみてください。フォーム改善を心がけて走った時、今までにない筋肉痛がどこかに発生しましたか? もしなかったのなら、それでは変わることはないでしょう。なぜなら変えようとしているにもかかわらず、ずっと同じ筋肉を使っているからです。フォームが変わるということは、使う筋肉が必ず変わるはずです。そうすると筋肉痛が出てもおかしくないのです。
大事なことなのでもう一度書きます。
フォーム改善を試みても、新しい筋肉痛が発生しなければ、おそらくフォームは変化しない。
思い出してください。足の爪を切り過ぎた時、また足にマメができた時、今までにはない筋肉痛がふくらはぎなどに現れたことあるでしょう? それって小さなキズです。些細なことでもその箇所をかばうように動かすために、今まで使っていなかった筋肉を動かすことになり、新たな筋肉痛が生まれるんです。人の筋肉の使い方のクセとは、知らず知らずのうちに自分なりの使い方を学習し、それが自分の筋肉の使い方のクセとして固まっていくものだと私は考えます。
卓球レッスンをしていてもまったく同じ現象が起こります。ランニングと違って、相手の打ったボールが向かってきますのでここには筋肉の使い方のクセ+条件反射が加わります。これがなかなか厄介です。何度レッスンしても治らない。何度言ってもできない。ゴルフをされている人に聞いた話ですが、素振りは素晴らしいフォームなのに、いざボールを置いて打つとなると、そのフォームができないそうです。これがゴルフの不思議さです。ボールは止まっているのに、ボールがない時とある時ではフォームが変わるそうなんです。卓球ならどんな球が飛んでくるのか分かりませんので、綺麗なフォーム通りに打てないことは容易に想像できますが、ゴルフは本当に不思議です。これらから考えると、ランニングフォームを変えることもすぐにできるものではないでしょう。
ランニングフォームにおいては素振りができません。しかし素振りに近いものがあります。それがトレッドミルではないかと私は思うのです。いわゆるランニングマシンです。電動の力によってベルトが動きます。その上を走る運動です。なんと表現してよいか難しいのですが、走っているというよりは、走らされていると言った方が合っている気がします。
私はトレッドミルで日常的に走ることはありません。しかし何度か走ってみたことあるのですが、ある意味おもしろい機械だと思います。例えば、つま先着地をしてみよう!って思えば次の足運びからすぐできます。一番簡単なのはかかと着地です。もちろんフラット着地もできますが、これが一番難しいと私は思います。また、足音の変化も分かりやすいですし、録画することも可能です。路上で自分のフォームを映像に撮ることは難しいけど、これならすぐできます。ただ、トレッドミルで走ったフォームそのままで路上を走れるとは限りません。なにせ電動ベルトによって走らされていますからね。そこが練習のいる所だと思います。うまく活用すれば、フォーム改善の味方になる器具だと私は考えます。
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私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
コメント
コメント一覧 (2)
身体の癖にせよどんな癖も、長年積み上げてできた癖なので、
おいそれと簡単に元ある状態に戻るわけはないと思っています。
これも頭のどこかでなんとなくわかっていましたが、
走るようになってから強く感じており、ランニングフォームの改善や
脚の運び方など修正を意識する毎に今まで使ってなかった筋肉が
呼び起こされ、次々と意識したところに筋肉痛が出て
使ってない筋肉って無限にあるな~と感心しっぱなしです。
週一、ジムのトレッドミルで走っていますが、ロードで走ることが
楽しくなってくると、トレッドミルで走ることが苦痛になってます。
ロードの10㎞はあっという間に終わってしまう感覚ですが、
トレッドミルではなかなか進んでない感覚になりがちで、汗も
半端なくかき、疲れ方が全然違います(;一_一)
ただ、傾斜を付けて心肺機能を高めるにはもってこいの道具なので
距離を減らし変化を付けて走っています。
トレッドミルではなかなか進まないですよね~。
路上とは違うので、使い方を考えなくちゃね!