私が執筆している「マイナビ・肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ」も随時更新中。
→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
→「第5回・ストレッチの効果を高めるコツは、力を入れた後のゆっくりした脱力にあり!」
→「第4回・腕の力を抜くと肩こり解消につなげやすい!」
→「第3回・肩こりを腕の上下動だけで吹き飛ばす!」
→「第2回・最短30秒でできるストレッチで仕事の効率化を目指す!」
→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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冷温交代浴(れいおんこうたいよく)というのをご存知でしょうか? 文字を見たらなんとなく察しは付くと思いますが、冷たいと温かいを繰り返す入浴法です。
その具体的な方法として一般的に言われているのは、①一分間水を浴び、②一分間浴槽に浸かり、を繰り返しながら行います。①②・①②・①②・①②・①という繰り返しで最後は水で終わります。必ずしもこの回数でなければならないということでもなく、気持ち良いところで終えてください。
ところが、季節によって温度が違いますよね。とくに水の温度が違います。夏ならばもっと冷たい方が気持ちいいのにと感じるでしょうし、冬ならば水を浴びるなんてとんでもない、凍りつきそうになります。浴槽の温度設定も夏と冬では多少違うでしょう。
実際に私もこの一般的な方法でやってみましたが、季節による感覚の違いがあまりにも大きいです。この方法は、冬ならかなり効果的と私は感じました。ただ、冬の真水を全身に浴びるのはかなり危険ですので、お腹部分だけを避けて足から徐々にかけていくようにしながら、サッサッと最初はかけるようにしています。そして浴槽の温度を追い炊きして少し温度を上げておくと効果がはっきり現れます。
真冬の場合、水道水の温度が6~7度、浴槽の温度が41度くらいです。きちっと計測したわけではありませんので感覚的な数字ですが、だいたいこんなもんだと思います。だから真水をそのままかぶるのには勇気がいりますので、少しお湯を足して、15~16度くらいにすると浴びやすいです。
ただ、水とお湯の温度差が大きければ大きいほど効果は大きい気がしています。単に気がしているだけかもしれないのですが、気持ち良いことは確かです。真冬の温度差では35度くらい、お湯を少し足した時で26度くらいです。
これが真夏で考えてみると、水道水の温度が25度くらいあります。浴槽の温度が41度としてもその差はたった16度しかありません。だから水がもっと冷たければ気持ち良いのにと感じるのでしょう。気温も高いし浴槽に浸かるなんてとんでもない、と夏はシャワーだけの人も多いことと思います。とくにランニングしていますと、走った後にシャワーすることが多いので、ゆっくり浴槽に浸かることが私の場合ほとんどありません。
ということで、前回の50度のお湯の話を今回のことにミックスして私は実行しています。これがなかなか気持ち良いので今回お知らせしようと考えました。
結局は簡単なことなんです。
冬:水6度~16度、お湯41度として、差が35度~25度
夏:水25度、お湯41度として、差が16度
夏は水道水の温度を家庭で下げることができませんので、逆にお湯の温度を上げることにしました。それが50度です。水25度、お湯50度として、差が25度になります。いかがですか?冬の温度差と同じになりましたよね。ただ、実際には50度のお湯は熱すぎてやけどする寸前です。なので私は48度設定です。①25度の水、②48度のお湯、①②、①②、①②、最後は熱いお湯で終わります。水で終わることを最初していましたが、熱いお湯で終わった方が私は気持ち良いと感じたからです。
本来、冷温交代浴というのは、水道水のシャワーと浴槽に溜めたお湯の繰り返しの入浴法です。冬はそれで良いのですが、夏はシャワーだけで済ます私にとって、シャワーだけで冷温交代をするための温度設定です。やってみると、細胞がミシミシと活性化するのがわかります。このミシミシという表現は私独自ものですが、皮膚直下の細胞がミシミシと動いているのが分かるんです。だから前回の記事では、筋膜リリースができるのではないかと書いたわけです。(前回の記事→シャワーで筋膜リリースができるのか?)最初の頃は、全身シャワーしていましたが今では下半身だけに行っています。
逆のパターンを実は最初やっていました。バケツに氷を入れて水を溜めておくのです。そうすると水道水25度の温度から、氷水10度~15度くらいにはできます。これで48度のお湯との温度差冷温シャワーを行うと最強です。しかし毎日氷をたくさん用意することが困難です。トップランナーの練習後には、大きなバケツに入れた氷水に下半身浸かるのを見たことありますが、家庭で自分だけのために毎回するのは現実的ではありませんよね。家庭では、せいぜい膝下くらいに限られてしまいますからね。
さて、表題の「夏こそ冷温交代浴」ということですが、夏は冷房と日射しの温度差で自律神経が乱れると言われています。この乱れを整えるためにお勧めされているのが冷温交代浴だそうです。なんだか良さそうだと思って私もやってみました。そして私流に改善したわけです。今回ご紹介しました方法はあくまでも私の法則です。すべての人に合うとは思いませんので、実行する時はくれぐれも各自の責任において行ってくださいね。
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→「第6回・20秒キープすると改善効果が高まる」
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→「第1回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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冷温交代浴(れいおんこうたいよく)というのをご存知でしょうか? 文字を見たらなんとなく察しは付くと思いますが、冷たいと温かいを繰り返す入浴法です。
その具体的な方法として一般的に言われているのは、①一分間水を浴び、②一分間浴槽に浸かり、を繰り返しながら行います。①②・①②・①②・①②・①という繰り返しで最後は水で終わります。必ずしもこの回数でなければならないということでもなく、気持ち良いところで終えてください。
ところが、季節によって温度が違いますよね。とくに水の温度が違います。夏ならばもっと冷たい方が気持ちいいのにと感じるでしょうし、冬ならば水を浴びるなんてとんでもない、凍りつきそうになります。浴槽の温度設定も夏と冬では多少違うでしょう。
実際に私もこの一般的な方法でやってみましたが、季節による感覚の違いがあまりにも大きいです。この方法は、冬ならかなり効果的と私は感じました。ただ、冬の真水を全身に浴びるのはかなり危険ですので、お腹部分だけを避けて足から徐々にかけていくようにしながら、サッサッと最初はかけるようにしています。そして浴槽の温度を追い炊きして少し温度を上げておくと効果がはっきり現れます。
真冬の場合、水道水の温度が6~7度、浴槽の温度が41度くらいです。きちっと計測したわけではありませんので感覚的な数字ですが、だいたいこんなもんだと思います。だから真水をそのままかぶるのには勇気がいりますので、少しお湯を足して、15~16度くらいにすると浴びやすいです。
ただ、水とお湯の温度差が大きければ大きいほど効果は大きい気がしています。単に気がしているだけかもしれないのですが、気持ち良いことは確かです。真冬の温度差では35度くらい、お湯を少し足した時で26度くらいです。
これが真夏で考えてみると、水道水の温度が25度くらいあります。浴槽の温度が41度としてもその差はたった16度しかありません。だから水がもっと冷たければ気持ち良いのにと感じるのでしょう。気温も高いし浴槽に浸かるなんてとんでもない、と夏はシャワーだけの人も多いことと思います。とくにランニングしていますと、走った後にシャワーすることが多いので、ゆっくり浴槽に浸かることが私の場合ほとんどありません。
ということで、前回の50度のお湯の話を今回のことにミックスして私は実行しています。これがなかなか気持ち良いので今回お知らせしようと考えました。
結局は簡単なことなんです。
冬:水6度~16度、お湯41度として、差が35度~25度
夏:水25度、お湯41度として、差が16度
夏は水道水の温度を家庭で下げることができませんので、逆にお湯の温度を上げることにしました。それが50度です。水25度、お湯50度として、差が25度になります。いかがですか?冬の温度差と同じになりましたよね。ただ、実際には50度のお湯は熱すぎてやけどする寸前です。なので私は48度設定です。①25度の水、②48度のお湯、①②、①②、①②、最後は熱いお湯で終わります。水で終わることを最初していましたが、熱いお湯で終わった方が私は気持ち良いと感じたからです。
本来、冷温交代浴というのは、水道水のシャワーと浴槽に溜めたお湯の繰り返しの入浴法です。冬はそれで良いのですが、夏はシャワーだけで済ます私にとって、シャワーだけで冷温交代をするための温度設定です。やってみると、細胞がミシミシと活性化するのがわかります。このミシミシという表現は私独自ものですが、皮膚直下の細胞がミシミシと動いているのが分かるんです。だから前回の記事では、筋膜リリースができるのではないかと書いたわけです。(前回の記事→シャワーで筋膜リリースができるのか?)最初の頃は、全身シャワーしていましたが今では下半身だけに行っています。
逆のパターンを実は最初やっていました。バケツに氷を入れて水を溜めておくのです。そうすると水道水25度の温度から、氷水10度~15度くらいにはできます。これで48度のお湯との温度差冷温シャワーを行うと最強です。しかし毎日氷をたくさん用意することが困難です。トップランナーの練習後には、大きなバケツに入れた氷水に下半身浸かるのを見たことありますが、家庭で自分だけのために毎回するのは現実的ではありませんよね。家庭では、せいぜい膝下くらいに限られてしまいますからね。
さて、表題の「夏こそ冷温交代浴」ということですが、夏は冷房と日射しの温度差で自律神経が乱れると言われています。この乱れを整えるためにお勧めされているのが冷温交代浴だそうです。なんだか良さそうだと思って私もやってみました。そして私流に改善したわけです。今回ご紹介しました方法はあくまでも私の法則です。すべての人に合うとは思いませんので、実行する時はくれぐれも各自の責任において行ってくださいね。
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私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
コメント
コメント一覧 (2)
前回のお話がこのお話のプロローグ的なものだったのですね。
冷温交代浴は知っており、お肌にもいいそうです。
今年の酷暑では本当に自律神経がおかしくなりそうな気がしています。
(実際にそういう方も目にしていますので)
この方法や他の方法もその人その人に合う合わないがあるので、難しいところですね~。
はい、自分の合う方法を見つける、作り出す、
それが自分の法則を作ることです。
合う合わないはみんなにありますからね。