私が執筆しています。「マイナビ・オフィスワーカー向けの肩こり解消ストレッチ」は映像付きです。
→肩こり解消を目指すストレッチを動画で学ぶ「第一回・いすに座ったままの楽々ストレッチ」
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4月から新しい生活が始まった人もあることでしょう。新年度、新学期、新社会人・・・など、そして引っ越しされた人も多いことでしょう。寒さもなくなり「よ~し、これから走るぞう!」って決めたのに、もう三日坊主状態の人もあるでしょう。今日はそんな三日坊主の人のために私からのアドバイスを書きますね。
■悪魔と友達になる
「よし、走ろう!」と決意して走り始めたのはいいのだけれど、私は10分間走り続けることができませんでした。頭の中で悪魔がささやくんです。「なにやってるの?そんなしんどいことやめちまいな!」ってね。「うんうん、わかるわかる」って思われた経験者も多いはずです。そうなんです。最初はみんなそんな状態からスタートしているんです。だから悪魔のささやきが聞こえたら「いらっしゃ~い!」って悪魔に声をかけてみましょう(笑) いや事実、本当にそんな軽い気持ちでいいんですよ。
「これから毎日ちゃんと走ろう!」って目標決めませんでした? でもこれが三日坊主にしてしまう原因でもあると私は考えています。毎日走らなくてもいいんですよ。雨の日はお休み。お酒飲んだらお休み。仕事で疲れたらお休み。そんな気楽さでいいんです。
■学生時代の感覚のまま身体が動くと危険
学生時代に運動部だったか否かで、身体の作りもとらえ方も変わってきます。例えば中学時代に運動部だった人は、その時の感覚を身体が覚えているもんだから、走ろうとした時に同じ感覚で身体を動かしてしまうことがとても多いんです。これがまた三日坊主の原因にもなります。中学生の時と身体も年齢も違うんだから、今の年齢に応じたランニングを心がけることが大切です。
■歩く速度で走る
「無理せず自分のペースで焦らずゆっくり」と言われても、最初は「そんなことくらい分かってるよ」って思うんですが、実は分かってないんですよね。最初は短い時間で良いので、ゆっくり走ってみてほしいです。ところがこのゆっくりがなかなかできないんです。ゆっくりと言われても、どんな速度なのか漠然としていますよね。最初っから陸上競技場内で練習を始めていく人はおそらく少ないでしょう。路上、歩道、公園、河川敷、というところから始めることと思います。となると、歩いている人や自転車など、障害物もあります。でもランニングするんだから、歩くより速度は速いですよね。ここが三日坊主になってしまう原因の一つです。最初は前を歩く人と同じ速度でランニングしてみましょう。そう、スローランニングです。このスローランニングから始めると続きやすいことが分かったんです。
今の私だからそう言えるのですが、実は私はスローランニングからではなく、そこそこの速度で走り始めてしまいました。最初からスローでいいんだと知っていたら、きっともっと楽に走り続けることができたことでしょう。何度も挫折して、やめようと思ったことも何度あるか分かりません。それにランニング本を買って」読んだのはいいけれど、何一つできないので自分にイヤ気がさしてしまいました。
■最初はランニング本はいらない
まず背筋をピンと伸ばして天からひもで吊るされているイメージで、腰を高くあごを引いて・・・なんてことが一ページ目から書いてあって、走る以前の姿勢そのものができなくてすぐに挫折しました。本を一通りめくってみると、練習メニューが書いてあったのですが、到底自分にはこなせることのできない内容でしたから、「自分には無理だわ」とすぐに諦めてしまったのもよく覚えています。それが約8年前のことです。
「道具から入る人」って言葉がありますよね。何を始めるにしても、一通り道具を揃えてからじゃないと始められない人。その気持ちよく分かります。どちらかというと私もその部類です。でも長続きするのかどうかも分からなかったので、ランニングに関しては適当な道具から私はスタートしていました。まず、近所の靴屋さんで5000円くらいのシューズを買いました。当時は何を選んだからいいのかまったく知りませんでしたし、速度や目標に応じて選ぶシューズが違うことすら知りませんでした。とにかく価格第一です。履き心地もよく分からないまま買いました。価格の次は色や見た目でした。ランニングウォッチも持ちませんし、ウエアもいい加減なもので始めました。そう、最初はシューズさえあればとりあえず始められます。
■続けるためには理屈より視覚
最初はとにかくあまり考えずに、まず走ってみる。しかも歩く速度です。フォームなんていい加減でもいいです。まず10分走れるようになりましょう。また、走る気持ちになれなかった場合は、ウォーキングでもかまいません。それらをいつもよく見るカレンダーに印を入れていきましょう。
今の私だからそう言えるのですが、実は私はスローランニングからではなく、そこそこの速度で走り始めてしまいました。最初からスローでいいんだと知っていたら、きっともっと楽に走り続けることができたことでしょう。何度も挫折して、やめようと思ったことも何度あるか分かりません。それにランニング本を買って」読んだのはいいけれど、何一つできないので自分にイヤ気がさしてしまいました。
■最初はランニング本はいらない
まず背筋をピンと伸ばして天からひもで吊るされているイメージで、腰を高くあごを引いて・・・なんてことが一ページ目から書いてあって、走る以前の姿勢そのものができなくてすぐに挫折しました。本を一通りめくってみると、練習メニューが書いてあったのですが、到底自分にはこなせることのできない内容でしたから、「自分には無理だわ」とすぐに諦めてしまったのもよく覚えています。それが約8年前のことです。
「道具から入る人」って言葉がありますよね。何を始めるにしても、一通り道具を揃えてからじゃないと始められない人。その気持ちよく分かります。どちらかというと私もその部類です。でも長続きするのかどうかも分からなかったので、ランニングに関しては適当な道具から私はスタートしていました。まず、近所の靴屋さんで5000円くらいのシューズを買いました。当時は何を選んだからいいのかまったく知りませんでしたし、速度や目標に応じて選ぶシューズが違うことすら知りませんでした。とにかく価格第一です。履き心地もよく分からないまま買いました。価格の次は色や見た目でした。ランニングウォッチも持ちませんし、ウエアもいい加減なもので始めました。そう、最初はシューズさえあればとりあえず始められます。
■続けるためには理屈より視覚
最初はとにかくあまり考えずに、まず走ってみる。しかも歩く速度です。フォームなんていい加減でもいいです。まず10分走れるようになりましょう。また、走る気持ちになれなかった場合は、ウォーキングでもかまいません。それらをいつもよく見るカレンダーに印を入れていきましょう。
△印はウォーキングした日、○印はランニングした日。
カレンダーに印を入れていくと、身体を動かした日がすぐ分かります。三日坊主になっていることも目で確認できますよね。今の時代、スマホやアプリがありますからついつい使いたくなるんですが、私はこんなアナログから始める方が長続きすると思います。現に私はこれで走り続けることができるようになりました。この後、1000円のストップウォッチ付きの腕時計を買ったので、トレーニングした時間をこのカレンダーに書きこむようにしていきました。△印の上に20とか、○印の上に10などと、活動時間を書き入れたのです。そうすることでより一層何をどれだけやったかが分かるようになりました。「そんなのアプリでできるじゃない!」って思われた方、それで長続きするのならどうぞやってみてください。続かないのならアナログをお勧めします。
■継続できていることを目で見て楽しむ
お天気の良い日に景色のよい場所でランニングすると、とても気持ちが良いもんです。その気持ちが分かれば、続きやすくなります。使命感や強制的になんて考え方で走ろうとしても、ぜんぜん楽しくないので三日坊主になりやすいです。大会に出るという目標を置くことも必要ですが、それよりも先にカレンダー記録で目で見て身体を動かしたことを楽しめるようになることが先決だと私は考えます。どうぞ、無理なく気楽な気持ちでランニングをスタートさせてくださいね。
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私の著書です
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
コメント
コメント一覧 (2)
勉強も視覚だけでなく、実際に文字や図を描くことで更に記憶力が増し、実際に中学から試験勉強時には書いて覚えていました(^^)v
ペーパーレスを提唱している企業などがありますが、書かないと覚えられない私には苦痛でしかありません。(買い物も必要な物をメモって行かないと買い忘れがあります^_^;)
先生のように書き留めておくと、以前行っていたことの記憶も呼び起こされ、脳にいい刺激になりますね!
その通りですね。
書きとめていくという単純なことが、
なかなか難しいのも現実。