唐突に質問です。走っている途中に「身体のどこかに違和感や痛みを感じたのに、しばらく走っていると無くなった」という経験はあるでしょうか?おそらくほぼ100%の人が「ある」と答えるでしょう。それはなぜか分かりますか? 実は私は分かりません。「なんでやねん!」と、ツッこまれそうですね(笑) それなら聞くな、書くな、とも言われそうですので、一応私なりの考えを書いてみます。間違っているかもしれませんので適当に読んでください。

■痛みとは身体からのお知らせ信号

まず「痛み」とは何か?それを考える必要がありますよね。歯が痛い、胸が痛い、膝が痛い、頭が痛い・・・いろんな痛みがあります。難しい専門用語は別として、痛みとは身体が感じたなんらかの信号であることは間違いないはずです。例えば車の場合、何らかのトラブルが起こるとアラームが鳴ったり動かなくなったりします。これは電気信号で異常を知らせたり、安全のために動作を変化させる機能が付いているからです。ところが人間の場合、機械のようにはっきりした検知やお知らせ機能がないため、異常信号が何なのかわからないことが多いのです。

実際に、疲れが溜まると歯が痛くなったり、長時間、水を飲まなければ頭が痛くなったりします。しかしそれらの痛みは必ずこれだということではありません。はっきりしたコンピュータープログラムであれば、この時はこれが異常ですという信号があるでしょうが、人間の痛み信号の原因は無数にあるため、あるいは複合していることも多いため、特定することが困難です。だから多種多様な検査器具が生まれているのだと思います。

■違和感があったのに、実際には何もなっていない

さて今問題にしたいのは病気のことではなく、ランニング途中に唐突に起こる痛みのことです。先日こんなことがありました。ランニングを一緒にしている人が途中で「靴下がヨレてきて直したいので止まる」と言われたのです。この人の場合、「親指の辺りに靴下の生地が重なってきて足裏に当たるようになったので直したい」ということでした。シューズを脱ぐ直前に「ゆっくりシューズを脱いで靴下を触らずどんな風になっているか確認してほしい」と、私は言いました。言われた通りゆっくりシューズを脱いで驚かれました。なんと、何にもなっていないのです。靴下はヨレてなかったんです。

私は以前、親指の下に小さな砂利のような小粒を感じたことがあります。止まってゆっくりシューズを脱いでも何も出てきません。靴下を脱いでも何も出てきません。ようするに何も入ってなかったんです。それでもう一度履き直して走り始めるとまた小粒を感じるんです。実は私がこれを感じた頃が、自分のランニングフォームがおかしくなっていく始まりの時期でもありました。

■小さな違和感や痛みの記録を残す

その先の話はまた別な機会に書くとして、今はこれらの違和感が何なのか?ということを書いてみます。結局何もなっていなかったんだから「気のせい」ということになりますよね。しかしそう短絡的に考えるのはちょっと問題ありなんです。気のせいや勘違いなのではなく、何かが起こっている証の信号でもあるんです。その何かを突き止めない限り、また発生します。止まらず走り続けていると、その違和感はなくなる場合もあります。なくなると走り終えた時には忘れていることもあるでしょう。私が言いたいのは、このような小さな違和感であっても気にしてほしいのです。具体的には、ジョグノートに違和感や痛みの記録を残すのが有効です。後々、その違和感が大きな痛みになっていた時、いつから感じていたのか、どう感じていたのか、どう思いどう対処したのか、いろんなことを読み返すことで発見することがあります。

■痛み周辺のストレッチが有効

実は「神経のいたずら」や「神経の誤作動」ということも中にはあるのです。あるいは筋肉の使い方の偏りや使い過ぎに対するイエローカードなのかもしれません。原因ははっきりしませんが、何らかの違和感を感じた場合、その違和感のある周辺の筋肉をストレッチしてください。即効性のある対処方法の一つです。ランニング途中に痛みが出たのにしばらくするとなくなるのは、痛みを感じた周辺の筋肉や神経に何らかの異常が発生したけど、走っている途中に筋肉の使い方が変わることで痛みがなくなったのかもしれません。意図的に筋肉の使い方を変えていなくても、走り続けていることで筋肉への負担が少しずつ変化していますので、その変化がたまたま違和感をなくす方へ動いただけなのかもしれません。

■日々の小さなキズがそのうち大変なことになるかも!

私にはハッキリした答えは持ち合わせませんが、実際にこんなことがあります。走り始めには膝が痛くなるけど、しばらく走っていると痛みがなくなるという人。これは膝関節やその周辺の筋肉がまだ温まっていないことでギクシャクしてしまい痛みを発生させますが、しばらく走っているうちに筋肉が温まってくることでスムーズな動きをすることができるため痛みがなくなると私は考えています。ではそれはそれで良いのか、と言えばそれは間違いです。関節や筋肉が温まっていない時に走り始めることで小さな傷を少しずつ付けて行く可能性があります。そのキズが大きくなったり、季節や負荷によっていつもより急激にキズに負担がかかった場合、取り返しのつかない痛みが発生し、故障してしまうことも考えられます。

だからこそ、日頃の小さな違和感や痛みをしっかり記録に残しておくことが将来の自分のためにとても役立つことになると私は信じています。
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