「第13回観光ラン・奈良名所巡りエンジョイランニング~案山子ロードから稲渕の棚田と彼岸花」を開催しました。今回のコースは、明日香村・稲渕の棚田が一年で一番賑わう日、「彼岸花祭り」に合わせて実施しましたので、観光客がとても多くて近鉄・飛鳥駅から続々と人が出てきます。駅前ではテントやのぼりを立ててイベントのパンフレットを渡す人が説明してくれますが、あいにく私たちは「走りますので」バスにも乗らずウォーキングの人たちとはちょっと違います。
参加者19名、私を入れると20名です。軽く挨拶、ストレッチして記念撮影してからスタート。観光客が行かれる方向とは逆方向へ出ます。案の定、誰もいなくて「岩屋山古墳」「マルコ山古墳」では誰にも出会いません。
マルコ山古墳は上まで登れます。
その後、反対方向から飛鳥駅へ戻り、飛鳥歴史公園の北側から入り高松塚古墳を目指します。
高松塚古墳は上れませんので、前で記念撮影。クッキリとしたUFOが私は好きです(笑)
明日香地区の果樹園の中を通り抜けて朝風峠を目指すのですが、「今日はここで頑張っておかんと、もう頑張るとこないよ!」という言葉をかけると、そこそこの上り坂をしっかり走っていく人多数。「上りきったところで待っててくださいね」と言って、歩く人とおしゃべりしながら上りきりました。朝風峠の下りが「案山子ロード」と呼ばれるところで、今回のメイン会場。稲淵の棚田は、緑と赤のコントラストが鮮やかで、絵に描きたくなるような(私は描けませんが)田園風景が広がります。また、案山子コンテストも行われるほどたくさんのオリジナル案山子が立ち並びます。
棚田の間を案山子ロードが通り、カメラを持った観光客多数。
今年の巨大案山子は「忍者」、約6mあるそうです。
稲淵の棚田ではしばし自由行動として各自写真を撮ったり、出店で食べたり飲んだりと、ランニングを忘れて観光客と化していきます。それにしても最近の高齢女性は大きな望遠レンズ付きの一眼レフカメラを持っている人増えましたよね。下見に行った時も、昭和10年生まれだという人に出会いましたが、重そうなカメラ持ってられました。デジタルですからカメラの趣味を持つと必然的にパソコンも触ることになるので「認知症予防にいいのよ」と笑ってられました。
これから稲が黄金色に輝くと彼岸花の赤色とのコントラストもまた綺麗なことと思います。来年は田植えする前の水を張った時にも通ってみたいと思いました。大阪から毎週写真を撮りに来ているという男性は「年中いろんな景色が楽しめるよ」と、これまでに撮影した写真を見せてくれました。桜の時期もとても綺麗に撮れていました。待ち合わせの橋へ行くと先に着いた人が川を眺めていました。その上には「男綱(おづな)」がぶら下がっています。飛鳥川をつたい疫病が入りこまないようにするための綱掛神事ですが、気付かなかった人もいることでしょう。
男綱の下で、ストレッチ娘!
ランナー+稲+彼岸花=のどかさ抜群!
飛鳥川の飛び石を軽くジャ~ンプ!
稲淵の棚田の中を通り抜けて、展望台へ。今通ってきた案山子ロードを歩く人が小さく見えます。車は一方通行になっていて、車社会だけど今日は歩行者優先。もちろんランナーも。棚田を見る角度が変わると、境目がくっきりとしていて、その間に彼岸花が咲いています。モグラやノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、彼岸花の毒性のある球根が防ぐそうです。また、彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするためでもあるらしい。ちゃんと理由があるのね。と、現場では分からなかったことを帰って来てから調べました。
稲淵の棚田の展望台から見た風景。パノラマ写真じゃないと入りきりませんね。
のんびり棚田を楽しんだ後は、本日最初の給食「古代米のおにぎりへ行こう!」と言うと、一気にみんな元気になって足が軽やかになりました。と言ってものんびり歩いて観光してきただけだから、疲れてる人はいないですけどね。ここから約1kmなんですが、その前に祝戸地区にある「マラ石」を見て、石舞台古墳横のレストランに到着。エンジョイランニングは休憩ばっかり(笑)ですが、ここで25分休憩。ここでもお祭りなので出店もあり、おにぎりだけでは足りない人は焼きそば買ったり、ソフトクリーム食べたり。→農村レストラン夢市茶屋のWEB 古代米というのは、2400年前から伝わってきているお米らしいです。すごいね!
20人のシューズ。ひとりだけつま先に髭生えてます(笑)わかるかな?
今回は石舞台古墳には入らず、上から見下ろすロケーションを選択しました。
これまで何度も飛鳥へきていますが、石舞台古墳を見下ろせる所があることに気付いたのはヒットでした。観光客でも知らずに通り過ぎて行きます。見る角度が変わるだけで印象がずいぶん変わりますよね。この場所でスケッチしている人がいましたが、描きたくなる気持ちよく分かります。私も描けるようになりた~い!
さてここからが今回の「キョウイチ!」一番にお勧めしたいビューポイントへ皆さんをお連れしましょう!ということで、上り坂です。皆さん元気だからしっかりと走って上っていきます。でも数百メートルなのであっという間に到着。急坂なので走ってる人と歩いている人の速度はあんまり変わりません。「マラソン当日は、歩いた方が得ですか?」という質問が・・・。もし歩いている人より走っている自分が遅かったとしても、「歩いてない」という意識がそこにはあり、その気持ちが先へ押してくれることと思います。最初から上り坂は歩くと決めて参加するのもアリですが、「何があっても絶対歩かない」と決めて参加すると「あきらめない気持ち」を高く保てると思います。
高いところから見下ろす棚田、これこそが原風景だと思います。
こここそパノラマ写真で撮りたかったんですが、今年カメラを買い替えた時、買った後にその機能が付いていないことに気付き、残念ながら普通のカットです。この写真には入っていませんが、右奥には先ほど通ってきた案山子ロードや稲淵の棚田が見えていました。稲淵より高い所まで上がってきていますので、家々が小さく、遠くの山々がしっかり見え、目の前の広がりの爽快感、絶景感が比じゃないくらい大きいです。ここもまた絵を描きたくなります。雪が積もったら綺麗かも?そう思えました。とにかく明日香は一年中、いろんな景色を見せてくれることと思います。そう景色という色がきっと季節ごとに心を和やかにしてくれることでしょう。
参加者19名、私を入れると20名です。軽く挨拶、ストレッチして記念撮影してからスタート。観光客が行かれる方向とは逆方向へ出ます。案の定、誰もいなくて「岩屋山古墳」「マルコ山古墳」では誰にも出会いません。
マルコ山古墳は上まで登れます。
その後、反対方向から飛鳥駅へ戻り、飛鳥歴史公園の北側から入り高松塚古墳を目指します。
高松塚古墳は上れませんので、前で記念撮影。クッキリとしたUFOが私は好きです(笑)
明日香地区の果樹園の中を通り抜けて朝風峠を目指すのですが、「今日はここで頑張っておかんと、もう頑張るとこないよ!」という言葉をかけると、そこそこの上り坂をしっかり走っていく人多数。「上りきったところで待っててくださいね」と言って、歩く人とおしゃべりしながら上りきりました。朝風峠の下りが「案山子ロード」と呼ばれるところで、今回のメイン会場。稲淵の棚田は、緑と赤のコントラストが鮮やかで、絵に描きたくなるような(私は描けませんが)田園風景が広がります。また、案山子コンテストも行われるほどたくさんのオリジナル案山子が立ち並びます。
棚田の間を案山子ロードが通り、カメラを持った観光客多数。
今年の巨大案山子は「忍者」、約6mあるそうです。
稲淵の棚田ではしばし自由行動として各自写真を撮ったり、出店で食べたり飲んだりと、ランニングを忘れて観光客と化していきます。それにしても最近の高齢女性は大きな望遠レンズ付きの一眼レフカメラを持っている人増えましたよね。下見に行った時も、昭和10年生まれだという人に出会いましたが、重そうなカメラ持ってられました。デジタルですからカメラの趣味を持つと必然的にパソコンも触ることになるので「認知症予防にいいのよ」と笑ってられました。
これから稲が黄金色に輝くと彼岸花の赤色とのコントラストもまた綺麗なことと思います。来年は田植えする前の水を張った時にも通ってみたいと思いました。大阪から毎週写真を撮りに来ているという男性は「年中いろんな景色が楽しめるよ」と、これまでに撮影した写真を見せてくれました。桜の時期もとても綺麗に撮れていました。待ち合わせの橋へ行くと先に着いた人が川を眺めていました。その上には「男綱(おづな)」がぶら下がっています。飛鳥川をつたい疫病が入りこまないようにするための綱掛神事ですが、気付かなかった人もいることでしょう。
男綱の下で、ストレッチ娘!
ランナー+稲+彼岸花=のどかさ抜群!
飛鳥川の飛び石を軽くジャ~ンプ!
稲淵の棚田の中を通り抜けて、展望台へ。今通ってきた案山子ロードを歩く人が小さく見えます。車は一方通行になっていて、車社会だけど今日は歩行者優先。もちろんランナーも。棚田を見る角度が変わると、境目がくっきりとしていて、その間に彼岸花が咲いています。モグラやノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、彼岸花の毒性のある球根が防ぐそうです。また、彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするためでもあるらしい。ちゃんと理由があるのね。と、現場では分からなかったことを帰って来てから調べました。
稲淵の棚田の展望台から見た風景。パノラマ写真じゃないと入りきりませんね。
のんびり棚田を楽しんだ後は、本日最初の給食「古代米のおにぎりへ行こう!」と言うと、一気にみんな元気になって足が軽やかになりました。と言ってものんびり歩いて観光してきただけだから、疲れてる人はいないですけどね。ここから約1kmなんですが、その前に祝戸地区にある「マラ石」を見て、石舞台古墳横のレストランに到着。エンジョイランニングは休憩ばっかり(笑)ですが、ここで25分休憩。ここでもお祭りなので出店もあり、おにぎりだけでは足りない人は焼きそば買ったり、ソフトクリーム食べたり。→農村レストラン夢市茶屋のWEB 古代米というのは、2400年前から伝わってきているお米らしいです。すごいね!
20人のシューズ。ひとりだけつま先に髭生えてます(笑)わかるかな?
今回は石舞台古墳には入らず、上から見下ろすロケーションを選択しました。
これまで何度も飛鳥へきていますが、石舞台古墳を見下ろせる所があることに気付いたのはヒットでした。観光客でも知らずに通り過ぎて行きます。見る角度が変わるだけで印象がずいぶん変わりますよね。この場所でスケッチしている人がいましたが、描きたくなる気持ちよく分かります。私も描けるようになりた~い!
さてここからが今回の「キョウイチ!」一番にお勧めしたいビューポイントへ皆さんをお連れしましょう!ということで、上り坂です。皆さん元気だからしっかりと走って上っていきます。でも数百メートルなのであっという間に到着。急坂なので走ってる人と歩いている人の速度はあんまり変わりません。「マラソン当日は、歩いた方が得ですか?」という質問が・・・。もし歩いている人より走っている自分が遅かったとしても、「歩いてない」という意識がそこにはあり、その気持ちが先へ押してくれることと思います。最初から上り坂は歩くと決めて参加するのもアリですが、「何があっても絶対歩かない」と決めて参加すると「あきらめない気持ち」を高く保てると思います。
高いところから見下ろす棚田、これこそが原風景だと思います。
こここそパノラマ写真で撮りたかったんですが、今年カメラを買い替えた時、買った後にその機能が付いていないことに気付き、残念ながら普通のカットです。この写真には入っていませんが、右奥には先ほど通ってきた案山子ロードや稲淵の棚田が見えていました。稲淵より高い所まで上がってきていますので、家々が小さく、遠くの山々がしっかり見え、目の前の広がりの爽快感、絶景感が比じゃないくらい大きいです。ここもまた絵を描きたくなります。雪が積もったら綺麗かも?そう思えました。とにかく明日香は一年中、いろんな景色を見せてくれることと思います。そう景色という色がきっと季節ごとに心を和やかにしてくれることでしょう。
高台から一気に下り、石舞台古墳横を通り過ぎて裏側へ出ます。飛鳥川を右目に田園風景が広がる中を走っていくと「橘寺」に到着。ここは聖徳太子の生誕の地とされている寺です。中には入らず裏から覗き見て失礼します。
橘寺を後にして田んぼの中を駆け抜けます!(左後ろに見えている建物が橘寺)
皆さんの足がまた軽やかになった理由は、すぐ先にある第2の給食ポイント、石田商店の明日香村オリジナルのジェラートです。数種類の味があるのに圧倒的人気だったのが「あすかルビー」。やっぱりね!だって明日香だもんね。→明日香路 旅の駅 石田商店 「飛鳥ブランド」に認定された、明日香村の野菜や果物をふんだんに使ったジェラートです。私は下見に行った時すでにあすかルビーを食べているので、今回はみかんを選びましたが、酸味は控え目で甘かったです。
いよいよラストランへ、と言いたいところでしたが、亀石の隣のお店で参加者の一人が「マスカット一房100円ですって」と。なんとそれは安い。巨峰も100円。どっちも買おう!ひとり3~4粒ずつしかないけど分けあって食べました。甘かったね~!
亀のような形をしているので亀石。誰が何の目的で作ったのでしょう?いろんな説があるけど、目的なく遊びで作っただけかも?だってかわいいんだもん!
採れたてのマスカットと巨峰
鬼の俎・鬼の雪隠(おにのまないた・おにのせっちん)、吉備姫王墓を見て飛鳥駅へもうちょっと、というところでまた彼岸花がとてもたくさん咲いている田んぼ発見!反対から見たらきっと綺麗でしょうね!ということで反対側へ回ってみました。
この写真を撮るためだけに少し遠回り。自転車がのどかさを演出してくれました。知らない人ですけど(笑)
飛鳥は日本の原風景と言われますが、まだまだ1年通してすべての季節を見ていません。季節ごと、名所ごとにいろんな色があるのでこれからもまた訪れたいと思います。私のイベントに参加される方は、遠くから来られる人がとても多いです。ランニングで奈良観光するわけですが、名所が多すぎて止まる時間が多すぎです(笑) 歩いてもあんまり時間変わらないんじゃない?という声もありますが(笑)、次回も走ります。私のイベントには5km走れる人なら参加できます。長時間、外で遊んでいるだけのことです。お気軽に参加してくださいね。
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参加者DATA
男性9名、女性10名(松阪市、桑名市、福知山市、三田市、宝塚市、伊丹市、高槻市、寝屋川市、枚方市、大阪市、京田辺市、京都市、宇陀市、吉野町、奈良市、から参加されています)
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走行DATA
TOTAL=16.8km、4時間50分
参加者DATA
男性9名、女性10名(松阪市、桑名市、福知山市、三田市、宝塚市、伊丹市、高槻市、寝屋川市、枚方市、大阪市、京田辺市、京都市、宇陀市、吉野町、奈良市、から参加されています)
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走行DATA
TOTAL=16.8km、4時間50分
RUN=約3時間
STOP=約1時間50分
平均速度=10分43秒/km
今回は歩く所がありましたが、RUNに含んで計算した結果です。実際走っている速度は、7分30秒前後ペースです。
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次のイベントも参加者募集中です!奈良で一緒に遊びませんか?
-------------------------------------------------STOP=約1時間50分
平均速度=10分43秒/km
今回は歩く所がありましたが、RUNに含んで計算した結果です。実際走っている速度は、7分30秒前後ペースです。
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次のイベントも参加者募集中です!奈良で一緒に遊びませんか?
私の著書です。
がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
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コメント
コメント一覧 (2)
今回も期待以上のコースと企画内容で、大会前に心ほぐしていただき大大大満足のエンジョイランでした✨
もっと多くの人に参加してもらいたいと思いましたが、そうなると先生が大変になる(>_<)
でも知ってもらいた~い!痛し痒しです😅
どれも素敵なアングルの写真で、特に古墳は遠くからだときれいな形でその前に並んで撮って頂いていたのは一番の記念になります!
また、参加者の片足シューズ円陣は一度やってみたかったので😁これまた記念に(^_^)b
先生の愛の詰まった観光ランにまた是非参加させていただきま~す(^^)/
ずいぶんお褒めいただきありがとうございます。
楽しかったでしょ!
私の企画にハズレはありません!
どうやって楽しませようか、楽しんでもらおうか、
いつも考えながら企画していますからね。
また都合が合いましたら参加してくださいね。