■自力整体をした上で、時々他力にお世話になるのが良い
自力整体(じりき・せいたい)に対しての言葉として、あえて言うなら他力整体(たりき・せいたい)という言葉もあります。他力による整体とは、結局のところ整体院に行って施術してもらうことです。以前、ストレッチや自力整体のアドバイスをしたところ、「自分でするのは邪魔くさいよ。ここへ来たら寝っ転がっているだけでやってもらえるんだから、また来るよ。」と言われた人があります。それは一理あるんですが、マラソンしている人にとっては、それだけでは不十分だと思います。日頃は自力でストレッチや整体をした上で、時々整体院にも通う。それがBESTです。
■テニスボール使うとカンタン!
自力整体の具体的なやり方を、今日は一つご紹介します。以前、テニスボールを使ってひざ裏やお尻の自力整体を紹介しましたが、今日は太ももです。(以前の記事→膝裏が痛い、自分で治すやり方、お尻が痛い、筋肉痛を自分で治すやり方) まずは下の2枚の写真をご覧ください。見やすくするために体重を乗せる前の写真です。
この2枚の写真の違いは分かりますか?パンツがめくれているところ? それもありますが(笑)ボールの位置の違いです。太ももの筋肉に対して上から下まで自力整体してほしいのです。では具体的なやり方です。
■反対の足で体重をコントロール
身体は横向きに寝転がります。写真に合わせて説明しますと、身体は左向きですので、左足の太ももの外側にボールを当てます。この時、右足のひざが立っているのが分かりますでしょう?実は右足で体重乗せるのを制御しているんです。テニスボールに体重を乗せきると、とんでもなく痛いです。だから少しずつ体重を乗せるように右足でコントロールしているわけです。そして、ボールの当てる位置をお尻の横からひざ近くまで順々に当てていきます。
■絶対にグリグリしない
「順々に当てていく」と書いたところに大きな手順がありますので、よく読んでから行ってください。テニスボールを使って筋肉に当てると説明しましたら一番よく間違われるのが「グリグリするんですね」と言われることです。それは間違いです。絶対にグリグリしてはいけません。自分で治すどころか、さらに悪くしてしまいますので絶対にやめてください。
■ひとつひとつ進む
ボールを当てたらギューっと体重を乗せます。どの程度乗せるのかは痛み具合にもよりますが、痛いと気持ち良いが半々くらいのところまで乗ってください。5~10秒程度乗ったら、一度ボールへの当たり方を緩めます。ようするに一度離すわけです。そして少しボールの位置を動かしたら、またギューっと乗りに行きます。これをまた5~10秒。というように繰り返してください。それがお尻のあたりからひざ近くまでいくわけです。
■太もも内側を自力整体する
では次に身体をやや斜め下向きに変えて、テニスボールを左足太ももの内側に当たるようにします。
身体を少し斜めにする
太ももの内側に当てる
ひざ近くまで当てる
手順は先ほどと同じです。ギューっと乗ったら一度緩めて位置を変え、またギューっと乗る。この繰り返しです。
■太もも前側を自力整体する
今度はうつ伏せになります。分かりやすいように足先とお尻を浮かせて撮ってみました。こんな態勢です。
太ももの前にボールを当てる
お尻を下してギューっと乗る
これも手順は同じです。太もも前側は、やや外寄り、真ん中、やや内寄り、それぞれ行うと最適です。反対の足も同様に行ってください。
ストレッチクリニックでもこの自力整体を行います。写真では分からないという方はぜひお越しください。実際に手取り足取りレクチャーします。少人数制ですから、先生が前でやっているのを見て「できているんだかできていないんだか分からないレッスン」ではありません。しっかりひとりひとりに寄り添って、100%完全習得を目指します。
ストレッチクリニック開催します。
2017年7月9日(日)午後1時~4時
第12回ストレッチクリニックを開催します
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私の著書です。
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自力整体(じりき・せいたい)に対しての言葉として、あえて言うなら他力整体(たりき・せいたい)という言葉もあります。他力による整体とは、結局のところ整体院に行って施術してもらうことです。以前、ストレッチや自力整体のアドバイスをしたところ、「自分でするのは邪魔くさいよ。ここへ来たら寝っ転がっているだけでやってもらえるんだから、また来るよ。」と言われた人があります。それは一理あるんですが、マラソンしている人にとっては、それだけでは不十分だと思います。日頃は自力でストレッチや整体をした上で、時々整体院にも通う。それがBESTです。
■テニスボール使うとカンタン!
自力整体の具体的なやり方を、今日は一つご紹介します。以前、テニスボールを使ってひざ裏やお尻の自力整体を紹介しましたが、今日は太ももです。(以前の記事→膝裏が痛い、自分で治すやり方、お尻が痛い、筋肉痛を自分で治すやり方) まずは下の2枚の写真をご覧ください。見やすくするために体重を乗せる前の写真です。
この2枚の写真の違いは分かりますか?パンツがめくれているところ? それもありますが(笑)ボールの位置の違いです。太ももの筋肉に対して上から下まで自力整体してほしいのです。では具体的なやり方です。
■反対の足で体重をコントロール
身体は横向きに寝転がります。写真に合わせて説明しますと、身体は左向きですので、左足の太ももの外側にボールを当てます。この時、右足のひざが立っているのが分かりますでしょう?実は右足で体重乗せるのを制御しているんです。テニスボールに体重を乗せきると、とんでもなく痛いです。だから少しずつ体重を乗せるように右足でコントロールしているわけです。そして、ボールの当てる位置をお尻の横からひざ近くまで順々に当てていきます。
■絶対にグリグリしない
「順々に当てていく」と書いたところに大きな手順がありますので、よく読んでから行ってください。テニスボールを使って筋肉に当てると説明しましたら一番よく間違われるのが「グリグリするんですね」と言われることです。それは間違いです。絶対にグリグリしてはいけません。自分で治すどころか、さらに悪くしてしまいますので絶対にやめてください。
■ひとつひとつ進む
ボールを当てたらギューっと体重を乗せます。どの程度乗せるのかは痛み具合にもよりますが、痛いと気持ち良いが半々くらいのところまで乗ってください。5~10秒程度乗ったら、一度ボールへの当たり方を緩めます。ようするに一度離すわけです。そして少しボールの位置を動かしたら、またギューっと乗りに行きます。これをまた5~10秒。というように繰り返してください。それがお尻のあたりからひざ近くまでいくわけです。
■太もも内側を自力整体する
では次に身体をやや斜め下向きに変えて、テニスボールを左足太ももの内側に当たるようにします。
身体を少し斜めにする
太ももの内側に当てる
ひざ近くまで当てる
手順は先ほどと同じです。ギューっと乗ったら一度緩めて位置を変え、またギューっと乗る。この繰り返しです。
■太もも前側を自力整体する
今度はうつ伏せになります。分かりやすいように足先とお尻を浮かせて撮ってみました。こんな態勢です。
太ももの前にボールを当てる
お尻を下してギューっと乗る
これも手順は同じです。太もも前側は、やや外寄り、真ん中、やや内寄り、それぞれ行うと最適です。反対の足も同様に行ってください。
ストレッチクリニックでもこの自力整体を行います。写真では分からないという方はぜひお越しください。実際に手取り足取りレクチャーします。少人数制ですから、先生が前でやっているのを見て「できているんだかできていないんだか分からないレッスン」ではありません。しっかりひとりひとりに寄り添って、100%完全習得を目指します。
ストレッチクリニック開催します。
2017年7月9日(日)午後1時~4時
第12回ストレッチクリニックを開催します
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がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
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コメント
コメント一覧 (2)
私は走った後はストレッチポールで筋膜リリースをしています。
最近は臀部の筋肉痛がないですが、最初のころは臀部だけテニスボールでほぐしていましたよ!
使えるものでほぐしてもらっていま~す!(^^)!
きちんとできているようで、すごいですね。
これからも続けてください。