最近、あなたは病院へ行かれたことはありますか?カルテも写真も電子化されていまして、昔と診察室の雰囲気がずいぶん変わりましたよね。医者は患者の身体に触れもせず、顔も見ず、画面を見ながら話をして、画面を見ながら文字打って終了。そのことに私は不満を抱いております。しかし、なんとも思わない人もいます。時代の変化だから仕方がないとは思いますが、本当にそれでいいのだろうか?
「手当て」という言葉がありますが、文字通り昔は診察するときに手を当てていたのです。手を当て、耳を当て、身体の状態を医師の感覚で感じ取ることが多かったはずです。しかし科学と医療が進歩することで、感覚に頼らなくても診察が可能になってきたわけです。むしろ中途半端な感覚であれば無い方がマシ。おそらくそういった考えなんだと思いますが、患者に触れもしないのは、信頼関係を築きにくいと私は思います。
そんなことを考えていましたら、「実は骨折していたのに、初診では骨折と診断されなかった」という話を一日に2件も聞きました。もちろん、その2件というのは、別な人のお話です。骨折か骨折でないかは、どんな状況でケガをしたのか?触って動かした時どうなのか?ということから判断できることもあるはずです。ようするに「問診」と「触診」です。最近の病院はレントゲンに限らず、CTやMRIという高精度な写真を撮ることができるので、触るより写真撮った方が正確であるという考えなのでしょう。私は医師ではないので実態は分かりませんが、診断ミスがあるということは、そういうことなのかもしれません。現に、私も以前交通事故に遭い救急車で運ばれたにもかかわらず、医者は私の身体に触りもせず、とくに処置もないまま帰らされ、後に3軒目の病院で骨折が判明したということがありました。(その記事→3軒目のレントゲンで骨折が発覚) 私は正直言って、あまり医者を信用していません。だからある意味、医者にいつも感謝しています。自分で勉強することを教わったわけですからね。
最近聞いた話のひとつですが・・・、自宅の庭でこけて左足と、左腕を負傷されたそうです。すぐにタクシーで病院へ行き、レントゲンを撮りましたが「大丈夫、折れてない」と言われたそうです。それから一日おきに通い、一週間後行った時「完治してる」と言われたそうです。その時はまだ普通に歩けないし、左腕はパンパンに腫れた状態でした。「これはすでにもう治っている。しっかり動かしなさい。完治。」と言われて帰ってきたそうです。それでも痛みは治まらないし、腫れも引かないし、当然動かすことすらできない。結局ケガから2カ月後、別な病院で診てもらったら「骨折してますね、手術しましょう。」と言われたそうです。
もう一件の話は、自宅前でこけて顔面を負傷されました。すぐに救急車で運ばれ、CTを撮ったそうです。顔面を擦りむいていたのでその外傷の手当はされました。しかし翌日になっても痛みが引かないため、もう一度同じ病院へ行きましたら、CTを撮ったのは顔面だけで、あごを撮影してなかったそうです。結果としては、あごの骨折でした。
人は失敗するものです。でもこのような失敗をされると困るのは患者です。しかし患者には知識がないのでその時に反論することもできません。さらに後で分かってもどうすることもできません。以前少し触れましたが、私は約40年程前の交通事故で左手中指を負傷しました。後に3回の手術をすることになるのですが、「一番最初の処置が悪かったんだろうね。」と医者に言われました。救急病院での処置が適切であれば、苦しむ事はなかったのかもしれません。いまだに年に数回激しい痛みに襲われるのですが、今さらどうしようもないのです。
今日は医者の悪口ばかり書いてしまいましたが、よいお医者さんもいっぱいおられるはずです。たまたまそういう人に当たっただけなんだと思います。私は整体師になって身体の事を少し勉強したことで多少分かることもできました。そして運動することになって、身体の使い方も少し分かってきました。マラソンされている人に知っていてほしいことがあります。自分の都合でマラソンしているので、もし身体を痛めてもそれは自己都合です。でも身体の変化を少しでも早く察知し、痛みに対して適切な処置ができれば大ごとにならずに済みます。しかしそのためには多少の知識が必要です。今はネットで調べればある程度出てきますが、その中には間違いもあります。だから、顔を見て相談できる身近な人を見つけておくことが必要だと私は思います。
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「手当て」という言葉がありますが、文字通り昔は診察するときに手を当てていたのです。手を当て、耳を当て、身体の状態を医師の感覚で感じ取ることが多かったはずです。しかし科学と医療が進歩することで、感覚に頼らなくても診察が可能になってきたわけです。むしろ中途半端な感覚であれば無い方がマシ。おそらくそういった考えなんだと思いますが、患者に触れもしないのは、信頼関係を築きにくいと私は思います。
そんなことを考えていましたら、「実は骨折していたのに、初診では骨折と診断されなかった」という話を一日に2件も聞きました。もちろん、その2件というのは、別な人のお話です。骨折か骨折でないかは、どんな状況でケガをしたのか?触って動かした時どうなのか?ということから判断できることもあるはずです。ようするに「問診」と「触診」です。最近の病院はレントゲンに限らず、CTやMRIという高精度な写真を撮ることができるので、触るより写真撮った方が正確であるという考えなのでしょう。私は医師ではないので実態は分かりませんが、診断ミスがあるということは、そういうことなのかもしれません。現に、私も以前交通事故に遭い救急車で運ばれたにもかかわらず、医者は私の身体に触りもせず、とくに処置もないまま帰らされ、後に3軒目の病院で骨折が判明したということがありました。(その記事→3軒目のレントゲンで骨折が発覚) 私は正直言って、あまり医者を信用していません。だからある意味、医者にいつも感謝しています。自分で勉強することを教わったわけですからね。
最近聞いた話のひとつですが・・・、自宅の庭でこけて左足と、左腕を負傷されたそうです。すぐにタクシーで病院へ行き、レントゲンを撮りましたが「大丈夫、折れてない」と言われたそうです。それから一日おきに通い、一週間後行った時「完治してる」と言われたそうです。その時はまだ普通に歩けないし、左腕はパンパンに腫れた状態でした。「これはすでにもう治っている。しっかり動かしなさい。完治。」と言われて帰ってきたそうです。それでも痛みは治まらないし、腫れも引かないし、当然動かすことすらできない。結局ケガから2カ月後、別な病院で診てもらったら「骨折してますね、手術しましょう。」と言われたそうです。
もう一件の話は、自宅前でこけて顔面を負傷されました。すぐに救急車で運ばれ、CTを撮ったそうです。顔面を擦りむいていたのでその外傷の手当はされました。しかし翌日になっても痛みが引かないため、もう一度同じ病院へ行きましたら、CTを撮ったのは顔面だけで、あごを撮影してなかったそうです。結果としては、あごの骨折でした。
人は失敗するものです。でもこのような失敗をされると困るのは患者です。しかし患者には知識がないのでその時に反論することもできません。さらに後で分かってもどうすることもできません。以前少し触れましたが、私は約40年程前の交通事故で左手中指を負傷しました。後に3回の手術をすることになるのですが、「一番最初の処置が悪かったんだろうね。」と医者に言われました。救急病院での処置が適切であれば、苦しむ事はなかったのかもしれません。いまだに年に数回激しい痛みに襲われるのですが、今さらどうしようもないのです。
今日は医者の悪口ばかり書いてしまいましたが、よいお医者さんもいっぱいおられるはずです。たまたまそういう人に当たっただけなんだと思います。私は整体師になって身体の事を少し勉強したことで多少分かることもできました。そして運動することになって、身体の使い方も少し分かってきました。マラソンされている人に知っていてほしいことがあります。自分の都合でマラソンしているので、もし身体を痛めてもそれは自己都合です。でも身体の変化を少しでも早く察知し、痛みに対して適切な処置ができれば大ごとにならずに済みます。しかしそのためには多少の知識が必要です。今はネットで調べればある程度出てきますが、その中には間違いもあります。だから、顔を見て相談できる身近な人を見つけておくことが必要だと私は思います。
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コメント
コメント一覧 (4)
困ってられる人はいっぱいなんでしょうね。
自己回復力=自分で回復する力。
その通りでしょうね。
そのために日常的に必要なのが、
私はストレッチだと思います。
いつでも一緒に走りますよ!
私も子供の頃、スキーで骨折したのですが、最初の病院(日赤)てヒビが入っているだけと診断されギブスして家に帰されましたが、余りの痛さについて子供ながらに死ぬんじゃないかと思い、翌日、親の知り合いの病院で診てもらったら骨折していることが判明し即入院、幸い単純骨折だったので、再度しっかりとしたギブスにやり直され痛い思いをしました(>_<)
思いがけないアクシデントは仕方がないにしても、日頃から予防は大切だと50歳を過ぎてから強く感じており、歯科・眼科は検診やケアに重点をおいています(^^)v
もちろん、ストレッチも先生やトレーナーから教えて頂いたことは毎日、取っ替え引っ替え行っていま~す(^^)/
IDUMIさんも誤診された経験があるんですね。
困りますよね。
予防・・・大切です。
知っていてもなかなか実行は伴わないけど、
毎日少しずつですよね。