11/6(日)「第7回・奈良名所巡りエンジョイランニング~奈良マラソンが100倍楽しくなる裏道(復路・東コース)」を開催しました。下見ランに行きながら、この場所でこうして、こんなこと言って・・・と、あらかじめイメージしていたことをすると、イメージ通りの反応が返ってきたので、企画した私が自画自賛!自己満足の世界かもしれませんが、よくぞこのコースを考えたな!と、自分に言いたいです(笑)
朝10時に天理駅で待ち合わせ。曇り空の下、少し肌寒いので長袖を着てリュック背負ってランニングスタート。商店街を抜けて天理市役所へ。その先の「天理大橋北詰交差点」は、奈良マラソン二つ目の折り返し地点で約25km地点。イチョウの木が色付き始めていて、薄緑から黄色に変わろうとしています。角を曲がるとサルビアの花で真っ赤に通りを彩り、「天理参考館」をくぐります。奈良マラソン大会当日なら、くぐったらぜんざいがあって折り返しますが、今日は裏道コース。通り過ぎてさらに真っすぐ行きます。つき当ると、コロンとした山がひとつ。それが「西山古墳」です。いまは草木が覆っていますが、春になると古墳の上に上がれると、天理大学の馬術部の人に教えていただきました。折り返して走りだすと、ポツポツと顔に当る水。天気予報では、今日は晴れと言っていたのに、空は薄いグレーに覆われてちょっと心配。「気のせいだよ!」と、言いながら「石上神宮」に到着。
石上神宮は日本最古設立の神宮として日本書紀に記されている
石上神宮ではお茶会が催されていて「どうぞ飲んでいってください」と声を掛けられるが、場にそぐわない格好なので会釈だけして鶏を追いかける。「山の辺の道」の看板が大きく掲げられていて、これから桜井方面へ向かおうとするハイカーたちが通り過ぎていく。山の辺の道は、日本最古の道と言われていて、春日大社~石上神宮までの「北コース」と、石上神宮~大神神社までの「南コース」がありますが、一般的に知られているのは南コース。私たちはこれから北コースへ向かって走ります。幸い雨は止んだ。
石上神宮から山の辺の道に入ってすぐの標識。最近新しくなって分かりやすくなっています。
裏道コースの名にピッタリなあぜ道?用水路の蓋の上を走る!
車通りの多い道に出る前に「この道どこか分かりますか?」と尋ねてもしばらく返答なし。道路が見えてくると「あっ!ここ!」と、指さしながら大会コースに出てきたことに気付きます。それが「豊井町交差点」で、ちょうど電車の中で出会った団体ランナーさんたちが走って行かれるところでした。一瞬だけコース道を見て別な道へ。民家の横を通り抜けていく細い細い道をゆっくり上って行きます。竹藪の中を通り抜けると、また同じことを聞いてみました。「この道どこか分かりますか?」また返答なし。車が通る所まで出ると「あっ!ここ!」と、また同じリアクション。ありがたい。イメージした通りに反応してくれるので企画者としては思うツボである。それが、「白川大橋」。大会ではこの橋を渡っていきますが、今日は逆。白川大橋の下の名阪国道のさらに下ををくぐって通り抜けると、そこは白川ダム。
う回路で見る景色と違うところから白川ダムに出てきます。
しばらくコース通りに走りますが、万葉歌碑があることに気付いてなかったようです。走っている時は、道路と漠然とした景色しか見てないんでしょうね。これが奈良らしいところだと思いますので、これから試走される方は、こういう小さな物にも気付いてくださいね。しかも本コースは「山の辺の道・北コース」を走っているんですよ。標識ありますから見つけてね。
所々に設置されている万葉歌碑。これはコース上にあるのですが、知ってましたか?
弘仁寺を出てしばらく行くと、大空に爆音!「ブルーインパルス」です。昨日、今日とイベントショーのため奈良の空に飛んできました。私たちの真上を5機が編隊組んで通り過ぎましたが、あいにく空がグレーで白い排気が目立たず。でも姿が見れたので良しとしよう!あぜ道を走り、円照寺を通って行くと、山の辺の道らしいもうひとつの砦。大げさかな?(笑)「えっ?これ勝手に開けて入っていいんですか?」と参加者から言われる。無理もない。私も初めて来た時は道を間違えたかと思いましたからね。ここは「イノシシ防護柵」ですが、他にも「シカ防護柵」も数箇所あります。
開けたら必ず閉める。これは奈良人にとって当たり前。動物と共存してきた知恵です。
見晴らしの良い「平尾池」を通り、住宅街を抜けると、「奈良県護国神社」へ到着。ものすごく重々しい雰囲気漂う神社です。戦没者慰霊塔が凛として立っていました。
護国神社の正面入り口は、奈良マラソンコース横にあるのですが、ご存知でしたか?
少しだけ本コースを走り、また裏道へ。細い道をクネクネと抜けていくと、「新薬師寺」、「鏡神社」へ到着。「志賀直哉旧居」の前を通り、「奈良公園」へ。ここまで帰ってくると、気持ちは軽くなるけど、観光客はとても多いね。「浮見堂」、「名勝大乗院庭園」を横に見て、「元興寺」へ。
世界遺産の元興寺。中に入らず、横を通り抜けできます。「ならまち」を抜けると「猿沢池」。観光客がさらに多くなってきた。
三条通りは人口密度高過ぎ!日祝は歩行者天国になるので、秋の奈良はこんな感じ。しかし、すごい!
「興福寺」はさすがに走れませんので歩きます。抜けた所から走り始め、「奈良国立博物館」横から大仏前まで以前発見したルートを行くと走れた。これは大発見です。観光客の数がさらに増えてくるけどゆっくりなら問題なし。
「大仏前交差点」から入ったところ。走れません!こんな観光客の数を見たのは初めて!日曜日に来ることなかったからだけど、恐るべし秋の奈良!
「東大寺」も凄い人です。
東大寺横のトイレで休憩し、ストレッチしてからラン再開。「大仏池」からの眺めは紅葉までまだもう少しといった感じ。「転害門」をくぐり抜け、「聖武天皇陵」、「仁正皇太后陵」を見たら、「奈良気象台」横の坂を上がると、奈良電力鴻ノ池パーク (旧:鴻ノ池運動公園)に到着。ならでんフィールド(旧:鴻ノ池陸上競技場)正面玄関前で本日のラン終了!
この奈良マラソン裏道コース、やはりかなり凄いです!奈良マラソンでは味わえない、本当の奈良らしい名所を巡りますので、楽しいこと間違いなし。とくに奈良マラソンに参加されたことのある人にとっては、一味も二味も違う奈良を満喫できます。よろしければ、次は「往路・西コース」行きますので、一緒にいかがですか?
朝10時に天理駅で待ち合わせ。曇り空の下、少し肌寒いので長袖を着てリュック背負ってランニングスタート。商店街を抜けて天理市役所へ。その先の「天理大橋北詰交差点」は、奈良マラソン二つ目の折り返し地点で約25km地点。イチョウの木が色付き始めていて、薄緑から黄色に変わろうとしています。角を曲がるとサルビアの花で真っ赤に通りを彩り、「天理参考館」をくぐります。奈良マラソン大会当日なら、くぐったらぜんざいがあって折り返しますが、今日は裏道コース。通り過ぎてさらに真っすぐ行きます。つき当ると、コロンとした山がひとつ。それが「西山古墳」です。いまは草木が覆っていますが、春になると古墳の上に上がれると、天理大学の馬術部の人に教えていただきました。折り返して走りだすと、ポツポツと顔に当る水。天気予報では、今日は晴れと言っていたのに、空は薄いグレーに覆われてちょっと心配。「気のせいだよ!」と、言いながら「石上神宮」に到着。
石上神宮は日本最古設立の神宮として日本書紀に記されている
石上神宮ではお茶会が催されていて「どうぞ飲んでいってください」と声を掛けられるが、場にそぐわない格好なので会釈だけして鶏を追いかける。「山の辺の道」の看板が大きく掲げられていて、これから桜井方面へ向かおうとするハイカーたちが通り過ぎていく。山の辺の道は、日本最古の道と言われていて、春日大社~石上神宮までの「北コース」と、石上神宮~大神神社までの「南コース」がありますが、一般的に知られているのは南コース。私たちはこれから北コースへ向かって走ります。幸い雨は止んだ。
石上神宮から山の辺の道に入ってすぐの標識。最近新しくなって分かりやすくなっています。
裏道コースの名にピッタリなあぜ道?用水路の蓋の上を走る!
車通りの多い道に出る前に「この道どこか分かりますか?」と尋ねてもしばらく返答なし。道路が見えてくると「あっ!ここ!」と、指さしながら大会コースに出てきたことに気付きます。それが「豊井町交差点」で、ちょうど電車の中で出会った団体ランナーさんたちが走って行かれるところでした。一瞬だけコース道を見て別な道へ。民家の横を通り抜けていく細い細い道をゆっくり上って行きます。竹藪の中を通り抜けると、また同じことを聞いてみました。「この道どこか分かりますか?」また返答なし。車が通る所まで出ると「あっ!ここ!」と、また同じリアクション。ありがたい。イメージした通りに反応してくれるので企画者としては思うツボである。それが、「白川大橋」。大会ではこの橋を渡っていきますが、今日は逆。白川大橋の下の名阪国道のさらに下ををくぐって通り抜けると、そこは白川ダム。
う回路で見る景色と違うところから白川ダムに出てきます。
しばらくコース通りに走りますが、万葉歌碑があることに気付いてなかったようです。走っている時は、道路と漠然とした景色しか見てないんでしょうね。これが奈良らしいところだと思いますので、これから試走される方は、こういう小さな物にも気付いてくださいね。しかも本コースは「山の辺の道・北コース」を走っているんですよ。標識ありますから見つけてね。
所々に設置されている万葉歌碑。これはコース上にあるのですが、知ってましたか?
弘仁寺を出てしばらく行くと、大空に爆音!「ブルーインパルス」です。昨日、今日とイベントショーのため奈良の空に飛んできました。私たちの真上を5機が編隊組んで通り過ぎましたが、あいにく空がグレーで白い排気が目立たず。でも姿が見れたので良しとしよう!あぜ道を走り、円照寺を通って行くと、山の辺の道らしいもうひとつの砦。大げさかな?(笑)「えっ?これ勝手に開けて入っていいんですか?」と参加者から言われる。無理もない。私も初めて来た時は道を間違えたかと思いましたからね。ここは「イノシシ防護柵」ですが、他にも「シカ防護柵」も数箇所あります。
開けたら必ず閉める。これは奈良人にとって当たり前。動物と共存してきた知恵です。
見晴らしの良い「平尾池」を通り、住宅街を抜けると、「奈良県護国神社」へ到着。ものすごく重々しい雰囲気漂う神社です。戦没者慰霊塔が凛として立っていました。
護国神社の正面入り口は、奈良マラソンコース横にあるのですが、ご存知でしたか?
少しだけ本コースを走り、また裏道へ。細い道をクネクネと抜けていくと、「新薬師寺」、「鏡神社」へ到着。「志賀直哉旧居」の前を通り、「奈良公園」へ。ここまで帰ってくると、気持ちは軽くなるけど、観光客はとても多いね。「浮見堂」、「名勝大乗院庭園」を横に見て、「元興寺」へ。
世界遺産の元興寺。中に入らず、横を通り抜けできます。「ならまち」を抜けると「猿沢池」。観光客がさらに多くなってきた。
三条通りは人口密度高過ぎ!日祝は歩行者天国になるので、秋の奈良はこんな感じ。しかし、すごい!
「興福寺」はさすがに走れませんので歩きます。抜けた所から走り始め、「奈良国立博物館」横から大仏前まで以前発見したルートを行くと走れた。これは大発見です。観光客の数がさらに増えてくるけどゆっくりなら問題なし。
「大仏前交差点」から入ったところ。走れません!こんな観光客の数を見たのは初めて!日曜日に来ることなかったからだけど、恐るべし秋の奈良!
「東大寺」も凄い人です。
東大寺横のトイレで休憩し、ストレッチしてからラン再開。「大仏池」からの眺めは紅葉までまだもう少しといった感じ。「転害門」をくぐり抜け、「聖武天皇陵」、「仁正皇太后陵」を見たら、「奈良気象台」横の坂を上がると、奈良電力鴻ノ池パーク (旧:鴻ノ池運動公園)に到着。ならでんフィールド(旧:鴻ノ池陸上競技場)正面玄関前で本日のラン終了!
この奈良マラソン裏道コース、やはりかなり凄いです!奈良マラソンでは味わえない、本当の奈良らしい名所を巡りますので、楽しいこと間違いなし。とくに奈良マラソンに参加されたことのある人にとっては、一味も二味も違う奈良を満喫できます。よろしければ、次は「往路・西コース」行きますので、一緒にいかがですか?
【本日のデータ】
距離:約25km
ランニング時間:約3時間50分(信号待ち時間含む)
延べ時間:約4時間30分(午前10時10分~午後2時40分)
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奈良マラソンの試走も行きますよ!
11/19(土)・・・分割試走-6(約18km)
詳しくはこちらのページを見てね!→ 奈良マラソンの試走に行きます。
-------------------------------------------------私の著書です。
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コメント
コメント一覧 (4)
自画自賛されているコースをいつか走りたいですね~^_^;
春は花粉症だし…5月の頭くらいに再度企画をお願いしま~すm(__)m
でも、奈良マラソンを走られた方しかわからないようなコースだと
私には面白みが半減でしょうか?
普段通らない道を通るのは、ワクワク感がありますね(p_-)
返事遅くなりましてすみません。
書いたのに、最後に押さなければならない所を
押してなかったみたい。
裏道コースだから、表を知っている方が楽しいのは当たり前です。
でもUSJだって、映画知らなくても楽しめるように、
そんなのは気にすることないと思います。
ちゃんと僕が楽しめるように企画していますから(笑)
ただ、それがきっかけで奈良を走ってみたい
という気持ちになってもらえたら嬉しいかも!
限定時期の希望ですね(笑)
そんなにうまくはなかなかいかないと思います。
だってそれって、一番良い時期ですから、
他にも目移りしちゃいます(笑)
そうですね!先生が楽しめるように企画されているから、心配する必要なかったですね~、失礼いたしましたm(__)m
なかなか時期が合わないだけなので、機会があれば奈良マラソンも絶対に走りたいと思っています!
その節はよろしくお願いいたします(^o^)/
先生の目移りにはついていけな~~~い
ぜひ、機会を狙って参加してくださいね。
一緒に走れるときっと楽しいですよ!