99.9%諦めていましたが、今回は女神様が参加者の中にいらしたようで(感謝!)、前日までの台風による雨が止み、青空の元に「第三回・奈良名所巡りエンジョイランニング~原始林のマイナスイオン森林浴と芝生の三重奏」を開催することができました。

7/10(日)朝8時半の集合場所は、近鉄奈良駅前、行基菩薩(ぎょうきぼさつ)の噴水前です。参加者みんなが口々に天気のことから話し、開催できたことの喜びに満ちていました。
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行基菩薩の噴水

駅から歩いて世界遺産の興福寺を通り抜け、猿沢池の広場で挨拶と自己紹介。ストレッチをしていよいよランニングスタート。GPSウォッチを持っている人も多く、スタート音が一斉に鳴ります。いきなり裏道の細い道路を抜けて「名勝大乗院庭園」を柵越しに見学。そこから「西の迎賓館」とも呼ばれる「奈良ホテル」の玄関へ。今日は玄関から建物外観を見るだけです。ランニングウエアですからね。緩やかな上り坂をゆっくりとしたペースで走りますが、しっかりとした夏の暑さがジリジリと肌を突き刺してきます。信号で止まった時、すでに参加者の多くは、汗・汗・汗!汗が滴り落ちるという表現が出るくらいの、汗!暑い!早く原始林の木陰へ行きたいのですが、その前に名所をあとふたつ。志賀直哉旧居、新薬師寺を見て、いよいよ「春日山原始林」の入口へ。班ごとに写真撮影をして待望の森林浴ランへと入っていきました。

「今日は上りが多いですか?」の問いに対して、「上りしかありません。山を登りきった山頂がゴールです。」と言うと、肩が落ちてガッカリした顔がまるでマンガのように(笑) もう遅いです。ここまで来たら行くしかないですからね。道は未舗装で小石がゴロゴロしていますので、着地と共に足が取られやすく、ハッキリ言って走りにくいです。だからゆっくりゆっくり一歩一歩確かめながら上って行きます。木々が覆っているので日光による暑さもなく心地よい風が吹いてきます。鳥の声とセミの声に小石を踏みつける足音が重なり、あまり変化しない景色の中、ひたすら上って行きます。一回目のトイレ休憩は「首切り地蔵」。ようやく笑顔も出て少し和みました。
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首切り地蔵

春日山原始林コースから離れてしばらく柳生街道を歩きます。地元の人は「けもの道」とも呼んでいますが、とてもじゃないけど走れる道ではありません。私のミスで道を間違い、少し戻って修正するというアクシデントありましたが、地獄谷池の横を通り抜け、「地獄谷石窟仏」へ到着。そこでもうひとつアクシデント発生! 「ヒル」が足に付いて血を吸っている! すかさず取りはらって大事には至りませんでしたが、全員がビックリ! ヒルがいるとは聞いていましたが、まさか本当に引っ付くとは。
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柳生街道

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地獄谷石窟仏はフェンスで保護されています

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地獄谷石窟仏(じごくだに・せっくつぶつ)

人ひとりしか通れない細い山道を歩いて行くのですが、横を見れば崖。バランスを崩すと危険です。湧水で道が水浸しになったところには細い板が何本も置いてあり、足を置くと沈み込むので、「ワオ~!」と言ってしまう。次からくる人もまた、「ワオ~!」 さらに、前日までの雨でぬかるんだところもあり、泥の中にシューズが入って「うわ~!」 いろんな声が出ます。急な上り坂には手すりとして設置された「鎖」もあり、ハイキング道では時々見かける道具も出現。トレランならこんなとこもきっと走るんでしょうが、私たちはエンジョイラン精神なので歩いていきます。マイナスイオンたっぷり浴びながら歩いていると突然、神秘的な空間が現れ、映画ならここできっと森の妖精が現れる場面・・・と、幻想的な雰囲気にしばらく浸ります。がしかし! またヒル出現! 空想を楽しむ間もなく現実には危険が潜みます。立ち止ると靴からヒルが上ってくることがわかる。足早にけもの道を抜けたところでお互いの足元をチェックして一安心。サバイバルだ!
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サバイバル気分のけもの道

ようやくアスファルトの道に出て、そこからまた走り始めます。しかしアスファルトは長く続かず、また小石ゴロゴロの未舗装道。それでも少し下り道のお陰で足取りも軽やか。しばらく行くと「春日山石窟仏」。この山に仏像をたくさん彫ったのはなぜなんでしょうね? 世界遺産表示の岩で記念撮影して、鶯の滝へ。上からの眺めも良いですが、水が触れるところまで行くと、滝の水しぶきを全身に浴びることもできます。
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春日山石窟仏もフェンスに覆われて保護されています

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春日山石窟仏(かすがやま・せっくつぶつ)

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今回の参加者は18名。色取り取り!

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鶯の滝の水しぶきでマイナスイオンを浴びます

鶯の滝を後にすれば、もうすぐゴールの若草山山頂。あと1.7kmという表示を見れば、上りでも気持ちが前へ行ったようで、ややハイペース。山頂手前の駐車場でスタート後初めての自動販売機がゴール!冷えた水分を補給してトイレ行ってから奈良市内を見下ろす山頂へ。今日走るのはこれで終了。ここからは観光客と同じように歩きます。
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若草山山頂のことを三重目と言います

若草山の入山料はひとり150円ですが、150円以上の価値があると思います。私たちは上から入りましたので歩いて下るだけなのですが、距離にすると約2km、標高差は225mあります。一気に下りるより、若草山を左右に歩いて幅いっぱいに楽しみながら下りるのがおススメです。若草山はどこからでも見ることできますが、下から見上げているのと、上から入山して歩いてみるのとでは、まったく違います。見上げるだけでは、若草山は壁に貼ったポスターのようですが、歩いてみて始めて分かる立体感!奥行きと高低差を身体で感じ取ることができます。

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疲れなし、元気いっぱい!

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この傾斜すごいでしょ!これでカメラは水平ですよ。

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広い芝生と大空を満喫!

若草山のゲートを出ると、楽しみにしていた「茶そば」です。大正初期に建てられた茅葺き屋根が素敵で四季折々、写真を撮りたくなる茶店でいただきます。予定より遅くなったのでお腹ペコペコ。そば粉に抹茶を練り込んで作られたおそばです。歯ごたえもしっかりあり、だしが麺に絡んでおいしかったです。きざみ海苔の香りがアクセントに、ワサビのパンチも効いていました。水谷茶屋→http://www.mizuyachaya.com/

食べ終わると歩いて奈良公園へ。円陣組んで一言ずつ感想をいただき、ストレッチして解散。今日もまた一日良く遊びました。次回はあなたも一緒にいかがですか?次回は、9月頃を予定しています。また10月には奈良マラソンのコース試走も行く予定です。
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奈良公園では鹿がいっぱい

【 データ 】
近鉄奈良駅→新薬師寺→首切り地蔵→地獄谷石窟仏→春日山石窟仏→鶯谷の滝→若草山山頂→若草山ふもと→奈良公園→近鉄奈良駅(詳細はこちら
・ランニング 約10.8km 約1時間55分
・ウォーキング 約7.3m 約2時間40分
・止まっている時間 約1時間16分(信号除く)
トータルで約5時間51分、距離約18.1km。
出発:朝9時33分→到着:午後3時24分
ランニングペースは、10分39秒/1km(信号待ち入れて)
参加者18名(男4名、女14名)=奈良市/2名、奈良県内/3名、京都/3名、大阪/7名、兵庫/2名、滋賀/1名
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これまでのイベントレポート
「第一回・奈良名所巡りエンジョイランニング~秀吉献上の餅を食べて法隆寺へ」 開催しました
「第二回・奈良名所巡りエンジョイランニング~奈良市内で訪れたい観光名所を欲ばりチョイス!」 開催レポート
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私の著書です。

がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ]
価格:1296円(税込、送料無料)

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