整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

■学ぶことには、ふたつの方法がある

年末年始、如何お過ごしでしょうか?年末には一年の締めくくりとして反省点を拾い出し、新しい一年の始まりにあたって目標を立て、新しい「学び」を始める人もあることでしょう。仕事でも遊びでも「学ぶ」ということがありますが、この「学ぶ」という言葉には大きく分けて二つの種類があると私は思います。①人から学ぶ ②自ら学ぶ このふたつです。まず一つ目の「人から学ぶ」ことについてマラソンを例にとると、クリニックやチームに参加することなど、人と接することで知識を直接得ることができます。本を読むことは、人が書いた経験や知識を文章から間接的に得ています。また最近ではYouTubeなどの映像を見ることも多くなってきて、文字よりも分かりやすく理解しやすいですよね。

■頭と身体は別にできている?

人から学んだ時は、「あ~、なるほど、そうなのかー!わかったぞ!」といった感じで、①わかった ②わからない という言葉で理解度を決めると思います。あるいは、「頭では分かっているんだけど、身体が付いて来ない」というように、頭と身体が一致しないことも多いと思います。しかし一致した時には「わかった!」ではなく、「できた!」という言葉になりませんか?その場合は何度も繰り返し練習した結果、「できた!」という言葉が生まれます。「一度聞いただけでできたら苦労せんわ!」とよく言われるように、聞いた見ただけではなかなかできないのです。

■自ら学ぶというのはとても難しい

子どもを見ていると反復練習をよくします。繰り返し練習することですね。しかし大人はどうでしょう?せっかく良いことを教わったのに、すぐ忘れていませんか?ひどい人になると、「繰り返し練習するのなんて邪魔くさい!」と言われます。それでは上達なんて絶対しないです。自ら拒否しているようなもんですからね。私は卓球をしていますが、この反復練習の大切さを知り、続けることで上達できました。ものすごく実感しています。ではマラソンに関してはどうでしょう?

学ぶことの二つ目、「自ら学ぶ」ということを忘れていませんでしょうか?人と接している時には人から学んでいますが、一人になった時、せっかく教わった事を反復練習されていますか?チームや先輩、仲間がいれば、また会った時に教わりチェックしてもらえる機会もあるかと思います。そういう意味では反復練習はできることでしょう。しかし、一人で走り、一人で考え、いつも一人で練習している人はどうですか?

■「上達する=速くなる」ではない

ジョギングの場合、「上達する=速度が速くなる」ではなく、「上達する=楽に走れるようになる」だと私は考えます。この言葉の違いに気付くか気付かないかで、身体への負担は大きく変わることでしょう。速くなりたい一心で走っているときっと疲れます。なんらかの壁にぶち当たり、その時には身体が悲鳴を上げることになるかもしれません。一人で走っている人は、知らず知らずのうちにランニングフォームが変わっていることに気付きにくいです。現に私がそうでした。いろいろ考えながら走っているので、良い方に向いていると思いがちなのですが、逆に身体に負担をかけていることに気付いていなかったのです。走ることに慣れてくるということは、とても良いことなのですが、その逆も考えておく必要があるようです。慣れたからこそ気付かなくなることがあるということです。具体的なことは次回書くことにしますが、「自ら学ぶ」という難しさがそこにはあると感じています。自分ではとても分かりにくいんです。人と一緒に走るだけで、自分との違いを見つけることができるかもしれません。「己を知るために人を知る」ということだと思います。そんなことから今年の私の目標を決めました。

人と一緒に走る機会、会う機会をたくさん作る

一人では分からないことがいっぱいです。分からないなりにもそれなりに走っている人が多いのも現実です。フル完走ノウハウなんて、完走した人なら誰でも持っています。でも完走したことがない人にとってみれば異次元なのです。キロ7分半でしか走れない人にとってみれば、キロ6分で楽に走れる人はすごいことなんです。運動音痴の私がどうやって楽に走れるようになったのか!まだまだ伝えきれてない気がしますので、その機会も今年は作っていきたいですし、クリニックもしますのでお会いできる機会をいっぱい作りたいと考えています。2016年もどうぞよろしくお願いします。
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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. IDUMI
    • 2016年01月05日 07:05
    • 5 こんにちは~(^^)/

      1も2も、走り出してしばらく立たないと理解しがたい内容で、私には心にすごく響いて来ました。
      走り込んでくると、人の足の出し方や上半身の使い方等々気になりだし、 結構見入ってしまいます(^-^;
      それに対して、自分はどうなんだろうと走りながらガラスに映る姿をチラ見しますが、一瞬で、やはり絶対にチェックしてもらえる人が必要だと、走れば走るほど痛感します(>。<)

      速く走れることに越したことはないですが、まずは足に負担なく楽に走れるように日々のトレーニングとケアは大切だと、先生の膨大なブログから学びました!(^^)!

      今年もたくさん吸収させていただきます<(_ _)>
    • 2. りょう
    • 2016年01月06日 01:35
    • IDUMIさん
      みんな同じです。
      自分では分からないこといっぱい!
      だから人とつながっているんだなと思います。
      私もまだまだ学ぶこといっぱいです。
      今年もよろしくお願いしますね。
    • 3. IDUMI
    • 2016年01月06日 12:28
    • 5 先生~!

      人とのつながりは大切にしていかないといけないですね。
      人生、死ぬまで勉強!
    • 4. りょう
    • 2016年01月06日 18:59
    • IDUMIさん
      まあそんなに力入れなくてもいいですよ(笑)
      毎日楽しく遊びましょ!
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