■痛みがあった時、病名を自分で決めつけない
スネが痛い!というとき、もしかしたら、シンスプリントかも? そう思う人もあるでしょう。シンスプリントに関しては以前書いていますので、こちらをどうぞ。→脛骨疲労性骨膜炎(シンスプリント症候群)とは? でもそう決めつけるのはちょっと待ってください。痛みがあるとすぐに病名を探したくなる気持ちは分かります。病名を探し当てて、その改善策を見つける。ある意味間違っていません。でも、スネが痛いからといって、シンスプリントとは限りません。今回このテーマで書くきっかけになったのは、最近同じ症状で私の整体院に来院された方が重なったからです。
■医師でもはっきりしないこともある
スネに痛みがあって整形外科へ行った人があります。先生と問診して、それからレントゲンを撮ります。骨折かどうかを見極めるために最初に撮ることが多いですよね。戻ってきて写真見ながら「とくに骨折はしてないようですね。もう少し詳しく調べるために、CT撮りましょう。」そう言われて、次はCT撮影です。戻ってきて写真見ながら「とくにはっきりした異常があるわけでもないので、軽い脛骨疲労性骨膜炎でしょう。」そう言われたそうです。これがいわゆる「シンスプリント症候群」という症状です。それで湿布薬をもらって帰ることになります。いや、本当は買って帰るのですが・・・。
病院へ行くと必ず病名を付けられます。それは医師として当たり前と言えば当たり前のことです。はっきりとこうだと言いきれない時には、「軽い○○」という言い方をすることがあるようです。CT撮ったけど、はっきりしなかった場合には、「○○炎」「○○症」などと言われることがよくあります。こういう話は本当によく聞きます。「結局、時間とお金使っただけで、なんだかよく分からない。」 患者さんはよくそう言われます。こう書いたからといって、病院へ行かない方がいいと言っているわけではありません。心配な人は行く方が良いです。ただ、少し知識があるとないとの違いがあると、私は思うのです。
■医師の言葉を断ることもできる
私も以前、転倒して肘を打った時、ものすごく手が腫れましたので整形外科へ行きました。問診をしてからレントゲンを撮りました。骨折はしていません。医師は「詳しく調べるためにCT撮りましょう。」と言われましたが、私は断りました。CT撮って分かることは、だいたい想像できるので必要ないと思ったからです。「では、湿布薬出しておきます。」と言われた言葉にも、「いりません」と断りました。理由は使わないからです。「では、一週間後にまた来てください。」と言われた言葉に、「腫れが引いていたら来なくてもいいですか?」と私は尋ねました。「あなたがそれでいいのなら・・・」と言われました。これで、CT撮影料と湿布薬代と次回診察料の節約ができました。実際に、翌週には腫れが引いていたので一回行っただけで後は行きませんでした。こんな話をすると、「りょうさんは知識があるからそんなこと言わるんですよ。」と言われます。確かにそうなんです。知識があるとないの違いで、医師との対処方法が変わるのです。だからひとつでも多く伝えたいという想いで書ています。それは勉強するという難しいことではなく、柔軟にするということでもあるんです。
こんなことも以前書いていますので読んでね!→身体と同じで柔軟な思考もお忘れなく!
シンスプリントについて書こうとしていたのですが、ちょっと話が逸れました。スネが痛いときの対処方法として、自分で痛みを取る方法がありますので、次回は写真入りで説明します。
スネが痛い!というとき、もしかしたら、シンスプリントかも? そう思う人もあるでしょう。シンスプリントに関しては以前書いていますので、こちらをどうぞ。→脛骨疲労性骨膜炎(シンスプリント症候群)とは? でもそう決めつけるのはちょっと待ってください。痛みがあるとすぐに病名を探したくなる気持ちは分かります。病名を探し当てて、その改善策を見つける。ある意味間違っていません。でも、スネが痛いからといって、シンスプリントとは限りません。今回このテーマで書くきっかけになったのは、最近同じ症状で私の整体院に来院された方が重なったからです。
■医師でもはっきりしないこともある
スネに痛みがあって整形外科へ行った人があります。先生と問診して、それからレントゲンを撮ります。骨折かどうかを見極めるために最初に撮ることが多いですよね。戻ってきて写真見ながら「とくに骨折はしてないようですね。もう少し詳しく調べるために、CT撮りましょう。」そう言われて、次はCT撮影です。戻ってきて写真見ながら「とくにはっきりした異常があるわけでもないので、軽い脛骨疲労性骨膜炎でしょう。」そう言われたそうです。これがいわゆる「シンスプリント症候群」という症状です。それで湿布薬をもらって帰ることになります。いや、本当は買って帰るのですが・・・。
病院へ行くと必ず病名を付けられます。それは医師として当たり前と言えば当たり前のことです。はっきりとこうだと言いきれない時には、「軽い○○」という言い方をすることがあるようです。CT撮ったけど、はっきりしなかった場合には、「○○炎」「○○症」などと言われることがよくあります。こういう話は本当によく聞きます。「結局、時間とお金使っただけで、なんだかよく分からない。」 患者さんはよくそう言われます。こう書いたからといって、病院へ行かない方がいいと言っているわけではありません。心配な人は行く方が良いです。ただ、少し知識があるとないとの違いがあると、私は思うのです。
■医師の言葉を断ることもできる
私も以前、転倒して肘を打った時、ものすごく手が腫れましたので整形外科へ行きました。問診をしてからレントゲンを撮りました。骨折はしていません。医師は「詳しく調べるためにCT撮りましょう。」と言われましたが、私は断りました。CT撮って分かることは、だいたい想像できるので必要ないと思ったからです。「では、湿布薬出しておきます。」と言われた言葉にも、「いりません」と断りました。理由は使わないからです。「では、一週間後にまた来てください。」と言われた言葉に、「腫れが引いていたら来なくてもいいですか?」と私は尋ねました。「あなたがそれでいいのなら・・・」と言われました。これで、CT撮影料と湿布薬代と次回診察料の節約ができました。実際に、翌週には腫れが引いていたので一回行っただけで後は行きませんでした。こんな話をすると、「りょうさんは知識があるからそんなこと言わるんですよ。」と言われます。確かにそうなんです。知識があるとないの違いで、医師との対処方法が変わるのです。だからひとつでも多く伝えたいという想いで書ています。それは勉強するという難しいことではなく、柔軟にするということでもあるんです。
こんなことも以前書いていますので読んでね!→身体と同じで柔軟な思考もお忘れなく!
シンスプリントについて書こうとしていたのですが、ちょっと話が逸れました。スネが痛いときの対処方法として、自分で痛みを取る方法がありますので、次回は写真入りで説明します。
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毎日新聞グループのマイナビニュースでコラムを書いています。
■肩こり解消のストレッチ
第1回/1分の簡単ストレッチでこり対策
第2回/肩甲骨と腕を意識するのがコツ
第3回/肩こりの原因は腕にあり?
第4回/肩こりの原因は首にもある!
第5回/肩こり解消には肩関節の柔軟性が重要
第6回/肩こりの原因は腕と足首にあり!
第7回/肩こり知らずになりたいときに使えるストレッチを学ぶ
■骨盤矯正ストレッチを学ぶ
第1回/靴のはき方や歩き出しの順が身体の歪みを招く
第2回/日常のささいな行動が身体のゆがみを招く
第3回/癖を意味する"生活習慣"を正すのは難しい
第4回/太もも裏と骨盤周辺の筋肉に効くストレッチ
第5回/筋肉を柔軟にすることが歪みにくい身体を作る
■肩こり解消のストレッチ
第1回/1分の簡単ストレッチでこり対策
第2回/肩甲骨と腕を意識するのがコツ
第3回/肩こりの原因は腕にあり?
第4回/肩こりの原因は首にもある!
第5回/肩こり解消には肩関節の柔軟性が重要
第6回/肩こりの原因は腕と足首にあり!
第7回/肩こり知らずになりたいときに使えるストレッチを学ぶ
■骨盤矯正ストレッチを学ぶ
第1回/靴のはき方や歩き出しの順が身体の歪みを招く
第2回/日常のささいな行動が身体のゆがみを招く
第3回/癖を意味する"生活習慣"を正すのは難しい
第4回/太もも裏と骨盤周辺の筋肉に効くストレッチ
第5回/筋肉を柔軟にすることが歪みにくい身体を作る
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マイナビニュースのコラム、こちらもどうぞ。
「目からウロコのらく~なランニング」(全10回連載)
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【 私の著書が初版から約半年で、増刷決定!(第2版)】
タイトル/痛み・故障ゼロ! がんばらないで楽に長く走る
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価格/1,296円(税込)
著者/鮎川良
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コメント
コメント一覧 (4)
無事に帰国していま~す(^^ゞ
まさに、先生のおっしゃる通り、自分でシンスプリントと決めつけていましたねぇ(>_<)
9カ月ほどシンスプリントだと思いこんで二人の整体師にそれぞれ一カ月以上施術を受けたにもかかわらず、スッキリと治ることなく少し残った痛みと付き合っていかないといけないのかと諦めていましたが、りょう先生の施術を受けた際に、シンスプリントではないかもと言われ、さらに施術を受けて1週間もたたない内に、今までの痛みがなくなり、また、走った後も痛みが出なくなり(ランニングレッスンで教えていただいたことを守っている成果もあるのかな?!なんちゃって(^。^))本当に感謝感謝ですm(__)mm(__)mm(__)m
私はすぐに信じてしまうというか、自己分析して納得してしまうところがあるので、一歩引いて考えるようにしないといけないなと、今回のブログを読んで痛感しました。
「柔軟な思考」常に心に留めておきます
次回の、スネが痛いときの対処方法 楽しみに待ってま~す(^O^)/
先日はありがとうございました。
私も、シンスプリントと信じていたために
ず~っと辛い想いをしていました。
でも先生に違うんじゃない?って言われて、
一回の施術ですっかり良くなりました!
もぅホントにビックリです!
今もぜんぜん痛みナシです!
これから定期的に施術お願いしますね。
おかえりなさい。
楽しかったですか?
今度お話し聞かせてね。
スネの痛みなくなって良かったですね。
病名には、誰でも精神的に負けてしまいがちです。
気にしなくていいことを気にしたり、
どの程度なら動かしても良いのかという判断もまた難しいです。
だから整体が生きると私は考えています。
スネの痛みなくなって良かったですね。
ちょっとしたことだけなんですが、
痛いから触れないけど、
痛いからこその触り方がある、
ということなんですよ。
定期的に身体のケアをして行きましょうね。