奈良マラソン2015の先着順受付が終わりました。エントリーできなかった人は、郵便での抽選がまだ残っていますので、チャレンジしてみてくださいね。
→奈良マラソンオフィシャルWEB
■スタートラインにすら立たせてもらえないネット受付
マラソン大会に申し込むには、最近ではインナーネットを使うのが当たり前となりました。このネット申し込みにも、「抽選」と「先着順」があります。すでに大会に申し込みされたことのある人はよくご存じのことと思います。この二つの方法、どちらにも一長一短ありますから、賛否両論も当たり前です。エントリーできなかったことをネットに誹謗中傷のカキコミをする人も時々ありますが、読むととても恥ずかしいです。誹謗中傷するのは一種のはけ口だと思うのですが、そもそもネットに接続できないランナーは、エントリーも誹謗中傷もできないのです。
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■スタートラインにすら立たせてもらえないネット受付
マラソン大会に申し込むには、最近ではインナーネットを使うのが当たり前となりました。このネット申し込みにも、「抽選」と「先着順」があります。すでに大会に申し込みされたことのある人はよくご存じのことと思います。この二つの方法、どちらにも一長一短ありますから、賛否両論も当たり前です。エントリーできなかったことをネットに誹謗中傷のカキコミをする人も時々ありますが、読むととても恥ずかしいです。誹謗中傷するのは一種のはけ口だと思うのですが、そもそもネットに接続できないランナーは、エントリーも誹謗中傷もできないのです。
以前、走っていてたまたま併走しながらお話ししたランナーさんが言われていました。「マラソン大会はネット申し込みが主流になったことで、なかなか大会に参加できなくなった」と嘆いてられました。私よりも長く深いマラソン愛好家だと思います。見た目は70歳くらいの男性でした。例えば、奈良マラソンで言えば、最初に奈良県民枠として2,000人の先着順受付があり、その翌週に、9,000人の先着順受付があります。そして郵便による1,000人の抽選です。この男性は、最後の1,000人枠の抽選に賭けなければなりません。最初から狭き門なのです。「スタートラインにすら立たせてもらえない」という悲しい言葉が印象的でした。
時代の流れだから仕方がないと言えばそれまでなのですが、ネットが使えない人はすでにエントリーから疎外されているのが現実です。今年の大阪マラソンでは、新しい枠がありましたね。2回抽選に外れた人を先行受け付けするというのは、画期的だと思いました。お金をたくさん払えばエントリーできる枠もあるようですが、なんだかちょっと違う気がします。もっとも、名目は違うことが書いてありましたが・・・。
■合理化の中に、人情枠は無理か?
マラソンブームはまだまだ続きそうな勢いがあります。だからこそ、大会事務局サイドでもっと独自にエントリー枠のアイデアがほしいと思います。先ほどのような男性は私なんかよりもマラソンに対する愛情は強く、年数も長いはずです。そんな人も参加できるようなアイデアがほしいです。また親子や夫婦で参加したい人もいるのに、片方だけしかエントリーできなかったりすると悲しいですよね。
例えば、その大会に対する熱意や想いを記入する欄を作っていただいて、コンピューターではさばききれない「人情枠1,000人」なんてあるとおもしろいと思います。事務局の人がひとつひとつ読んで人為的に選考する枠です。無理でしょうね(笑) 手間かかりますもんね。
ただ、現代ではすべてがコンピュータ化され過ぎていて、何をするにも人情を感じなくなっているのは確かです。サポートセンターなるところは、すべてコンピューター音声でボタン操作させられます。宅配の再配達だって、ボタン操作だけです。これらすべては「合理化」という波にあります。合理化すれば人は要らなくなります。国鉄時代を知らない人も多いと思いますが、電鉄会社で自動改札機導入が一番遅かったのは国鉄(現JR)です。機械が入ると人が要らなくなるというのが理由で、労働組合が反対したからです。電電公社(現NTT)だって、番号案内104の集約化、コンピューター化するのを反対していたのは労働組合です。自分たちの仕事が無くなり、職転や退職させられると困るから反対していたのです。すべては保身のためです。しかし、お客様サイドから見ると、便利に早く対応してくれるのなら大いに導入してほしいと思うはずです。
■抽選はどのようにしている?
話が逸れました。マラソン大会の選考に戻しましょう。大会事務局として考えれば、「定員数」という数字が大事なのです。例えば1万人の定員数に対して、1万人集まればいいのです。どんな想いを持った人かは関係ありません。数字だけです。それより多い希望者が想定される場合に先着順か抽選かになるわけです。先着順に関しては、つながった順番なのでどんな人なのか、エントリー後にしか分かりません。しかし抽選の場合はちょっと違いますよね。エントリー時に、年齢やタイム、住所などの個人情報を入力します。だから年齢層や住所、タイム毎にチョイスすることは可能ですよね。全体像から考えて、50歳代は何パーセントにしようとか、完走予想タイム5時間台の人は何パーセントにしようとか・・・意図的に数字を決めて、その中で抽選することで大会の全体像を操作することは可能です。ただ、実際にどのような抽選なのかは知りません。応募者5万人すべての中からコンピュータの無作為なのかもしれません。でも最小限、年代別に分けた中から無作為抽選していても、無作為抽選には違いありませんから、その場合の確率が変わることは確かです。なので、抽選なら抽選で、どのような抽選なのかを公表してほしいです。もしかしたら完全無作為ではなく、年代別や地域別に分けた中で抽選しているのかも知れません。知ったからどうということではないのですが、知りたいです。
■合理化の一律をそろそろ変えてみては?
でもそれよりやっぱり、合理化の中の人情枠がほしいな~!いや、それよりやっぱり、もっといろんなアイデアでいろんな枠を作ってほしいですよね。そろそろ「一律の合理化からの脱却!」なんてね(笑) とにかく、もう少し柔らかい頭で参加できる枠をいろいろ作ってください。お願いします! 事務局の人にすれば定員数が集まればOKなんでしょう。スポンサーさんにすれば、応募者が多い方がいいのは確かです。でもランナーひとりひとりの目線で見れば、そのひとつの大会にどれだけの想いを持っているのか!そんな想いが反映できるエントリー方法を期待します。
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毎日新聞グループのマイナビニュースでコラムを書いています。
■肩こり解消のストレッチ
第1回/1分の簡単ストレッチでこり対策
第2回/肩甲骨と腕を意識するのがコツ
第3回/肩こりの原因は腕にあり?
第4回/肩こりの原因は首にもある!
第5回/肩こり解消には肩関節の柔軟性が重要
■骨盤矯正ストレッチを学ぶ
第5回/筋肉を柔軟にすることが歪みにくい身体を作る
第4回/太もも裏と骨盤周辺の筋肉に効くストレッチ
第3回/癖を意味する"生活習慣"を正すのは難しい
第2回/日常のささいな行動が身体のゆがみを招く
第1回/靴のはき方や歩き出しの順が身体の歪みを招く
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マイナビニュースのコラム、こちらもどうぞ。
「目からウロコのらく~なランニング」(全10回連載)
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コメント
コメント一覧 (16)
わからないでもないけど、公平性に欠けると思います。
短所あるけれども、100%完璧な方法も無い。
現行通りがいいと考えます。
きっとそういう人も多いことと思います。
完璧な方法はありませんからね。
でも、大阪マラソンや東京マラソンでは、
現行通りではないアイデアをすでに出してくれています。
これからのエントリー方法に期待したいです。
待つのではなく、具体的に提案しないと・・・
やはり現行通りですな
大阪マラソンも神戸マラソンも選考基準は
ないような気がしますねぇ~(T_T)
初マラソンの人は当選確率他界と言われてきましたが、
私はどちらのマラソンも初でしたが、落選 してます(>o<)
逆に昨年途中で制限時間乗り越えられず棄権と
なった人がまた当選してます。何か矛盾と不条理を感じます。
軽い気持ちでエントリーした人が当選して、絶対走りたいと思っている私が落選(-_-#)
やり切れない気持ちいっぱいです(*_*)
他界は高いでしたm(__)m
私も神戸マラソン、あっさりと落選でした・・
速い人ばっかりでも遅い人ばっかりでも困るので、タイムごとの割合を決めて選別しているのであろうとはうすうす感じていますが、芸能人やマスコミ関係者が何の苦労も無く確約されているのは不公平だなあって思ってしまいます。
先生の先着順エントリー攻略法、すごく為になりました!私は先日のいびがわハーフ、クリックしまくって結局繋がった時はもう閉め切られていました・・・。次は絶対に「じっと我慢の子」でいます!!
いいんじゃないでしょうか。
それはいつも自分主体で物事を見るからだと思います。
他人の目で見ると、見え方も変わりますよね。
どうやっても公平性の完璧は無いと思います。
こちらこそ、お世話になりました。
あの靴紐やってみたら、とてもいいです!
みんなに知らせてもいいですか?
先着順受付は、クリック合戦ではないんですよね。
コンサートのチケット取るための電話は、
話中だと一旦切ってかけ直すので、
それと勘違いしている人、とても多いんですよ。
なんで先に僕の記事読まなかったの?
次回こそ、ガマンしてください。
先生の先着順エントリー攻略法、もう少し早く書いてほしかったです・・...
いびがわエントリーは6月8日午後8時だったので、ジャストからもうガンガンに最送信ボタンをクリックしまくって撃沈でした。
でも本当に良い情報なので次回エントリーに期待できます!!
Qooさん、私も先生から教えてもらってもいいですか?(*^_^*)
おやおや、そうでしたか~・・・。
去年も一昨年も同じような記事書いてたんですけどね~。。。
いつも奈良マラソンにあわせて書いていますので、
この時期に書いていましたが、
近いうちにどこか目立つとこに入れておきますね。
靴紐の件、ありがとうございます。
近いうちにでは書かせていただきます。
大丈夫よ!
安心して。
近いうちにちゃんと書きます。
魔法のような靴紐術!
りょ~かい!