整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

私自身がひざを痛めて約2週間経ちました。
まだ走っていません。
この2週間は、ウォーキングだけで、卓球もお休みしたままです。
でももうすぐ卓球の試合があるので、
そろそろ動きだそうかな・・・というところです。
なので、次回へと書きました
「再開する時期をどう判断するか?」
というテーマは、次週に書きたいと思います。

今日は、マイナビニュースで、
第9回目のコラムがアップされましたので、
こちらもぜひ読んでくださいね。
分かっているようで分かっていない水平移動の大切さ

そのコラムにも少し触れているのですが、
今日は、下り坂がなぜ膝に悪影響を与えるのか?
を考えたいと思います。

下り坂と言えば、スピードに乗って気持ち良く走れますよね。
上り坂と比べれば雲泥の差があります。
雲泥の差・・・
「雲」は「天」、「泥」は「地」で、
天と地ほどの差があるという意味から言われるそうです。

坂というのは、まさに天へ向かうか、地へ向かうか!
という例えにも良い気がしました(笑)

本題に入ります。

あなたが日頃走られているコースに坂はありますか?
ありましたら、一番急な坂を思い出してください。
その坂を上る時と、下る時で、体力・筋力の違いを感じますよね?
そんなことは、もちろん誰でも知っています。
上り坂はしんどい。
下り坂は楽。
ですよね?

ところが、楽であると感じる下り坂の方が
膝に悪影響を与えている事をご存知でしょうか?

なんとなく、そう感じている。
そう聞いている。
という人は多いことでしょう。
今日はそれを数値化してみたいと思います。

9-2 高低差-修正

図ー1をご覧ください。
奈良マラソンで一番難関とされている坂です。
高低差80m、距離にして約2kmです。
実際はこんなに直線的ではありませんが、
説明を分かりやすくするために仮定しました。

個人差はありますが、私の一歩はだいたい、1mくらいです。
ということで、奈良マラソンの坂に当てはめて、
一歩進むことの高低差を計算したのが、図ー2です。
一歩の高低差は、4cmという計算が出ました。

実際には、こんな直線的ではありませんので、
4cmよりも高い所、低い所がありますが、
平均値としてお考えください。

いかがでしょう?
私がこの計算をした時は、
「な~んだ、たいした数値じゃないな」
そう思いました。

たった、4cmです。

平地で走っている事と比べると、
前へ出した足の着地がたった4cm下がるだけなのです。
私が普段履いているランニングシューズの靴底は約3cmです。
それに等しいくらいの差しかありません。

下り坂で膝を傷めることはすでに良く知られていることです。
それ以前に、ジョギングは膝を傷めるという話も良く聞きます。
ようするに、両足が浮いて飛んだ状態から
片足で着地する際に、
その衝撃で膝関節の軟骨が押し潰されるのです。

以前書いた記事をご覧ください。
膝関節のイラスト

私の一歩は約1mですので、
10km走れば、1万回=片足換算で5000回、
膝に衝撃が当り続けることになるのです。

さらに、下り坂では、たった4cmの差が、
大きく膝に影響するということは、
路肩の段差をピョンと飛ぶことくらい・・・
と軽く考えていましたたが、
段差を計ってみれば、約15cmありました。
もう段差は飛びません。


マイナビニュース(コラム)
目からウロコのらく~なランニング」

第9回「分かっているようで分かっていない水平移動の大切さ
第8回「6拍子呼吸法で楽に走る!
第7回「膝を痛めないように、足はまっすぐ出す
第6回「太い骨」に乗って走ると、楽に走れるようになる
第5回「膝の故障をしないためにも、重心の真下に着地する
第4回「筋肉消費を抑えるために、蹴らないで小股で進む
第3回「走らない」という意識をもって、
    「体重移動で進む」感覚を覚える」
第2回「故障リスクを減らすため、
     2本のレールをイメージして足をまっすぐ出す
第1回「整体師が発案するエンジョイラン走法」とは?

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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. Hocke
    • 2014年08月25日 20:17
    • 色々怪我をしたりして8/13からそろそろとランニング再開しました。
      元々登りは大の苦手で、レースでは下りで抜き返すというパターンでしたが、いわゆる「トレーニング」はせずに単なる走り込みで脚を作ってきたのでまだまだ下りは自信持って走れません。
      一応12月の防府読売を目標としているので3ケ月位で焦らずに脚を作って(結構この言葉好きになりました)行こうと思います。

      路側段差、私も飛ばずに乗って降ります。
    • 2. りょう
    • 2014年08月26日 00:01
    • Hockeさん
      「3ヵ月で脚を作る」という言葉はよく聞きます。
      がしかし、年齢とともにうまくいかなくなるんですよ。
      ご注意くださいね。

      路側段差は、乗って降りる時に、段差が15cmあります。
      できれば、乗らないことをお勧めします。

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