着地音が大きい人の解決策、
今回は具体的な改善方法その2をご紹介します。
具体的な改善方法-2
まず下の写真を一気に5枚ご覧ください。
片足でピョンと前へ飛び、着地したらピタッと静止することから、
この動きを、今日から「ピョンピタ」と命名することにします。
写真で見たままなので、説明するほどではありませんが、
一応手順を説明します。
まず写真1枚目は両足をそろえて静止しています。
どちらの足からでもよいのですが、
写真では右足からスタートします。
右足をピョンと軽く前へ出して、軽く飛びます。(写真2)
着地した瞬間、ピタッ!と止まってください。(写真3)
上半身が動いてもいけません。
右足裏全体で全体重を支えます。
このとき、左足は後ろに浮いています。
当然、後ろになった左足もふらついてはいけません。
すべてがピタッと静止してください。
できれば、3秒静止してほしいです。
同様に、左足もピョンと飛び、着地した瞬間、3秒静止します。(写真4、5)
これらの動きは、ゆっくり行ってください。
走るような速い動作ではありません。
あくまでも矯正エクササイズです。
10歩程度行ってくださいね。
慣れないうちは身体がふらつくと思います。
なぜふらつくか?
それは、片足だけで着地した瞬間、
安定していないからです。
そんな分かりきったことを!
と、思われるかもしれませんが、
そう思われるのなら、ぜひ試してください。
では、安定していないということは、どういうことか考えてみましょう。
着地した瞬間、必要な筋肉が必要なだけ動いていないからふらつく。
言い換えれば、
着地した瞬間、無駄な筋肉が動いているから不安定になる。
これでお分かりいただけますでしょうか?
走ると必ず片足着地です。
しかも、着地した瞬間、全体重を支えなければなりません。
その瞬間に無駄な筋肉の動きをなくし、
必要最小限の筋肉と骨で、全体重をしっかり支えること。
それができれば、安定した着地ができます。
ゆえに、無駄な足音がなくなるということです。
この「ピョンピタ」は、
足音が大きい人の矯正法だけでなく、
楽な着地をするための方法として活用できます。
楽に長く走れない人には、ぜひ試してほしいエクササイズです。
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コメント
コメント一覧 (2)
つらい思いをされましたね。
リハビリで少しずつ良くなっていることと思います。
kurojiさんにもピョンピタが有効かどうか、私にも分かりません。
私は医師ではありませんので、
有効なリハビリ方法をお話しできる立場にありません。
申し訳ありません。
ただ、ピョンピタが自分にとって良いかもしれない
と思われてのカキコミと思います。
この記事を担当医師に見せてお尋ねになるのが良いと思います。
一日も早くランニングできるようになると良いですね。