ある人が言いました。
「マージャンなんて、賭けないとおもろくない!」
かたや、
「賭けマージャンなんてやりたくない!」
という人もいます。
マージャンは、頭の体操になるということで、
近年は、健康マージャンとも称して、
高齢者がゲームとして楽しんでいる人がとても多いんです。
勝って負けて笑って、それだけで楽しいんです。
ところが現役時代に賭けマージャンでブイブイ言わした人は、
賭けないマージャンに魅力を感じないそうです。
賭けたい方をAさん、賭けない方をBさんとしましょう。
マージャンをしたことがない人にとっては、
その論議はきっと分からないことだと思います。
簡単に説明しましょう。
ゲームか賭博かは別として、勝負事に間違いありません。
4人で競うものですから、自分以外の3人が何を集めているのか、
あるいは捨てた中から何が残っているのか、
いろいろ推測しなければなりません。
自分の手の内だけ見ていては、なかなか勝てませんから、
頭を使う事は確かです。
昔の人は賭けマージャンをよくしたことでしょう。
だからといって違法行為の「賭博」になるとも限りません。
日常的な金銭のやり取り程度であれば黙認されているのです。
一晩遊んで数千円程度の勝ち負けであれば、
他で遊んだとしても妥当な金額とみなされているそうです。
それが数万円、数十万円・・・となれば違法とみなされます。
Aさんは、「たとえ数百円でも、数千円でも賭けなければ、
おもしろくない」と言います。
Bさんは、「お金を賭けると、目の色が変わって、
おもしろくない」と言います。
このAさんとBさんは、どこまで行っても交わることがありません。
それが人間というものです。
何事でもひとつの物事や言動に対し、
すべての人が同じ考えであるという事はありません。
むしろ違っていて当たり前なのです。
しかし、テーマを決めて議論すれば視点が変わります。
例えば・・・
1、「勝つ」ためには、マージャンはどうあるべきか?
2、「儲ける」ためには、マージャンはどうあるべきか?
3、「健康」のためには、マージャンはどうあるべきか?
4、「頭の体操」のためには、マージャンはどうあるべきか?
テーマによって、やり方や考え方がきっと変わるはずです。
今日はいきなりマージャンの話だけで終わりそうになりましたが、
なぜいま私がこの話を出したのか?
それは、「マラソンとはどうあるべきなのか?」
ということに最近考えさせられるからです。
過去の自分に勝たなければならないのか?
そんなの関係なく、走っていられるだけで良いのか?
きっと、マラソン好きが集まれば、
先ほどのマージャンの話と同じで、
けっして交わることのない話がとても多いことと思います。
このブログには、マラソン好きが毎日たくさん集まります。
わざと喧嘩を吹っかけて来る人もあります。
それは私と意見が違うからです。
意見の違う人には文句の一つも言いたくなるでしょう。
ごもっともです。
ただ、私が言うマラソンとは「健康のためのマラソン」です。
そのテーマは書き始めから揺るぐことなくハッキリしています。
過去の自分に勝てるなら、
ようするにタイムを縮めることができるなら
そんな素晴らしいことはありません。
しかし、故障してまで、身体を痛めてまで
目指すことは間違っていると言いたいのです。
それは健康になっていないからです。
ところが「それは間違っている!」
と吹っかけて来られても、そもそも考え方が違うんですから、
真正面から議論しても交わることは決してありません。
しかしこの私のブログで「助けられた」という方もとても多いのです。
ですから私のブログが参考になる、役に立つと思われましたら、
引き続き読んでいただければ嬉しいです。
反面、「違う」と思われたのなら、読まなくても良いと思います。
マラソンを勝負事と捉えるか否か?
その考え方が違うだけで、意見がずいぶん変わります。
私は子供の頃から勝ち負けにまったくこだわらないまま、
ずっとこれまで生きてきました。
勝った方が楽しいに決まってます。
でも、負けても楽しいと思える接し方が、
私に似合った生き方なのです。
自分なりにそんな考え方、接し方を見つけたのです。
人生にもマラソンにも。
もし私と同じような気持ちの人がいるのならば、
参考になってほしいと書いています。
それは結果論ではなく、過程論なのです。
お分かりいただけますか?
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コメント
コメント一覧 (12)
ランニングが続けられるお陰で、シェイプアップしましたし、風邪もひきにくくなりましたし、何故か花粉症も軽減しています。
応援してますので、これからもぶれずにいて下さい。
健康の為にゆっくり走るマラソンか、
記録の為に多少は無理して頑張るマラソンか。
今回のりょうさんのブログ記事を読んでも、まだ分からない方っていてるんでしょうか?どんな事象でもありますもんね。政治に対する考え方の違い、親の子供に対するしつけ方の違い、男女間での考え方の違い、食べ物についての考え方の違い(肉派?ベジタリアン?お酒?)マンション派?一戸建て派?等々、あげればきりがない。ていうか、これまでりょうさんのブログを読んでて分からないってのも、どうかしているように思いますがねぇ。ましてや喧嘩をふっかけるコメントって?もっと大人の対応を心がけましょうよ。
以前の私は、とあるエリートランナからストレッチはしない方が記録が伸びると聞いていたので、そういう思考で練習していました。ただ、下半身の張りが取れず辛い日々が続いたので、ネットでランナーでなおかつ整体院や整骨院をされている治療院を探して、りょう先生を訪ねました。その際、健康の為に楽に走るマラソンを追及している先生だとは知らずに、『ストレッチってそんなに重要なんすかぁ?』とか『実業団でもストレッチ批判論ってありますよね』とか、失礼な事たくさんを言ってしまいましたが、嫌な顔を一切することなくりょう先生は「もしかして、私のはストレッチじゃないのかな~」なんて話してました。それに、当時サブスリーを目指していた私に頑張るなとは一言も言いませんでしたし、記録を追い求めて走る私を一度も否定しませんでした。
ちなみに今の私は、記録を伸ばして自分自身にチャレンジしながら、なおかつ健康の為になる走りを追及していきたいと思っています。
と、偉そうに書いてますが、故障ギリギリのラインなので、いつかは健康マラソンや観光マラソンにシフトしていくんでしょうけどね
昨今のマラソンブームで思うのは、タイムや走行距離にこだわりすぎて故障するランナーが非常に多いなって思います
特にフルマラソンに目標を置くランナーがそうなりがちでしょうか
なぜ、そこまで走らなければいけないのか?走ることがそんなに大事なのか?
記録を目指せば目指すほどリスクは高くなる
僕は目的と価値を考えて自分のランニングスタイルを見直してます
りょうさんのブログは参考になります
何で、りょうさんの考え方がこれほど受け入れられているのか全く理解出来ません。
応援ありがとうございます。
そして、お役に立てまして光栄です。
決してブレることなくやっていきますので、
これからもよろしくお願いします。
サブスリーさん
その通りですよね。
もしかしたら、私は「水と油」の話をしているような気がします。
どこまで行っても交わらないですね。
とにかく頑張らないことなんですが、
サブスリーさんの場合は、頑張り過ぎないこと、ということですよね。
ひでごんさん
ありがとうございます。
「体育会系」で頑張る人がいっぱいいますので、
故障する人が多いんでしょうね。
「目的と価値」という言葉、いいですね!
どっかで使わせていただきます。
パンダさん
そう言っていただけると嬉しいです。
もしかすると、パンダさんにも
分かっていただける日が来るかもしれません。
私の考えに賛同できない人はずいぶん増えてきました。
それと同時に、賛同していただける人もずいぶん増えました。
どんな物事でも賛否両論あるのが社会だと思います。
人(友人?きっと向こうはそう思っていないでしょう)をさらし者にしてまで
ブログで主張するなんて信じられません。
あばよ!
「悪い経験モデル」と言われます。
大げさに言うと、失敗哲学ではないでしょうか?
反論せよ
図星だから返せないのだろ
人は十人十色。
合う人がいれば、合わない人もいる。
自分が好きなアーティストを、好まない人もいる。
それが社会です。
りょう先生がどうして削除したり、返事しないか、クリアな精神で考えてみてください。
それはあなたのコメントが返答するに値しないからです。
あばよと捨て台詞を残しながら、またいちゃもんを付けにくるなんて、あなたの愚かな精神をさらけ出しているだけです。
りょう先生と対話を繰り返して、やはりこのブログが受け入れられないのであれば、見なければ良いだけ。
賢い方はそうされていると思います。
疑問に思いながらも、どこかしら気になって、ふっと思い出してはチェックする、そんな方もおられると想像します。
コメントで喧嘩をふっかけるような時間がある、暇なパンダさんが羨ましい。
私ならもっと自分を高めるために時間を使います。
りょう先生、横から申し訳ありませんでした。
私はあなたのような知的なファンがいることを誇りに思います。
いつも素晴らしいファンに支えられていると
分かっているから私も心強いです。
代弁ありがとうございます。
他人をさらしものにすることが許せないと何度も言っているのです。
もっとお暇なランナーさん、そんな暇があっていいな~
このお名前が同一人物であることは分かっているんですよ。
わざわざ名前を変えて何度もコメントすることに、
どんな意図があるのでしょうか?
わざと混乱させ、妨害しているとしか考えられませんよね。
人のことを暇人扱いしながら、
ご自身で墓穴掘ってますよ、○○さん!
「あばよ!」と「さようなら!」の捨て台詞を2度も残しながら、
「あばよ」しないで何度もカキコミするのは、
私への未練ですか?それとも魅力?
カキコミした人が削除できない仕組みの
ライブドアブログさん、ありがとう!