昨日は熱中症の症状について書きました。
(昨日の記事→熱中症とは?)
熱中症というのは、「事故」です。
そう考えると、
誰の身にいつ起こってもおかしくないということです。
統計的に、
熱中症は「急に暑くなったとき」に多く発生しているそうです。
梅雨の合間に、急激に気温が上昇した日、
梅雨明けの蒸し暑い日、
などは、注意が必要です。
それは、私たちの「体温調節機能」との関係が
深くかかわっているからです。
体温調節機能とは、
字を読んだ通りの事で、
体温を一定に保とうとする能力です。
個人差や時間差はありますが、
だいたい36度程度の体温に保たれています。
例えば、平温36.5度の人の体温が
1度上昇すると、37.5度になりますが、
そのくらいだと「微熱がある」という
自覚症状も現れることでしょう。
でももし、2度上昇して38.5度になったらどうでしょう?
きっと仕事や家事に支障が出るくらいですよね。
「今日は早く寝よう」
そんな気持ちになることでしょう。
それが39度にでもなろうものなら、
それはもうフラフラ状態ですよね。
ではその逆はどうでしょう?
1度下がって、35.5度。
これくらいが私の平温です。
そんな人もあるかもしれませんよね。
では、2度下がって34.5度になったら?
これはもう身体が冷たくて大変です。
それ以上は危険なので考えたくありません。
いかがでしょう?
当たり前の事を書いただけですが、
人の体温というのは、
1度~2度程度までしか変化しないようにできています。
これは私たちの身体が頑張っている証です。
それなのに気温はどうでしょう?
真夏は気温が35度になったり、
車の中は50度になることもあります。
それとは逆に、真冬には氷点下にもなります。
気温がそんなに変化されては、
身体の体温調節機能が付いていけなくても当たり前です。
しかも夏になると、必ず冷房が入ります。
私は個人的には冷房がキライなので、
家ではほとんど使いませんが、
会社務めしている人は大変です。
また買い物に行っても、どこへ行っても、
冷房で身体は冷やされ、しかし一歩出れば炎天下で暑くなり、
また冷やされ、また暑くなり、
そんな温度変化を一日に何回も繰り返されると、
身体の体温調節に対する能力が
働かなくなってもしょうがありません。
この温度変化への対応能力も個人差があります。
これから暑い夏になりますが、
マラソンをする場合、
炎天下の下、走るというのはかなり危険です。
とくに梅雨明けは身体が
このような温度変化にまだ対応できていないので、
熱中症で倒れてしまうということもあります。
ある程度、暑さに慣れるまでの数日間は、
徐々に身体を慣れさせるようにしましょう。
だから温度変化の少ない生活を心がけましょう!
なんて書いても、現実的に無理ですよね。
夫婦間の体感温度が違うため、
冷房を入れないと過ごせない夫に、
仕方なく寒い部屋で過ごしている妻。
そんな話はよく聞きます。
ではどうするか?
それは「衣服」で調整するしかありませんよね。
私は夏には必ず長袖の上着を持ち歩きます。
冷房のきいた場所に入る時は、
必ずその上着を着ます。
人間には衣服で調整する知恵があります。
「邪魔くさい」とは考えずに
「健康のため」と考えましょう。
「今日の話は役に立った!」と思われましたら、
ポチッと押して、ランキングを確認してくださいね
かなり役立った→ふたつにポチッ
まぁまぁ役立った→どちらかひとつにポチッ
=============================
私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
=============================
コメント
コメント一覧 (2)
まさにタイムリーな話題です^^
こういう時は気をつけないといけませんね
はい、お気を付け下さいませ。