メールにてお問い合わせをいただきました。
とても切実な内容のため、とても長い文章でした。
前文掲載できませんので、一部省略して紹介します。
【 質問 】
【 回答 】
と言いますのもシンスプリントは、
脛骨(けいこつ=すねの骨)に付着しているところの炎症ですので、
シンスプリントは一度治っても、
とても切実な内容のため、とても長い文章でした。
前文掲載できませんので、一部省略して紹介します。
【 質問 】
3月18日にフルマラソンで足を故障し、 初め整形外科に診断を受けると「肉離れ」と言われ、 1ヶ月程様子をみていましたが回復しませんでした。 そこで他へ行ったところ、 医師から「シンスプリント」と言われました。 先日(このメールをいただいたのが、6月8日) ようやく階段の下りも痛みが出なくなりました。 そこで翌日早速10km走ってみたところ、 また痛みが出てしまいました。 一度痛みが出てからは2、3日で回復しましたが、 一体何時になったら完治するのか見当もつきません。 何せ約3ヶ月近くになるので こんなに怪我が長引くとは思いませんでした。 筋力は落ち、体脂肪が増える一方で モチベーションも下がりっぱなしです。 実はもうすぐハーフマラソンのレースがあり、 ゆっくり流すぐらいで出場しようと思っていますが、 やはり棄権したほうがよいのでしょうか? 突然のメールでいろいろ質問してしまい申し訳ございません。 もし宜しければご教授下さい。 宜しくお願いします。 |
【 回答 】
かなりお困りのようですね。
お辛いことと思います。
「シンスプリント」との診断されてもなかなか治らない。
「シンスプリント」との診断されてもなかなか治らない。
ということから、考えられるのは「疲労骨折」です。
もう一度整形外科へ行って、レントゲンを撮ってみて下さい。
シンスプリントと疲労骨折はとても深い関係があります。
と言いますのもシンスプリントは、
脛骨(けいこつ=すねの骨)に付着しているところの炎症ですので、
なかなか治らない時は、脛骨の疲労骨折を疑うこととなります。
疲労骨折というのは、いわゆる「ひび」です。
パキッと折れたわけではなく、骨にひびが入った状態です。
治療方法はありません。
「安静」が治療なのです。
それが日常生活や仕事があるから普通は無理です。
だからこそ長引くのです。
疲労骨折というのは、
傷めた直後ではレントゲンに写りにくいそうです。
疲労骨折というのは、
傷めた直後ではレントゲンに写りにくいそうです。
1ヶ月くらいしてようやくわかることもあり、
あるいは、まったく写らないままということもあるそうです。
ですので、診断は難しいと言われています。
テーピングが有効だと言われる方もありますが、
テーピングが有効だと言われる方もありますが、
やってみて良ければ、合っているということくらいです。
ランナーに多い疲労骨折はふたつ。
「中足骨」と「脛骨」です。
中足骨については以前書いています。
同じ疲労骨折ですが、場所が違うので症状も少し違うかもしれません。
一応、参考になさってください。
足の甲が痛い~疲労骨折「中足骨」
足の甲が痛い~疲労骨折「中足骨」
シンスプリントは一度治っても、
フォームの改善をしない限り、またなります。
着地の際、脛骨にかかる衝撃の強さが一番の原因と考えられます。
良い機会ですので、しっかり休んで
原点に戻って歩くところから再開して下さい。
今の状態で「だましだまし」走ったり、
今の状態で「だましだまし」走ったり、
大会に参加していますと、さらに長引くことになるでしょう。
「棄権」するにも勇気のいることです。
しかし、すべては健康のため、私はそう思います。
筋力、体力の低下を防ぐためには、水泳をおススメします。
筋力、体力の低下を防ぐためには、水泳をおススメします。
とにかく今は無理をしないことです。
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