整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

今までにないタイプの質問をいただきました。

【 質問 】

マラソンを始めて3年くらいになります。
これまでフルマラソンも2度走り、
どちらも5時間ちょっとで完走しています。

フォームを変えたわけではないのですが、
1時間くらい走ると右肩が痛くなり、
それ以上走ることができなくなりました。

特に今までと変えたものが何もないので、
腕や肩の緊張でなってるとは思えないのです。
痛みが出るようになったのは最近です。
今まではこんなことなったこと無いのに、
どうしてなのでしょう?
45歳、女性です。
よろしくお願いします。


【 回答 】

まず考えられるのは、
フォームを意識的に変えたつもりではないのに、
無意識のうちに変わってしまっていることを疑います。

普段は痛みが出ないのに、走った時にだけ痛いとすれば、
それは走っている間に、なんらかの問題があることは確かです。

ちょっと話は反れますが、
整体師という仕事は、
毎日同じような施術をやっているつもりでも、
自分では意識をしていないうちに
変なクセ、悪いクセが付いてしまうことがあるのです。

勤務していたり、スタッフが複数人いる場合は、
誰かが気付いて注意することができます。
しかし私のように、個人的に独立していますと、
誰も注意してくれませんので、
気付かないまま何日も、ひどい時は何年も経つことがあります。

これが「慣れ」という怖い魔物です。

話を戻しますが、
質問者さんの場合も、なんらかの原因により、
フォームが変わってしまっているのではないかと考えます。
例えば、走ることそのものには慣れてきて、
もう少し速く走ってみたいとか、
もう少し綺麗なフォームにしてみたいとか、
何らかの意識が働いたことにより、
肩や腕に力が入ってしまっているのではないでしょうか。
それに気付いていない、無意識ということだと思います。

それが「力み」ということになって、
質問者さんは緊張ではないと思っているつもりですが、
結局は肩の筋肉が緊張状態になっていると思います。
走りながら、両腕をだらんと垂らして力を抜いたり、
逆に両腕を上げたり、あるいは回したり、
と、途中でやってみて下さい。
それから当たり前のことですが、
走る前にも、走った後にも、
腕、肩、肩甲骨周りのストレッチ、回旋運動なども行って下さいね。

これまでにいくつか紹介していますが、
とくにこの辺りをお勧めします。
ストレッチ・レッスン(肩甲骨&背中&腕)
肩こり解消ストレッチ(その3)
肩こり解消ストレッチ(その6)

肩関節の運動(その1、その2)
肩関節の運動(その3)
肩関節の運動(その4、その5)


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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
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