アイシングの事で、とても良いコメントをいただきましたので、
紹介しながらご説明しますね。
まず最初に今回の話は、痛みを伴った時のアイシングではなく、
日常的な筋肉疲労を取るためのアイシングのことで書いております。

【 質問 】

私の行っている整体院の先生は
何でもかんでもアイシングというぐらい
アイシングの効果を説きますが、
その先生は運動の後は筋肉が熱を持っている、
或いは腫れている状態だから、
それを正常な状況に戻すため、
冷やすのだといっているように聞こえます。

この先生の言っていることと
りょう先生の言っていることは違うのでしょうか?
それとも表現の違いなのでしょうか?
そのあたりのこと教えてください。


【 回答 】

いろんな説があるということです。

なぜ筋肉痛になるのかさえ、
医学的にはまだ解明されていませんし、
アイシングもまた、同じく解明されていません。

「何が自分に合うか」ということだと思います。

「ストレッチは必要ない」と言われる方もあるくらいです。
アイシングが自分にとって効果があると思われれば
続けられればいいと思います。

  その先生は運動の後は筋肉が熱を持っている、
  或いは腫れている状態だから、
  それを正常な状況に戻すため、
  冷やすのだといっているように聞こえます。

この部分は、とても興味深い文です。
これを考える前に、違う例で先に考えてみましょう。

例えば、風邪を引いた時に熱が出ます。
この時の熱は、
身体の中で悪いウイルスと闘っている時に発生する熱です。
「悪者を退治すること」が目的で、
「熱」はその副産物です。

その熱が高くなり過ぎると、脳が危険だ。
ということから、氷嚢などで頭を冷やします。
熱を下げるために頭を冷やしているのではなくて、
脳を守るために氷枕などをするのです。

また、「解熱剤」もあります。
薬によって、強制的に熱を下げるというものです。
しかしこの薬はいつでもだれでも使っても良い、
というものではありません。
熱さえ下げれば良い、という考え方で使用すると、
悪いウイルスをやっつけるという最大の目的が、
失われてしまうことにもなるからです。

さて話を戻しましょう。

運動した後に、アイシングする効果は、
医学的に解明されていなくても、
実例的に証明されている事はあります。
だからといって、
誰でもいつでもアイシングすれば良いのか?
という疑問を私は持つのです。

どの程度の運動量で、どの程度の熱を持っている時、
アイシングした方が良い、という基準はありません。

運動を終えても、30分後も脂肪は燃え続けている、
という事を以前書きました。
(以前の記事→疲労物質は急に止まらない!
運動直後にアイシングすれば、
脂肪燃焼を強制的に止めてしまうことになります。
それではダイエット目的、健康目的の人にとっては、
逆効果と言えますよね。
結局は自分に合うか合わないか?
という判断になります。

そもそも「筋肉を動かして運動する」という目的の
副産物として生まれた「熱」ですから、
熱だけ取り去れば良いという考え方ではダメだと思います。
アイシングの目的は、
血管を冷やして一時的に流れを悪くし、
その後の回復する力で、疲労物質を流す。
ということにあります。
ですから、アイシング=冷やす、ではないのです。
アイシングの最大の目的は、冷やすことではなく、
疲労物質を追い出すことにあります。


それを何が何でも冷やせばいいんだ!
という考え方では、間違ったことになりかねません。
そもそも、アイシングが体質的に合わないという人もいます。
そんな人にも、何が何でもアイシング!
と、お勧めするのは間違っていますよね。


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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
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