整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

ジョギングで外へ出ると、道路には危険がいっぱいあります。
今日は、トレッドミルには絶対存在しない危険を紹介します。
まず下の写真をご覧ください。
路面ななめ-2
真っすぐ立ちました。
別に何が?
と思われるくらい、普通の事だと思います。
ちょっと路面が右から左へ傾いているだけの事です。
写真は、家の近くの駐車場で撮影していますが、
歩道を走っていると、こんなふうになっているところあるでしょ?
坂道であれば、進行方向に対して前後に傾いているのですが、
路面が左右どちらかに傾いているのです。

では、この路面に対して直角に立ってみました。
路面ななめ-1
こんなふうになります。
これでは身体全体が左へ傾いています。
実はこれ、前のブロック塀を手で持って支えていますので、
この状態で静止することができています。
走っていると、そういう支えがありませんので、
路面に対して直角に足を下ろすことは不可能です。

では、分かりやすくするために、
上の写真2枚を並べて、線を入れてみました。
(クリックで大きな画像になります。)
路面ななめ-3
こんなことくらい、誰でも知っていますよね。
誰でも知っていることですが、
ちゃんと知っていないと危険なことになるのが、「足首」です。
右の写真の足首をよ~くご覧ください。
路面の傾きに負けないように、身体を真っすぐ保つためには、
足首の関節(これを足関節と呼びます)が曲がっていますでしょ?

こんな路面は走りにくい!
そういう経験はきっと誰にでもあるはずです。
なぜ左右に傾斜している路面は走りにくいのか?
その原因がここにあります。
足関節に大きな負担がかかっているからです。
こんな路面を多く走ると、足首をケガするおそれがあります。
もしあなたのトレーニングしている道路に
このような路面がありましたら、
できるだけ通らないのがベストです。
でもどうしても通る場合は、
注意しながら少しスピードを落として通過して下さい。

これがトレッドミルにはない、路面から受けるストレスです。
とはいえ、これも経験です。
少しくらいこのようなことも経験しなければ、
関節が強くなっていきませんからね。
トレッドミルだけのトレーニングで、フル完走が可能か?


「今日の話は役に立った!」と思われましたら、
ポチッと押して、ランキングを確認してくださいね
かなり役立った→ふたつにポチッ
まぁまぁ役立った→どちらかひとつにポチッ

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ 人気ブログランキングへ
=============================
私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
=============================

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. らんらん
    • 2012年04月16日 22:59
    • りょうさん、こんばんは。
      そうそう!この斜めの路面、気になってました。

      私が走るコースのひとつに、車道の中央が一番高くなっていて、そこから左右どちらも歩道側が低くなってる道があります。
      距離的にも短くないです(何km?と聞かれると、すぐにわかりませんが…)。
      私は見晴らしのよいその道が好きなのでよく走ってたんですが、路面が傾いてることが「これって脚にとってはどうなんかな?」と心配でした。
      左右の股関節にも違う負担がかかるってことでしょうか?

      気になりながらも、行きは左側歩道、帰りは反対側の歩道を走ることが多く、いつも右脚の着地が左より高くさせてました。
      行きも帰りも同じ側の歩道を走る方が良さそうですね。


    • 2. りょう
    • 2012年04月17日 19:20
    • らんらんさん

      何キロもあるような長い道は危険ですね。
      見晴らし良く気持ち良い道路でも、
      足にとっては負担大です。

      このナナメ路面は、トップランナーでも悩まされるそうです。
      できるだけ通らない方がいいのですが、
      どうしても通る場合は、
      行きと帰りは同じところを走って、
      足に対する負担を逆にする方が良いですね。


コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

トラックバック