整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

走るフォームの話の続きです。
今日はわざと悪い見本で走って写真を撮ってみました。
でも悪い姿勢だけ載せると勘違いされるので、
よい姿勢との比較写真で見比べて下さい。


フォーム前傾-0
前傾姿勢のとき


フォーム後傾-0
後傾姿勢のとき

なんだか見るからに、
後傾姿勢の方は進むのが遅そうに感じませんか?
それもそのはず!
フォーム後傾-4-2
後傾姿勢になると、後ろ向きの力が加わってしまうからです。
そのため腰の位置が落ちてしまい、
せっかく頑張って動かしている足の力を
前へ進む力にできていないのです。
ようするに、効率が悪いということです。
どうせなら、
少ない力で前へ進み、長く楽に走りたいんです。
私がおススメするエンジョイラン走法とは、
とにかく小さな力で疲れないように走るための走法です。
他にも気を付けなければならないことはたくさんありますが、
まずこの前傾姿勢ができませんと、力がたくさん必要になります。
体力に自信のある方はいいかもしれません。
私のように運動嫌いで50歳という年齢、
あるいは筋力の少ない女性には向いている走法なのです。

自分の持っている最小限の力で走りたい。
だからこそ、10の力を出した時に、
途中でその力が損なわれることなく、
10の力で進みたいのです。
それが、後傾姿勢になってしまうと、
10の力を出しても、後ろ向きに例えば3の力で損なわれるとすれば、
差し引き7の力でしか前へ進まない。
そういうことになるのです。

前傾姿勢・・・前向き10の力ー後ろ向き0の力=前へ10進む
後傾姿勢・・・前向き10の力ー後ろ向き3の力=前へ7進む


ようするに、100%の力を前向きに発揮したければ、
後傾姿勢になっては絶対ダメだということなのです。
また直立姿勢でも、足に負担が大ききかかります。

そのためにも前傾姿勢になるコツを覚えて下さい。
多少猫背でも大丈夫です。
直立や、後傾姿勢よりはるかにマシです。

以前の記事も読んで下さい。
楽に長く走る方法/13、きれいなフォームより、ケガをしないフォーム
楽に長く走る方法/13の2・・・正しい姿勢を目指す必要なし
そこには、フォームなんて気にすることはない!
と、私は大きく宣言しております。
なのに、ここ3日間で正しいフォームはこうだと書いております。

語弊のないようにお願いしたいのですが、
ここも読んで下さいね。
楽に長く走る方法/2、体重移動で身体を前へ進める

私は「前傾姿勢になって体重移動で進む」
ということをやってほしい、それが言いたいのです。
足を蹴って走れとか、膝を前へ出せとか、
そんなことは必要がないんです。
また、天から紐で引っ張られるように・・・
なんて言われて、走る以前の姿勢を正せと書いてあっても、
そんなのできるわけがないんです。
それは走る前にまず猫背を治せと言われているようなもので、
それじゃーいつまで経っても走れないじゃないですか!
私が言いたい姿勢とは、猫背の人は猫背のまんまでいいのです。
猫背のまんまで、前傾姿勢になって
体重移動で進めばいいんですよ。


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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
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コメント

 コメント一覧 (8)

    • 2. りょう
    • 2012年04月12日 02:11
    • 八木澤@ラフティング道 さん

      いつもコメントありがとうございます。
      こちらからはなかなかお伺いできずにすみません。
      ラフティングはおもしろいですよね!
      一度しかやったことありませんが、
      機会があればまたやってみたいと思っています。


    • 3. カオリ
    • 2012年04月14日 16:01
    • そうですよね!ずっと胸を張った姿勢での走りにテーマを置いてましたが・・・疲れる疲れる(笑)明日のレースは本来の猫背のまま、あるがまま!リラックスして走ってきます!


    • 4. りょう
    • 2012年04月14日 21:14
    • カオリさん

      そうそう、何事も無理せずあるがまま。
      結果また教えて下さいね。
      私が気になるのはタイムより内容です。



    • 5. カオリ
    • 2012年04月16日 20:28
    • りょうさん、早速結果報告です。
      無理に胸を張らずに、あるがままレースに挑んだら、いつもパンパンに張る背中や腰が、全く辛くなりませんでした。
      ただ、上半身は万歳!だったんですが、持病(?)のお尻奥からハムからふくらはぎの痛みで、右足がイカれてしまい、レース後半は辛~~いものに(涙)長年の坐骨神経痛っぽい症状がイマイチです。


    • 6. りょう
    • 2012年04月17日 19:15
    • カオリさん

      半分、良かったですね。
      でも半分、辛かったですね。

      フォームが少し変わったことで、
      使う筋肉の場所が少し変わった、
      ということだと思います。
      坐骨神経痛は、腰と背中のストレッチで改善できます。
      やってみて下さいね。


    • 7. カオリ
    • 2012年04月18日 21:50
    • そうなんですか!背中と腰ですね!
      もっぱらお尻とハムストばかりやってました。
      やってみます。ありがとうございました^^


    • 8. りょう
    • 2012年04月19日 19:12
    • カオリさん

      坐骨神経痛になる元は、ほとんどが腰です。
      やってみて分からないことがありましたら、
      またお気軽にカキコミして下さいね。
      お大事に。


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