整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

とてもタイミング良く、こんな質問をいただきました。

【 質問 】

10日前に初フルマラソンを完走しました。
足の筋肉痛は治ったのですが、
右足首のくるぶし辺りがまだ痛みます。
軽く走るとまだ膝の関節とくるぶしに少し痛みを感じます。
走るにはまだ早いのでしょうか?


【 回答 】

はい、まだ早いので、
痛みが引くまで走らないことをお勧めします。

マラソンで負担がかかるところには、
「筋肉」と「関節」があります。
比較的、筋肉の方が早く回復すると思います。
しかし、関節は痛みが長引くことが多いです。

結局、あなたの関節は、
まだフルマラソンにきちんと対応できるだけ、
できあがっていなかったということなのです。
昨日の記事の話になりますが、
(→300kgの重りが、1時間で5,000回も膝に衝撃を与える
体重の約5倍も膝に負担がかかるのです。
足首には何倍なのか分かりませんが、
マラソンをすることで、足首にも膝にも、さらに股関節にも、
大きな負担がかかり続けたわけです。

初フル参加の場合とくにそうなのですが、
42.195kmという長さを知らずに、
生まれて初めてフルの距離を体験しているわけです。
練習で何度もフルを走って、大会に初めて参加した・・・
という人は、聞いたことがありません。

身体がフルの距離を知らないまま走り切ったということは、
それは身体にとって未知の世界だったわけです。
途中で筋肉や関節が悲鳴を上げていても、
何とか気力で乗り切ったことでしょう。
その痛みがまだ続いているのですから、
もう少し身体を休めさせてあげて下さい。

そんなに焦らなくても、フルを走りきった身体は、
走らなかった頃の身体にすぐには戻りませんからね。

もしどうしても動きたいのであれば、
ウォーキングをしてみるのはいかがでしょう。

また、その痛みが弱まることもないようでしたら、
無理せず整形外科を尋ねて下さい。
日数に応じて痛みは引くものですが、
疲労骨折などの場合でしたら、
10日程度では痛みがまったく引きません。
あるいは、膝の場合でしたら、
じん帯損傷や、半月板損傷などもあります。
もっともそんな場合は、そんな悠長なことを言ってられないくらい、
痛みがあると思いますので、今回は違うとは思いますが、
あまり気になるようでしたら診てもらって下さい。


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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
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