整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

今日はちょっとした数字のお遊びです。

以前、私の走るテンポは、
「1分間に180歩です」と書きました。
その時の記事
マイペース走&マイテンポ走で、楽に長く走る

1分間に180歩ということは、
フルマラソンをこのままのテンポで走ったと仮定すれば、
4時間で、43,200歩
4時間半では、48,600歩
5時間では、54,000歩
という数字になります。

160歩で計算すると、
5時間で、48,000歩です。

ザクッと考えやすいように、
フルマラソンを走るには、約5万歩必要だということになります。


ランナーが、日常的に60分走るとすれば、
160歩×60分=9,600歩
180歩×60分=10,800歩となります。
ようするに、毎日60分走っている人は、
それだけで約1万歩を走っていることになります。

ところが、数だけで比較できないのが、
膝に対する負担です。

歩く時には、体重の2~3倍、
走ると、体重の4~5倍、
またある文献では10倍とも書かれています。
この数値のばらつきは、
おそらく走り方が上手か下手かの違いではないかと思います。

一応、歩く時は体重の2倍、走る時は5倍という数字で、
体重50kgの人で60分1万歩で比較すると、
歩く・・・100kgが片足に対して、5,000回の衝撃を与える。
走る・・・250kgが片足に対して、5,000回の衝撃を与える。

体重60kgの人で60分1万歩で比較すると、
歩く・・・120kgが片足の膝に対して、5,000回の衝撃を与える。
走る・・・300kgが片足の膝に対して、5,000回の衝撃を与える。

想像してみて下さい。
300kgの重りが、1時間で5,000回も膝に衝撃を与えるのですよ!
これで膝が壊れない方が不思議かもしれません。

さらにこれで4時間も5時間も走ることを考えると、
とてつもなく、膝に与える衝撃が大きいということはわかります。

NHKテレビを見て、
3ヵ月でフルマラソンを完走しようと考えたあなた!
ぜひこの膝への負担を考慮の上、
よく自分の身体と相談しながら決めて下さいね。


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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
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