そのうち書きますと、昨日書いた矢先から、今日書きます(笑)
読み返していると書きたくなったからです。
私は数年前に交通事故に遭いました。
私が原付バイクで直進中、左から出てきた乗用車に激突、
宙を舞って道路に叩きつけられ、救急車で病院に運ばれた。
数か所の外傷の手当ては看護師さんにしてもらいました。
「右足の甲」の痛みを訴え、レントゲンを撮りましたが、
先生曰く「ちょっと打ったんでしょうねー」と言うだけで、
私の身体にまったく触れることなく診察は終わりました。
それからタクシーで自宅へ帰ったのですが、
2時間後、「右足の甲」がものすごくうずき始め、
ガマンできなくなって、またタクシーで病院へ行きました。
先生曰く「そうか~、じゃ~湿布でも出しとこか」
と言っただけで、また触ることもありませんでした。
夜になるとものすごく腫れてきて、転げまわるくらいの痛みで、
電話してまた病院へタクシーで行きました。
たまたま同じ先生が宿直でおられて、
レントゲン写真をもう一度じっくり見られました。
先生曰く「折れてないけどな~、まー、ガマンして湿布してなさい」
結局、またまた触ることもありませんでしたが、
歩くことすらままならないので、松葉杖を貸してもらいました。
その夜は痛みで眠れませんでした。
それから一週間、その病院へ通いましたが、
先生は一回も私の患部に触ることがありませんでした。
だから私は言いました。
「病院を変えたいんですけど、いいですか?」
「なぜ?」
「こんなに痛いのに、触りもしない診察だから」
と正直に言いましたら、「どうぞ」と言われました。
そして2軒目の病院へ行きました。
また一からの診察です。
レントゲンを撮って、先生の診察があって。
ここではちゃんと触ってもらいました。
しかし、診断結果は「ねん挫」です。
ものすごく腫れて痛みも強烈にあるのにねん挫です。
「湿布貼って下さい」と言われ、
この病院に一週間通いましたが、
まったく痛みが取れないのでまた言いました。
「病院を変えたいんですけど、いいですか?」
「なぜ?」
「こんなに痛いのに、ぜんぜん治らないから」
と正直に言いましたら、「どうぞ」と言われました。
それから3軒目の病院です。
また一から話して、レントゲンを撮りました。
先生曰く「あ~、骨折してますね~、ここ、見て下さい」
と、棒で差して説明して下さいました。
なんと、3軒目の病院で初めて骨折が発覚!
それからしばらくこの病院に通うことになるのですが、
リハビリに関してあまりに乏しく、
温熱パックするだけの毎日だったので、
「病院を変えたいんですけど、いいですか?」
「なぜ?」
「リハビリを家の近くに変えたいから」
とウソを言いましたら、「どうぞ」と言われました。
そして4軒目の病院。
そこではリハビリがきちんとしていまして、
いろいろな設備で治療しました。
でも、本当は家から遠い病院でした。
以上4軒とも、とても大きな総合病院ばかりを渡り歩きました。
結局、この事故からもう10年くらい経ちますが、
いまだに「右足の甲」の痛みは消えていません。
マラソンを始めた年はそれでとても大変でした。
右足をかばうために、余計な所が筋肉痛になるし、
楽に走れないし、自分にはフルなんて走れないんじゃないか?
そう思いながら、痛みと向き合いました。
それともうひとつ。
20年くらい前の交通事故の後遺症が、左ひざにあるのです。
この二つの後遺症のおかげで、
今の私の走り方「エンジョイラン走法」が生まれました。
楽に長く走りたかったからです。
昨日と今日の記事で言いたいことは、
病院で納得いかない場合は、
勇気を持って別な病院へ行って下さいということです。
マラソンをしていて、つい頑張り過ぎて痛みが出る。
そんなことは良くあることです。
これを読んでいるくらいですから、
きっとネットで思い当るところをいろいろ検索して、
自分なりに調べられていることと思います。
マラソンにおけるケガというのは、
病気とは違い、自分の行動が引き起こしたものです。
マラソンしなければなにも故障することはなかったことです。
だからこそ、日頃の身体の調子を
自分自身の身体に常に問いかけ続けて下さい。
長く楽しくマラソンできますように。
「今日の話は役に立った!」と思われましたら、
ポチッと押して、ランキングを確認してくださいね
かなり役立った→ふたつにポチッ
まぁまぁ役立った→どちらかひとつにポチッ
=============================
私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
=============================
|身体ケア
コメント