世の中には「優良顧客」という言葉がありまして、
百貨店の外商では一回のお買い物が10万円は下らない。
展示会へ招かれると、最低でも100万円の買い物をし、
「営業さんに押し負けたから・・・」
なんて言いながら、300万円使う人がいます。
私にはまったく縁のない世界です。
では、「優良患者」という言葉があるのをご存知ですか?
本来、医師の思い通りに、回復していく優秀な患者の事なのですが、
その裏の言葉を聞いたことがあります。
「手がかからなくて、お金だけ払ってくれる患者」のことらしいです。
以前私が住んでいたマンションの一階が整形外科でした。
朝9時から診察が始まるのですが、
お年寄りの人たちは、朝6時から玄関前に集まります。
それが日課になっていて、楽しみでもあるようです。
ある日、その人たちの会話を聞きました。
「○○さん、最近来てないね~」
「あ~、あの人、身体が悪いそうよ」
なんとも不思議な会話なのですが、
「あなたたち、整形外科に通っている患者でしょ!」
と、ツッコミたくなりました。
整形外科に行ってどんな治療をするのかといいますと、
電気当てて、温熱パックして、ウォーターベッドに寝て・・・
だいたいそれくらいです。
それにはしっかりとした根拠があるから
治療としてのメニューがあるのでしょうが、
じゃ~、それで良くなっているのかと尋ねると、
皆さん「気休め」だと言います。
でもそこには「医者は自分の身体を治してくれる」という
信頼があるから患者は通っているのです。
「いつかは、なんとかなるだろう」という期待感です。
ところが、裏へ回れば医者には「優良患者」と呼ばれて、
何回も来るから簡単な機械の扱いは自分でできるようになって、
看護師が補助してくれるだけで、
先生は身体に触れもしない。
病院側にとってはとても楽な存在で、
機械さえ並べておけば、たくさんの人を受け入れることができ、
毎回お金だけ落としていってくれる「優良患者」。
それなのに、患者は先生に信頼を置いているという矛盾。
私にはどうしても理解できません。
それはどちら側にも問題があると思います。
以前、とても良い言葉を聞きました。
「人の気持ちは変えられないが、
自分の気持ちは簡単に変えられる」
その通りだと思います。
病院任せになるのではなくて、
今、自分の身体のどこが、どうなっているのか?
まず、自分で知ることです。
患者側も勉強するようにしましょう。
病院へ行くほどではない切り傷や擦り傷、
日常的にあると思いますが、数日で勝手に治るでしょ?
それを「自然治癒力」と呼びます。
人間は自分の身体を自分で治す力があるのです。
その力が強い人を「免疫力のある人」と呼びます。
マラソンを始めてから私は風邪をひかなくなりました。
免疫力が高くなったということです。
マラソンをすることで、身体が強くなったわけです。
あなたはいかがですか?
風邪?
ひざ痛?
腰痛?
マラソンすることで、身体を悪くしているようでは、
何かが間違っていますよ!
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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
2回目の奈良マラソンでも、止まらず、歩かず、
去年より2分速く、4時間6分で完走しました。
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|身体ケア
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