足をまっすぐ出すということに対して、
このようなご質問をいただきました。
[ 質問 ]
ちょっと疑問なのですが、
人間の骨格は千差万別で、 O脚の人も大勢います。
足をまっすぐ出すと膝が内側を向き、 非常に苦痛ですが、
足をまっすぐというよりも膝の向きを
まっすぐというほうが正しいようにも
思えますがどうなんでしょうか?
[ 回答 ]
その疑問、とても心配いたします。
足をまっすぐ出せば、膝が内側を向くということは、
相当ひどいO脚ですね。
しかも足をまっすぐ出せば、苦痛を伴うということですので、
その状態でマラソンをするのは危険ではないかと考えます。
当院にはO脚矯正のために来院される方もありますが、
それだけひどいO脚でマラソンをされている人は、
ひとりも見たことがありません。
そんなにもひどいO脚の人でもマラソンをされているのですね。
それよりも、ご自身がそこに気付かれていないことも心配いたします。
たったひとつのコメントで断言するのは
間違っているかもしれませんが、
何もしなくてもおそらく近い将来、
変形性膝関節症でお困りになることと思いますが、
マラソンをすることで
その病状を早めているのではないかと、とても心配いたします。
年齢はわかりませんが、
どうぞご無理のないように、なさって下さいね。
足をまっすぐ出すの意味は、
つま先、ひざ、太もも、すべてまとめての足です。
こちらも参考にどうぞ。
つま先が外向くと、膝を「ひねる」からダメ!
膝に悪影響を与えているのは「ひねり」
体重が足の外側へかかるのは危険!
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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
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コメント
コメント一覧 (6)
実は私もちょっと気になっている事があるのです。
膝をピンと伸ばすと、膝と膝の間に指が2本半、入るくらいの隙間ができるんですよー
これって、O脚って事ですよね。
膝を真っ直ぐ前に出そうとすると、常に関節を少し緩めないとできないんですよ。
少しだけ「くの字」にしないと真っ直ぐ膝が前に出ないんですよ。
自分の歩いているところを鏡に映すし、足を上げると、どうしても膝のところが外側を向いてしまうのですよ。
膝を少し「くの字」すると、膝も前に出すことはできるのですが・・・
これって、やっぱまずいんでしょうか?
確かにO脚です。
でもそれくらいでしたら、そんなに問題ないと思います。
一本道を走ろうとされていませんか?
靴をひっつけないで、テニスボール一個分開けて立って、
そのまま足を前へ出してみて下さい。
それで無理なく足がまっすぐ出るようであれば、
とくに問題はないと思います。
これをご覧ください。
2本のレールの上を進む具体的な方法
http://enjoy-run.com/archives/6038021.html
一本道をイメージしてました。
今度、「白線を跨ぐ」を試してみます
やっぱりそうでしたかー。
2本のレールできっと解消するはずです。
しかも走り易くなります。
昨日今日と5kmづつ走ってみました。
少しテニスボール一個くらいあける気持ちで走ってみました。
なるほど、膝に優しいように感じます。
ただ、普段使っていない筋肉を使うためでしょうか、大腿骨の外側の筋肉が疲れる感じがします。
また、よろしくお願いします。
早速、実践されていますね。
そうやって自分の走り易い間隔を探して下さい。
もしかすると、テニスボールより
やや広い方が楽かもしれませんし、
狭い方が楽かもしれません。
個人差がありますので、試しながら走って下さい。