「マラソンは途中で走るのを止めると、
もう一度走り出すのは大変だから、止まらない方が良い」
こんな話を昔聞いたことがあります。
聞いた時は、当時中学生くらいで、
せいぜい3kmくらいの話だったように思います。
きっと全力で走っていたんでしょうね。
もし、今この話を聞いたら、私は否定します。
日頃、信号のないコースを走っている人には、
もしかすると分かり辛い話かも知れませんが、
信号で止まった時、
「休憩できる」という気持ちになった事がよくあります。
走っている途中で諦めて止まらないことが、
練習の一つでもありますから、私は途中で絶対に止まりません。
そんなことからも、途中で諦めない心を作ります。
しかし、信号は別なのです。
大会で想定するところの給水ポイントのようなものと考えています。
日頃、私は歩道を走って、住宅街を走っているのですが、
ノンストップで15km走る!
そう決めて出ても、信号で止まることがあります。
そんな時、歩幅を狭くグルグル回ったり、
行ったり来たりしながら身体を動かすようにしています。
それを自分の中ではノンストップと呼んでいます。
しかし、長距離を走る時はちょっと違う時もあります。
信号で止まれば、身体も止めて、
ストレッチしたり、屈伸をします。
場合によっては、信号が青になっても進まず、
もう一回信号を待って、ストレッチを多くすることもあります。
場所にもよりますが、
信号待ちの時間は、一回1~2分くらいです。
この「休憩」によって、身体が回復するのです。
走り出す時には、
昔聞いた言葉なんて、「ウソ」だと思い出しながら、
軽くなった身体を前へ進めることができます。
昨日の話の続きにもなりますが、
フルマラソンを完走する作戦として、
給水ポイントでは積極的に休憩する
ことにより、
限界点まで身体を追い込まずに、
ちょこちょこと疲れを回復させながら走る。
これが初心者にとって必要な作戦です。
こちらのページも参考にして下さいね。
フルマラソンにおける、体力低下イメージ
昨日の話はこちら
表を持って走り、通過タイムでペース確認する
昨日のタイム表を参考にしながら、
自分が楽に走れるペースが何分なのか、
そのタイムを基に自分なりの予想タイムを作成して下さい。
日頃ランニングウォッチをして走りますが、
通過ラップタイムばかり気にせず、
信号待ちラップや、トイレラップも測ってみて下さい。
大会を想定すると、
トイレへ一回行くと何分ロスするのか?
そんなことも知っておくと便利です。
またトイレの待ち時間も想定しなくてはなりません。
給水ポイントでストレッチするには、
何分あればある程度満足できるのか?
そんなタイムも想定した走り方、休み方、
いろいろ測ってみて下さい。
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私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
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