なぜ、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)に負担がかかるのか?
その理由はお分かりいただけましたでしょうか?
→昨日の話(膝下(前脛骨筋)に負担がかかる理由)
今日は、前脛骨筋にできるだけ負担をかけず、
楽に走る具体的な方法をご紹介します。
まず、下の写真をご覧下さい。
私の足裏です。
他店マッサージに行った時には、
「男の人の割には、綺麗な足ですね」と、言われます。
別にそれが言いたくて載せたのではありません(笑)
単に軟に生きてきただけの足です。
この矢印の意味はご存知ですよね?
マラソン本に書いてある印です。
かかとで着地して、足裏の外側を通りながら、親指へ抜けていく。
最終的には、しっかり地面をつかむようにして、蹴りましょう!
と、書いてあります。
私も最初やってみました。
でも、よくよく考えてみれば、普通の人でしたら、
ピンク色の部分が凹んでいますよね。
足をベタッと付けても土が付かないということから、
「土踏まず」っていう名称が付けられてます。
赤い線のような、曲線なんて意識しなくても、自然にできるはずです。
(私は偏平足なので、凹みがありませんが・・・)
しかし、この赤い線を意識すると、
足裏の外側に体重が乗ってしまい、
それが、足全体の外側に体重が乗る原因でもあります。
昨日の話を思い出して下さい。
足の外側の細い骨・・・腓(ひ)骨に荷重がかかる原因です。
解決策です。
これでいいんじゃないんでしょうか?
とても単純ですが、これでしたら足裏の外側に体重が乗りませんので、
結果的に、外側に荷重がかかることはありません。
これが、私が言う、内股に体重を乗せるという意味なんです。
ここで誤解のないように言いますが、
あくまでも、「イメージ」、意識の上でのことだということです。
実際には土踏まずがありますから、多少は外へ流れるでしょうが、
無理に足裏の外側を意識せず、
むしろ、内側に意識を持って行った方が、
体重が外側に乗ることを防ぐと、言いたいのです。
では、次にこの写真ですが、
一つ上の写真と何が違うかと言いますと、
親指への矢印がないことと、かかと着地の印が大きくないことです。
実は、これが私の走り方、エンジョイラン走法です。
楽に走るためには、「つま先で蹴らない」ということを以前、書きました。
→こちら「足首、つま先などを使ってキックしない」
蹴らない走り方なので、親指への矢印がありません。
親指の付け根くらいで十分です。
それからもうひとつ。
「かかとで着地しない」ということも、書きました。
→こちら「体重移動で身体を前へ進める」
ベタ足で体重移動だけで前へ進むことは、
足裏の筋肉の使用量を減らすことができますので、
楽に長く走ることができるのです。
これもイメージ的なことになりますが、
実質的には、かかとが先に着地します。
しかし、意識的にかかとから着地することはないと言いたいのです。
意識的にかかとから着地すれば、足裏の構造上から、
その後は足裏の外側に体重が乗ってしまいます。
それを避けるためにも、ベタ足での着地をお勧めするのです。
ここで、もうひとつ誤解のないように確認しておきます。
私が推奨する「エンジョイラン走法」は、
タイムを狙う人には向いていません。
フルマラソンを止まらず歩かず、4時間程度で完走したい人、
あるいは、そこまでも達していない人向け、
もしくは、レースに出ないけど、健康やダイエットのために走りたい人、
そんな人向けのことです。
サブスリーとか狙っている人は、
どうぞ、マラソン本を読んで、書いてあることを実践して下さい。
ただし、ご無理のないように。
身体のケアだけはしっかりやって下さいね。
=============================
私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
=============================
いつも応援ありがとうございます。
いま現在のランキングは何位でしょう?
ついでにポチッと押してみてね。
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その理由はお分かりいただけましたでしょうか?
→昨日の話(膝下(前脛骨筋)に負担がかかる理由)
今日は、前脛骨筋にできるだけ負担をかけず、
楽に走る具体的な方法をご紹介します。
まず、下の写真をご覧下さい。
私の足裏です。
他店マッサージに行った時には、
「男の人の割には、綺麗な足ですね」と、言われます。
別にそれが言いたくて載せたのではありません(笑)
単に軟に生きてきただけの足です。
この矢印の意味はご存知ですよね?
マラソン本に書いてある印です。
かかとで着地して、足裏の外側を通りながら、親指へ抜けていく。
最終的には、しっかり地面をつかむようにして、蹴りましょう!
と、書いてあります。
私も最初やってみました。
でも、よくよく考えてみれば、普通の人でしたら、
ピンク色の部分が凹んでいますよね。
足をベタッと付けても土が付かないということから、
「土踏まず」っていう名称が付けられてます。
赤い線のような、曲線なんて意識しなくても、自然にできるはずです。
(私は偏平足なので、凹みがありませんが・・・)
しかし、この赤い線を意識すると、
足裏の外側に体重が乗ってしまい、
それが、足全体の外側に体重が乗る原因でもあります。
昨日の話を思い出して下さい。
足の外側の細い骨・・・腓(ひ)骨に荷重がかかる原因です。
解決策です。
これでいいんじゃないんでしょうか?
とても単純ですが、これでしたら足裏の外側に体重が乗りませんので、
結果的に、外側に荷重がかかることはありません。
これが、私が言う、内股に体重を乗せるという意味なんです。
ここで誤解のないように言いますが、
あくまでも、「イメージ」、意識の上でのことだということです。
実際には土踏まずがありますから、多少は外へ流れるでしょうが、
無理に足裏の外側を意識せず、
むしろ、内側に意識を持って行った方が、
体重が外側に乗ることを防ぐと、言いたいのです。
では、次にこの写真ですが、
一つ上の写真と何が違うかと言いますと、
親指への矢印がないことと、かかと着地の印が大きくないことです。
実は、これが私の走り方、エンジョイラン走法です。
楽に走るためには、「つま先で蹴らない」ということを以前、書きました。
→こちら「足首、つま先などを使ってキックしない」
蹴らない走り方なので、親指への矢印がありません。
親指の付け根くらいで十分です。
それからもうひとつ。
「かかとで着地しない」ということも、書きました。
→こちら「体重移動で身体を前へ進める」
ベタ足で体重移動だけで前へ進むことは、
足裏の筋肉の使用量を減らすことができますので、
楽に長く走ることができるのです。
これもイメージ的なことになりますが、
実質的には、かかとが先に着地します。
しかし、意識的にかかとから着地することはないと言いたいのです。
意識的にかかとから着地すれば、足裏の構造上から、
その後は足裏の外側に体重が乗ってしまいます。
それを避けるためにも、ベタ足での着地をお勧めするのです。
ここで、もうひとつ誤解のないように確認しておきます。
私が推奨する「エンジョイラン走法」は、
タイムを狙う人には向いていません。
フルマラソンを止まらず歩かず、4時間程度で完走したい人、
あるいは、そこまでも達していない人向け、
もしくは、レースに出ないけど、健康やダイエットのために走りたい人、
そんな人向けのことです。
サブスリーとか狙っている人は、
どうぞ、マラソン本を読んで、書いてあることを実践して下さい。
ただし、ご無理のないように。
身体のケアだけはしっかりやって下さいね。
=============================
私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
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いつも応援ありがとうございます。
いま現在のランキングは何位でしょう?
ついでにポチッと押してみてね。
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コメント
コメント一覧 (10)
私は、現在、完走を目指して練習中です
今度の練習の時、試してみようと思います
はじめまして。
お役にたてれば光栄です。
ぜひ試してみて、また感想もコメント下さいね。
私のブログがもとで、楽に走れるようになりましたらとても嬉しいです。
大阪在住、現在47歳
10月の大阪マラソン初フルです
いろいろ参考になります
はじめまして。
似たような年齢ですね。
いろんな想いがあっての、フル参戦だと思います。
エンジョイラン走法で、
楽に長く走れるようになってくださいね。
どうぞ、ご無理のないように。
りょうさんの記事を元にさせていただいて、自分もブログ記事を書いて見ました。よかったら見てくださいね。
http://ameblo.jp/nn10nn/entry-11023666040.html
試していただけたんですね。
喜んでいただけて光栄です。
前頸骨筋で検索してたどりつきました。
力の抜け方で負担が細い骨か太い骨かに影響するんですね。
いつもすねパンパンなので、足裏の外側に重心がいっていたのかと気付かせていただき、目から鱗です。
シェアをありがとうございました。
はじめまして。
良かったです、お役に立てましたようで嬉しいです。
これからは内側を心がけて走ってみてくださいね。
先日医者で膝のレントゲンを撮ってもらったところ膝の痛みの原因はO脚と言われ、早速りょうさんを検索!!
私も偏平足です。それを指摘されるのがいやで外側に力を入れて歩く癖がついていたと思います。
これはわかりやすかったです。(今まで、内側に体重を乗せるがわからなかった)早速赤い線に体重をのせ、指をフリーに(?)走ってみました。
膝、痛くないです!!
何十年も間違った歩き・走りをしてたんですね~
膝のお皿マッサージも毎日してますよ!(^^)!
来年の復帰に向けて頑張ります!
これからもお世話になります(*^_^*)
良かったですね。
自分の筋肉の使い方やフォームにまず気付くことですね。
気付いたことで変えることも治すこともできます。
少しずつ身体を大事にしながら復帰目指してくださいね。