「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」
具体的レッスン-10
10、骨盤移動で前進する
1~9まで、できるようになった方は、
もうずいぶん楽に走れるようになったことと思います。
今日は骨盤移動の話です。
これは、マラソン本でも良く紹介されていますので、
すでにご存じの人も多いと思います。
右足を前へ出す時は、右側の骨盤を前へ出す。
左の時は、左の骨盤。
これがやってみると、なかなかできないんです。
これって、本当に必要?って、思ってしまいます。
結論的に言いますと、
タイムを縮めたい人には、絶対必要です。
しかし、私がお勧めするエンジョイラン走法としては、
マスターしなくても問題ありません。
しかし、覚えておくと便利なこともあります。
それは、坂道です。
とくに、上り坂はしんどいですから、
なかなか足が前へ出にくくなりますよね。
いいんです!
上り坂の時にこそ、骨盤を動かす時です。
歩幅をさらに小さくして、
足を前へ出すのではなく、
骨盤を前へ出すようにしてみて下さい。
足を、右・左・右・左という動きではなく、
骨盤を、右・左・右・左という気持ちです。
<練習方法>
まず、歩きながら練習してみましょう。
楽に普通に歩いて下さい。
スーパーの中を歩くくらいの気持ちで良いです。
その時に、骨盤を右・左・右・左と気をつけてやってみて下さい。
背筋を伸ばすとやりやすくなります。
ゆっくりゆっくりとやってみてください。
それができるようになったら、
ウォーキングする程度の速さでやってみましょう!
歩幅は気にせず、速さも気にせず、
骨盤にだけ意識をして、右・左・右・左と、やってみます。
それができるようになったら、軽く走ってみましょう。
いかがですか?
できるようになると、身体が楽に前へ進むようになります。
しかし、これを平地で続けるのは、
それなりに練習が必要になってきます。
ですから無理せず、
覚えたら上り坂が来たら、ここぞとばかりにやってみましょう!
下り坂で使うと、とてもスピードが速くなります。
その時はとても気持ちよく走れます。
しかし、オーバーペースになりがちで、
疲れますのでご注意ください。
骨盤移動で進んでも、スピードを上げないことをお勧めします。
=============================
私は、「筋肉消費量を抑える脱力系~エンジョイラン走法」で、
奈良マラソン42.195kmを、止まらず、歩かず、
4時間8分で、楽しく完走しました。
当時48歳、マラソン歴半年です。
きっとあなたにもできます!
=============================
いつも応援ありがとうございます。
いま現在のランキングは何位でしょう?
ついでにポチッと押してみてね。
=============================
コメント
コメント一覧 (4)
はじめまして。
お褒めいただきありがとうございます。
ヒラメ筋という言葉をご存じなのですね。
しかも下り坂でつるという限定ですか?
この質問だけではちょっと回答が難しいです。
足が張るのではなく、つるということはとても危険です。
もし、日常的に起こるのであれば、
原因がはっきりするまで休まれる方がいいかもしれませんね。
「肉離れ」を起こしてしまうと、日常歩行も困難になり、
ジョギングは2~3ヶ月、休むことになりますよ。
長時間走るとつるというのではなく、
下り坂限定となると、
走り方が大きく関係しているのではないかと思われますが、
情報不足ではっきりお答えできません。
それでも回答するとすれば、
1、走る前にしっかりストレッチをする。
2、歩幅を狭くする。
3、つま先から着地しない。
以上を見直してみて下さい。
お役に立てて光栄です。
きっとhadash1さんは、
とても速いスピードで走られているのだと思います。
慣れた走り方が一番楽なのだと思いますが、
年齢とともに、体力、筋力は
自分で思っている以上にダウンするものです。
それが一番現れるのは、関節です。
中でもマラソンは、膝関節に大きく負担がかかりますので、
健康のためというより、記録狙いで頑張ってられるのでしょうが、
どうぞ、ご無理のないようになさってくださいね。