整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

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今日はオリンピック2020を終えて感想を書いてみたいと思います。

ゴタゴタのあったオリンピック2020でしたが、終わってみれば「開催して良かった」という声が60%だったというアンケートをニュースで言っていました。まあ、そんなもんでしょうね。開催するか否かという時点では、80%の人がに中止すべきと言っていたのに、テレビで放送すればやっぱり見ます。好きな競技でなくても日本人がメダル取ったと言われたら嬉しいです。そもそも従来通りのスタイルで観客を入れていたとしても、会場へ行く人は国民のわずかで、大多数はテレビ観戦なのです。東京以外の人にとっては、緊急事態であろうがなかろうが、テレビ観戦する上では大きな差がありません。新型コロナウイルスの感染拡大を心配して中止すべきと言っていただけで、開催してしまえば喜んで見ていたということでしょう。

「アスリートファースト」という言葉が今回ずいぶん使われてきましたが、やっぱりお金を持った人、権力を持った人が一番強いのだということがよく分かりました。何を持ってアスリートファーストと言うのか? その定義の解釈次第でとらえ方が変わると感じました。

負けた選手に競技直後のインタビューは可哀そうだという意見があります。その反面、だからこそ聞きたい人だっています。マスコミは伝えるべきだと解釈しているので放送するわけです。なにも「ざまぁ見ろ!」って気持ちでマイク向けているつもりはないはずです。負けたからこその涙は、勝った人にはない感動を与えることも事実です。

大坂なおみ選手が競技直後のマスコミのインタビューを拒否したことは話題になりました。選手の気持ちも分かります。負けても受け応えするのがプロなんだと言う人もいます。スポンサーがいて契約選手がいる世界がプロアスリートです。でもオリンピックはプロとは限らず、アマチュア選手だってたくさんいます。なのにインタビューが強制されているようでした。銅メダルで大喜びで応える選手もいれば、銀メダルでは悔しくてそっけない選手もいます。

ちょうど今、朝ドラではアスリートを気象予報士が支える話になってきました。気象と身体の関係から試合に勝つ戦術を導き出そうとしています。そこには今回のオリンピックでも話題になった「お金」の話も出てきました。なにをするにもお金が必要なのです。そして一人では戦えなくて、周りの支援が必ずあるのです。

私のように趣味でスポーツをしているだけでは、競技直後にインタビューを受けることなんてまったくありません。仲間と会話することはあっても、たくさんの人に気持ちを聞いてもらう機会なんてないわけです。インタビューを受けるということは、広くお知らせするだけ価値のある選手として選ばれた存在なんです。その大会に選ばれたということはそういうことなんだと思います。トップ選手に選ばれるということは競技そのものだけではなく、日常の振る舞いや言動もまた多くの人から注目をされる存在になったということです。

ところが大会を開催する主催者という存在は、スポンサーありきで動きますから、スポンサーの機嫌を損ねることはしたくありません。だからそのしわ寄せが選手にいってしまうのだと思います。表向きにはアスリートファーストと言いながら、本当はスポンサーファーストです。今回のオリンピックで誰もが思い知ったことではないでしょうか。

よくよく考えてみると、仕事や生活の周りでもそれに近いことがとても多いことに気が付きます。お金と権力を持った人が一番強くて意見が通ります。それにしぶしぶ従わなければならなくて、そのストレスが家族やペットに当たってしまう。

朝ドラの中で「人のためにって、いつも言ってるけど、結局は自分のためでしょ?」というセリフがありました。「最初から自分のためって言ってる方が素直でいい」って言われると、呆気にとられます。これはどちらも間違いではなく結局は生き方の違いなんですよね。「お金儲けして何が悪いんですかー!」と言った人も以前話題になりましたよね。最近、私はあの人のことをよく思い出します。

バッハさんは最初からお金のために行動する人、嫌われることでしっかり結果を残した人でもあります。良いか悪いかは分かりません。そもそもオリンピックを真夏に開催するなんて最初からアスリートファーストになってないです。すべてはアメリカの放送局がカギを握っているわけですから、権力とお金がある上にしか、オリンピックは成り立ってないわけです。昔はこんなにお金はかからなかったそうですね。それをビジネスに仕上げたのがバッハさんらしいです。オリンピックビジネスで儲けた人は、反対だ中止だと言っている人をきっとあざ笑っていたのでしょう。

オリンピックというイベントを作り、そこでアスリートたちがパフォーマンスを繰り広げ、勝った負けたをテレビで放送し、感動を与えること。その仕組みを作った人がいるからこそ、アスリートも私たちも楽しむことができます。そのシステムの良し悪し、改良点はあれども、結局私たち一般人は受け身になるしかありません。これからも大いに受け身で楽しみたいと思います。
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私の著書です。(紙の本は廃刊、電子書籍で現在も販売中)

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