整体師に学ぶ~中高年のランニングによる筋肉痛改善と、楽に長く走る方法(エンジョイラン.com)

楽しく健康に走りたければ、マラソン本を捨てなさい!また、楽に走りたければ、走らないこと。その真意は、このサイトの中に!

中高年になって健康やダイエットのため走り始めたのに、膝や足腰が痛い、疲れが取れないなど、良かれと始めた運動が逆効果で困っていませんか? 整体師だからこそわかる、筋肉や身体のケア方法や、筋肉痛知らずで、楽に長く走る方法、楽しいランニングノウハウも含めて、全部お教えします。

RYO整体院のことはこちらが詳しいです。http://www.ekiten.jp/shop_51604935/
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やった人しか分からない。

これは何に対しても言えることですが、やりもしないで否定したり、やった気になるのは間違ってます。そんなの誰でもわかっているはずなんですが、私たちは想像しただけで拒否することがとても多いです。これはもう脳の問題です。

と書き始めると変な方向へ話が行ってしまうので修正しますが、とにかくストレッチとは身体を整える動作の一つなんだと解釈してほしいんです。「ストレッチやってるけどな~」と言われる人も多いんですが、ちゃんとできていればものすごい効果を感じるはずなんです。もし何も効果を感じていないとしたら、それはちゃんとできていない可能性があります。

筋肉はバネのようだと言われます。伸び縮みするからそう言われるんです。簡単な図で少し説明してみましょう。
バネ 1
①縮んだところ

バネ 2
②伸びたところ

この二つを比較すると、「それがどうした?」と思われるかもしれませんね。では次の図を見てください。
バネ 3
③これ以上縮みようがないところまで縮んだところ

これ以上縮みようがないところまで縮んだ状態、すなわちこれがつった状態です。「ふくらはぎがつる」という現象が時々起こりますが、このように筋肉がギュンと縮んだまま回復せず、縮みっぱなしの状態になった時に、足がつるということになるんです。せめて①まで戻したいですよね。だから少しずつストレッチするんです。一気に②へ戻そうとしても無理です。ちょっとずつちょっとずつ様子見ながら筋肉を伸ばしていきますよね。

自分では力を入れているつもりはないのに、縮んだままの状態です。原因はひとつではありません。その時の状況等によって違いがありますので、それはまた別な機会にお話しします。

肩こりもそれに近い状態だと言えます。

「足がつった時」「肩こり」どちらも筋肉が縮んだままになった状態のことを言います。その程度が違うだけなんです。①が肩こり、③つった状態、のように見ていただけると分かり易いと思います。だから「筋肉を緩めると良い」と言われるわけです。しかし自分では力を入れた状態になっている認識がないわけですから、これを私は「筋肉の誤作動」と呼んでいます。そんな状態で緩めるなんて難しいですよね。だって、自分の意志に反して勝手に筋肉が動作している状態ですからね。でもとりあえず、縮んでいるんだったら、伸ばせばいいという話くらいはすぐ理解できると思います。

筋肉を伸ばす=ストレッチ、ですよね?
バネ 4
④最大まで伸ばしました

筋肉は伸ばす訓練をしていると、その筋肉は伸びやすい性質になります。先日「昔は体操やってたんです」という方にお会いしましたら、「昔は柔軟に身体もよく曲がったんですが、今は硬くなって無理です」と言われました。理由はストレッチをしなくなったからだそうです。そう、筋肉は生き物です。動かし続けていると動きますが、しなくなると硬く伸びにくくなります。

だからストレッチは、整体と同じように、身体を整える=身体のケアであることをご承知おきいただきたいのです。準備運動や整理体操という言葉で私も育ちましたが、そういう類のものではなく、あくまでも身体を正常な状態に正そうとする動作のひとつだと考えていただきたいのです。

少しはストレッチの必要性が伝われば幸いです。今日からやってみませんか?
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私の著書です。

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