RYO整体院のことはこちらが詳しいです。http://www.ekiten.jp/shop_51604935/
-------------------------------------------------
-------------------------------------------------
まず最初に「筋肉は常に縮もうとする性質がある」ことをご承知いただきたいです。だから伸ばしてやる必要性があるんです。これは運動するしないに関わらず、生きている限りすべての人間に言えることです。
テレビを見ていますと、最近は高齢者向けの運動関係の番組が多いですよね。その中でも必ず「ストレッチをしましょう」と言われます。私は言いたい。
そんなにストレッチが必要だと言うんだったら、もっと若いうちから習慣化するように言ってほしい! 高齢になってから新しいことや、分からないことを始めるなんて無理だよ!
さらに私が思うことがもうひとつあります。
子供の頃から「歩き方を学ぶカリキュラムが必要」だということ。
歩き方がうまくできていない人が、走ることがうまくできるわけがない。
これは両手両足のタイミングのことを私は一番言いたい。リズミカルに上半身と下半身がうまく連動して動く人はほとんどない。高齢者向けにウォーキング教室をしていますが、そもそも高齢になってから正そうとしてもなかなか難しい。「歩くって難しいんですね」ってよく言われます。その通り。難しいんです。ところが歩き方なんて教わったこともないから、みんなそれなりにできていると思い込んで勘違いしています。
と、書いている私ですら間違っていました。
正面に大きなガラスがあって、真っすぐ向かって歩いている自分の姿を見て、つま先を真っすぐとあれほどみんなに言っている自分が、横向いていたんです。気付かなかった。着地する時には真っすぐなっているんだけど、地面から浮いている間は外向いています。ということは膝にひねりが入っているのでよくありません。
話をストレッチに戻しますが、毎日ちゃんとストレッチをやっているランナーは果たしてどれだけいることでしょう。またそのストレッチが正しく行われている人は、そのうちどれくらいの割合でしょう。多くの人はできてないんです。できてなくてもそれなりに走り続けることができます。じゃ~、しなくてもいいんじゃない? って考え方もあります。
先日私が書いた「野菜350g」と同じですよね。
昔っから野菜を350g摂りましょうと言いながら、ちゃんと摂れている人はあまりいないでしょう。でもみんな生きてますからね。ストレッチも同じで、しましょうと言いながらできていなくても生きてます。
でもね・・・、
野菜を摂らなかったことによる影響、ストレッチをしなかったことによる影響は、今日だけを見れば微々たるもので違いは分からないだけ。少しずつ身体を蝕んでいくってことは、なんとなく分かっていると思います。肥満になっていく人も同じでしょ? いま目の前のケーキを食べたとしても、急激に10kg太るわけではないでしょ? だから、やめられなくて食べてしまう。「明日からダイエットしよう」を合言葉にしている人、いっぱいします(笑)
悪影響も同じ。日々少しずつ悪くなっていきます。だから今日明日では変化に気付くことはあまりありません。でも痛みや違和感を感じることはありますよね。それが身体からの信号です。その信号をしっかりキャッチして、何らかの対処をしてあげてください。「放っておくとそのうち大変なことになりますよ」なんて言葉も昔からよく聞きます。
身体が動けば老廃物が出ます。その老廃物が身体のどこかに溜まっていきます。それを押し流す力を持っているのがストレッチです。それを感じることができれば、ストレッチが長続きするのではないかと考えます。ぜひお試しあれ。
-------------------------------------------------