RYO整体院のことはこちらが詳しいです。http://www.ekiten.jp/shop_51604935/
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あなたは筋肉痛になったことありますか? と尋ねられると、多くの人が「YES」と答えます。もし「NO」と答えたとしたら、それは鈍感で気付いていないだけです。だから筋肉痛を経験したことない人は絶対にありません。とくにマラソンのようなスポーツをしている人ならば、なって当然のことです。私も走り始めた頃は、毎日のように筋肉痛との戦いでしたから、とにかくなりたくない一心でストレッチをしていました。ところがどうでしょう。走り始めて数年すれば、ストレッチしなくても筋肉痛にならなくなります。おそらく皆さんもそんな感じなのではないでしょうか?-------------------------------------------------
それは使う筋肉が慣れてきたからです。いつも使っている筋肉で、いつも使う範囲であれば筋肉痛になることはあまりありません。スポーツしない人でも同じです。ところが、予期せぬ筋肉痛に襲われた時、必ずこう思うはずです。「なぜこんな筋肉痛が来てるんだろう? 昨日何したかな・・・? あ~、そうか~、昨日あれをしたから筋肉痛になったんだわ。」と、思い当たることがあればまだ良いのですが、なにも思い当たらないこともあります。とくに運動をしない高齢者に多いのですが、その理由をいくら説明しても理解してもらえません。が、今はその話をせずに、マラソンやスポーツをしている人向けに話を進めますね(翌々日に来る話も今は省きますね)。
例えば、マラソンしている人で、久しぶりに30km走したから翌日筋肉痛になった。あるいは、ダッシュ練習したから筋肉痛になった。日常のペースより早い速度で走ったから筋肉痛になった。こんなことは想定範囲内ですよね。ところが、特にいつもと変りない練習をしただけなのに、筋肉痛になることがあります。いや、まだ気付いているだけ良い方で、筋肉痛に気付いていない人の方が多いかもしれません。現に、私に整体院に来られる人で、私が触って初めて気付く人が少なくありません。施術しながら話を聞いていくと、原因がおのずと現れてきます。言い換えれば、整体に行かない人は、ずっと気付かないままということになります。
ここでひとつ整理しておきましょう。
「筋肉痛」と「筋肉疲労」の違い分かりますか?
この違いをしっかり理解されている人は、整体に行く人だと私は感じています。この文字を見ればだいたいお分かりだと思うのですが、筋肉痛とは痛みや違和感を伴っています。一方、筋肉疲労は徐々に蓄積していく感じで、その蓄積度は気付きにくいものです。
もっとよく知っている言葉に「疲労」と「過労」というのがあります。疲労は日常的な疲れが溜まっていく感じで、過労はその溜まった疲労が限界に達するようなものですよね。この日常の疲労が今どのくらいの度合いまで達してきているかに気付いている人は早めに寝たり、栄養採ったり、何らかの対策をされると思います。気付いていても対処しなかったり、気付いていない人が過労で倒れるのではないでしょうか。
仕事や家事などからくる疲労は、日々溜まりやすく一週間のどこかでつじつま合わせができればおおむね大丈夫だと聞いたことがあります。疲労を取るには睡眠が一番だと言われます。このくらいのことはきっと誰でも知っているのではないでしょうか。しかし、筋肉疲労についてアスリートは知っていても、私たちのような中高年の趣味運動家で知っている人は少ないと感じています。
筋肉疲労に関してはこれからもう少し詳しく説明していく機会を作りますが、今日のところは筋肉痛と筋肉疲労の違いがあるということをまず知っていただき、その解決方法として私はストレッチをお勧めしているということをご理解いただきたいです。すべてはご自身の健康のためです。
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