RYO整体院のことはこちらが詳しいです。http://www.ekiten.jp/shop_51604935/
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先日久しぶりにランニングレッスンを行いました。新型コロナの影響で自粛した頃から走り始めたという60代の女性です。今日はその人の了解を得て書きますが、同じようにできていない人がたくさんいますので、ご自身はどうかな~と考えながらお読みください。
歩くことも走ることも、足を使って身体を動かします。しかし、上半身をどれだけうまく使えるかによって、動作の仕方がずいぶん変わります。ランニング歴の長い人はよくお分かりのことですが、初心者の時はその意味すら分からないものです。それは仕方がないことだと思います。だって知らないんですからね。でもどうやったら楽に走れるようになるのか「考えることを、する人と、しない人」でその先がずいぶん変わると思います。
レッスンの前にまず現状を確認するために走っていただきました。なんかおかしい・・・。腕の動かし方と足のタイミングが合ってないんです。実はこういう人、多いんですよ。あなたも自分で気付いていないだけで、人から見たらおかしなタイミングで腕と足を動かしている人かもしれません。
走っておかしいものだから、歩いていただきました。歩く姿もやはりおかしいんです。例えるならば、身体全体で音楽を奏でているとすれば、足と腕のリズムがズレているのです。逆になっているわけではなく、ズレです。それぞれが楽器だとすれば、リズムの違う楽器が重なれば聴きづらくなりますよね。多少ズレていても本人はこれまでの人生で何も困らずに来られています。それに誰も指摘しないものだから、60年も間違ったまま来てしまったのです。
修正するためのエクササイズとしてこれをやっていただきました。
映像としては『動的ストレッチ』として紹介していますが、上半身と下半身の連動ができるかどうかの動作です。
これ、できますか?
簡単にできる人にはとても簡単。しかしできない人は何度やってもできません。おかしな話ですよね。歩く動作なんて、みんな同じだと思っていませんでしたか? 実は私も整体師になるまで考えたこともなかったです。そしてランニング始めて、本書いて、人に教えるようになって気付くことがあまりに多くて驚いています。ひとりひとりみんな違うんですよ。それはみんな顔が違うように、身体の動かし方もみんな違うんです。
私は以前からよく言っているのですが、どんな人でもエンジョイラン走法で身体を動かせば、1kmを6分ペースで走れます。それが1kmだけで終わるのか、10km走れるのかはその人の練習次第です。練習というより、経験と言った方がきっと理解しやすいと思いますが、何度も何度も繰り返すことによって身体は自然と覚えていきます。しかし大人、しかも中高年から学ぼうとするとまず頭で考えてから身体を動かそうとしますので、なかなか習得ができません。子供がすぐ覚えるのは、考えるより先に見たまんま真似てやってみるからです。大人は真似ることがとてもヘタですよね。
ランニングでも卓球でも私は教える時に音楽に例えることがとても多いです。それもとくにリズムです。身体がうまく動くのは、上半身と下半身のリズム、あるいは右側と左側のリズムがうまく動いているということなんです。先ほどの映像からリズムを読み取ってご覧ください。息を吐く瞬間と身体を動かすリズムを合わせるとうまくできるはずです。ランニングはとくにリズムがとても大切です。
レッスンした方へは、日常生活の中でリズムを意識しながら身体を動かしてくださいと言いました。走る時だけリズムよくなんてなかなかできないですから、日頃の生活の中から心がけることが、楽に長く走ることにつながります。
1・2・1・2・右・左・右・左!
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先日久しぶりにランニングレッスンを行いました。新型コロナの影響で自粛した頃から走り始めたという60代の女性です。今日はその人の了解を得て書きますが、同じようにできていない人がたくさんいますので、ご自身はどうかな~と考えながらお読みください。
歩くことも走ることも、足を使って身体を動かします。しかし、上半身をどれだけうまく使えるかによって、動作の仕方がずいぶん変わります。ランニング歴の長い人はよくお分かりのことですが、初心者の時はその意味すら分からないものです。それは仕方がないことだと思います。だって知らないんですからね。でもどうやったら楽に走れるようになるのか「考えることを、する人と、しない人」でその先がずいぶん変わると思います。
レッスンの前にまず現状を確認するために走っていただきました。なんかおかしい・・・。腕の動かし方と足のタイミングが合ってないんです。実はこういう人、多いんですよ。あなたも自分で気付いていないだけで、人から見たらおかしなタイミングで腕と足を動かしている人かもしれません。
走っておかしいものだから、歩いていただきました。歩く姿もやはりおかしいんです。例えるならば、身体全体で音楽を奏でているとすれば、足と腕のリズムがズレているのです。逆になっているわけではなく、ズレです。それぞれが楽器だとすれば、リズムの違う楽器が重なれば聴きづらくなりますよね。多少ズレていても本人はこれまでの人生で何も困らずに来られています。それに誰も指摘しないものだから、60年も間違ったまま来てしまったのです。
修正するためのエクササイズとしてこれをやっていただきました。
映像としては『動的ストレッチ』として紹介していますが、上半身と下半身の連動ができるかどうかの動作です。
これ、できますか?
簡単にできる人にはとても簡単。しかしできない人は何度やってもできません。おかしな話ですよね。歩く動作なんて、みんな同じだと思っていませんでしたか? 実は私も整体師になるまで考えたこともなかったです。そしてランニング始めて、本書いて、人に教えるようになって気付くことがあまりに多くて驚いています。ひとりひとりみんな違うんですよ。それはみんな顔が違うように、身体の動かし方もみんな違うんです。
私は以前からよく言っているのですが、どんな人でもエンジョイラン走法で身体を動かせば、1kmを6分ペースで走れます。それが1kmだけで終わるのか、10km走れるのかはその人の練習次第です。練習というより、経験と言った方がきっと理解しやすいと思いますが、何度も何度も繰り返すことによって身体は自然と覚えていきます。しかし大人、しかも中高年から学ぼうとするとまず頭で考えてから身体を動かそうとしますので、なかなか習得ができません。子供がすぐ覚えるのは、考えるより先に見たまんま真似てやってみるからです。大人は真似ることがとてもヘタですよね。
ランニングでも卓球でも私は教える時に音楽に例えることがとても多いです。それもとくにリズムです。身体がうまく動くのは、上半身と下半身のリズム、あるいは右側と左側のリズムがうまく動いているということなんです。先ほどの映像からリズムを読み取ってご覧ください。息を吐く瞬間と身体を動かすリズムを合わせるとうまくできるはずです。ランニングはとくにリズムがとても大切です。
レッスンした方へは、日常生活の中でリズムを意識しながら身体を動かしてくださいと言いました。走る時だけリズムよくなんてなかなかできないですから、日頃の生活の中から心がけることが、楽に長く走ることにつながります。
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