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先日また倒れました。気を付けていたはずなのに、ダメね。これから赤裸々に私の話を書きますが、これは他人ごとではなく、すべてのランナーに当てはまりますので、もし私と同じようなことが思い当たる人はご注意ください。

鉄分摂ってますか？

以前にも鉄分の話を書いたことがありますが、ランニングしていると、着地の衝撃で足裏の赤血球が破壊されるので、ランナーは鉄分をたくさん摂った方が良いそうです。（過去記事→着地の際に赤血球が破壊されるので、鉄分補給しよう！）　いろいろ調べて私は十分わかったつもりでいました。フライパンを鉄製に替え、鉄卵を鍋に入れ、それで補給できていると考えていました。それに最近は一回当たり３～５ｋｍをゆっくりしか走りませんので、ダメージはあまりないと思い込んでいました。若い時から、慢性的に鉄分不足の私です（過去記事→寝ている間に低血糖でこん睡状態？）。どうやら今回も鉄分が足らなかったようです。

先日、朝起きて朝食を食べ、午前の来院の方の施術をしている途中、冷や汗が出てきて手がしびれるようになりました。なんとか仕事を終え、部屋に戻った瞬間、意識がもうろうとし、世界がグルグル回り、倒れました。玄関でしばらく意識を失っていました。どうやら今回はうまく倒れたようでどこも打った気配はありません。しかし気分が悪く、目を閉じるとグルグルと世界が回ります。横を向くとさらにひどくなるので、とにかくそれからしばらく上向いたまま寝転んで天井を見て一つ思いました。

生きてる

それもつかの間、胸の奥からこみあげてきたので、慌てて台所へ走って戻しました。朝食べた物がすべて出ました。たまたまこの日は、午後しばらく開いていたのでそれから寝ました。寝たというより、倒れ込んだという感じです。夕方起きて、ふらつきながらも仕事をこなして、またすぐ寝ました。

自分では日頃から運動しているし、身体のことも良く知っているし、健康体の象徴のように見られていますが、実はそうでもありません。整体師になって、さらにマラソンを始めてから、私自身が健康な身体作りを意識し始めただけです。本当はこんなふうに時々、生死をさまよっています。

その翌日も気分はさえず、ふらついたまま。その翌日も変わらず。ただ、初日のようなグルグルは少しだけマシになっていて、戻しそうになることもあるけどなんとか踏ん張っている、そんな感じでした。その翌日になっても大きな変化はありませんでした。もしかして、「三半規管に何らかの障害が起きたのか？」だとしたら、もうランニングも卓球もできなくなる。そんなことを考えると、今回は耳鼻科へ行くことにしました。

いろんな検査をしていただき、結果は「起立性調節障害」と言われました。平たく言うと「立ちくらみ」です。は？　そんな簡単なもんじゃないですけど？　と思いながら先生の説明が続くので聞き続けると、私の場合、どうやら「低血圧」が大きな原因らしいです。確かに、献血行っても断られるくらいで、上が100ありません。今回の検査では、92でした。でもこれが私の普通の数値です。

「睡眠不足とストレスが原因だと思われます」

と、説明されましたが、「毎日十分過ぎるくらいよく眠れているし、ストレスなんてまったくありませんけど？」と言ったら、「適度な運動も必要ですよ」って、あのね～・・・、それに関してはもう返答しませんでしたけど、心の中では「週３回のランニング、週２回の卓球、週１回の水泳やってますけど、足りませんか？」と聞こえないようにつぶやきました。いずれにしても、メニエール病や三半規管の異常ではないとだけ分かれば、あとは自分で調べます。言いませんでしたけど。