新型コロナウイルスの猛威でストレス溜まっていませんか？　日本も全国に緊急事態宣言が発令されたことにより、失業に追い込まれた人もたくさんあると思います。私の整体院は開店休業状態です。

「stay home　家で過ごそう！」と言われても、楽しめる余裕がありません。翌日の予定がないと、つい夜更かしをしてしまい、結局昼まで寝て、午後はダラダラ過ごし、また夜更かしの繰り返しです。ランニングに出ればいいのに、たっぷり過ぎるくらいの時間があると、逆にまったく出れなくなってしまいました。今日行かなくても明日がある。今じゃなくても後でもいいや。

気が向かないから出ない。出る気になったら出よう。

こんな気持ちで数日を過ごしていましたら、うつ病というのはこうやってなっていくのかな、そう思いました。

とりあえず出てみよう。出たら元気になる。帰ってきた時、気持ちが軽くなっていた。

そう、結局これなんですよ。どんな場合でも、何事においても行動が第一です。一歩出ればきっと何か状況が変わるんです。引きこもる日数が長くなればなるほど、この気持ちすら忘れていくのでしょう。一人でランニングして、その先で誰とも会話しなければ大丈夫だとも言われています。引きこもる生活でストレス溜まってうつになる前に、外へ出てみましょう。

マラソン大会が中止になって、やる気を削がれた人も多い事でしょう。所詮、大会なんて他人が考えたことに便乗するだけのことです。自分から考えて作り出せる方が絶対楽しいです。だからといって、大会主催をなんて言っているのではなく、日々のランニングや暮らしそのものを、自分でプロデュースできるようになれば素晴らしいと思います。

5月6日までという緊急事態宣言はおそらく延長されるでしょう。6月いっぱいだという人もあります。国に対して議員に対して行政に対して不満を上げればキリがありません。でも私たちは日本国民だから、従わなければならないことが多くあります。

休業補償や家賃補償などもあるみたいですが、自分から調べて申請しなければ勝手にはくれません。全国民一律10万円という話もありますが、放っておいて勝手に振り込んでくれることはないです。今だからこそ、自分がこれからどうやって生きていくのか考える時です。趣味というのは、安定した生活基盤の上にあるものです。今でもマラソン大会が云々と言っている人は、ある意味、幸せです。明日食べることの心配をしなければならない人は、大会のことなんて考えられません。

アフターコロナという言葉が出てきました。このコロナショックから社会が立ち直る時にどんな世界が待っているか？　このコロナウイルス「COVID-19」は、無くなることはどうやらなさそうです。これから共存していくとなると、今言われている三密「密集、密室、密接」とソーシャルディスタンスは、これからもずっと続くということです。解除されたからといって、今まで通りとならないでしょう。ということは、社会の仕組みそのものが大きく変わる可能性があります。第二波、第三波も考えられますから、この先一年や二年は経済は戻らないと言われる人もあります。消えていく産業もあるでしょう。成り立たない職種もあるはずです。さらに失業者がたくさん出ることでしょう。

これまで楽しくマラソンしていた人も、職を失えばそんなこと言ってられません。でも走ることをやめてしまうのは、もったいないです。よく考えてみてください。最初に走ろうと考えたきっかけは、健康な身体作りだったのではありませんか？　だとすればフルマラソンや大会に参加しなくても、マイペースでランニングできるだけでも幸せです。どんな状況になろうと、健康第一であることは間違いないはずです。

私は運動音痴で運動嫌いだったけど、ランニング始めてから汗かくことが好きになりましたし、何よりも走ることそのものが好きになりました。大会に参加しなくても、自分で地図見て知らない土地を走りに行くと満足感はとても大きいです。今だからこそ、健康的なランニング生活とは何かを考えてみましょう。

こんな日がまた来ますように！
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