今日は朝から雨が降っていまして、私は車で出かけていたのですが、降りしきる雨の中をランニングしている人が前からやってきました。さほど綺麗なフォームでもありません。慣れた感じもなかったし、速度も速くありません。でも何らかの理由があって、雨の中を走ってられます。その理由は私には分かりませんが、少なくとも「追い詰められた何か」が、きっとあると推測します。ようするに普通ではないわけです。「普通」という言葉も難しいのですが、雨の中を走っても楽しいという人はかなり少数派でしょう。でも顔はしかめっ面でしたから、楽しさよりも追い詰められたと私は感じたのです。
マラソンは自分との戦いだと言われます。この「戦い」という言葉の意味もたくさん解釈がありますが、しんどいことを克服する戦いを真っ先に思い浮かべることでしょう。しかしやってみて分かったのですが、「計画と実行」との戦いが一番難しいところです。
例えば一年に一回フルマラソンに参加するという目標を立てたとしましょう。すると、大会当日へ向けてどのような計画を立てて実行するかという難しさがあります。今日走ろうと思っていたのに何らかの理由で走れないことなんて普通にあります。だからそのシワ寄せでどこかの日に無理しなければならないです。
そして大会当日42.195kmを走る間での、計画と実行の難しさです。キロ5分30秒ペースで走ろうと計画していても、なかなかそううまくはいかないです。突然の痛みに襲われることもあるし、足がつることもあります。想定外のことが起こるのが普通なのです。
誰かに強制されてフル走る人はほとんどいないでしょう。自分の意志で決めたことです。一部、しかたがなく走ることになったという人もいますが、それでも最終決断は自分がしたことですから、それはもう自分の意志です。自分で決めたことでもうまくいかないことはたくさんあります。そんな時にはストレスがかかります。このストレスが大きくなったのなら、やめればいいんです。自分の意志でどうにでもなるはずです。しかし他人の目を気にするがあまり、なかなか決断できない人もあるでしょう。痛みに耐えられなくなれば、やめることは容易いです。でも必ずそうなるとは限りません。
さて、今日は雨の中を走る人を見て感じたことを書いてみました。
雨の中でも練習しなければならないというのは、やはり追い詰められていると思います。雨が何日も続いているならうなづけるけど、天気予報は今日の午前中だけ雨の予報です。その中をわざわざ走らなければならないには、よほどの理由があるはずです。いやもしかしたら、自分で決めたサイクルがあって、どうしても計画通りにやっていきたい気持ちの表れだったのかもしれません。だとしても、今日は雨だから休もうというくらいの気持ち、ゆとりがあった方がいいですよね。冬の冷たい雨の中を走ることは、健康上あまり良いとは思えません。
短期計画、中期計画、長期計画、という言葉があります。計画通りにいくことなんて、どんな物事でもなかなかありません。ランニングは仕事でもないでしょうから、他人に迷惑のかかることでもないなら後回しになって当たり前です。だからよけいに計画通りに実行することが難しいのです。それを「お天気如きに邪魔されてたまるか!」ということかもしれませんが、少なくとも私には理解できない、私の中での普通ではありません。大会本番で雨降った時の練習なら、少しはうなづけるかな。
なにはともあれ、ランニングでも生活でも少しはゆとりを持っておきたいものですよね。
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私の著書です。
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マラソンは自分との戦いだと言われます。この「戦い」という言葉の意味もたくさん解釈がありますが、しんどいことを克服する戦いを真っ先に思い浮かべることでしょう。しかしやってみて分かったのですが、「計画と実行」との戦いが一番難しいところです。
例えば一年に一回フルマラソンに参加するという目標を立てたとしましょう。すると、大会当日へ向けてどのような計画を立てて実行するかという難しさがあります。今日走ろうと思っていたのに何らかの理由で走れないことなんて普通にあります。だからそのシワ寄せでどこかの日に無理しなければならないです。
そして大会当日42.195kmを走る間での、計画と実行の難しさです。キロ5分30秒ペースで走ろうと計画していても、なかなかそううまくはいかないです。突然の痛みに襲われることもあるし、足がつることもあります。想定外のことが起こるのが普通なのです。
誰かに強制されてフル走る人はほとんどいないでしょう。自分の意志で決めたことです。一部、しかたがなく走ることになったという人もいますが、それでも最終決断は自分がしたことですから、それはもう自分の意志です。自分で決めたことでもうまくいかないことはたくさんあります。そんな時にはストレスがかかります。このストレスが大きくなったのなら、やめればいいんです。自分の意志でどうにでもなるはずです。しかし他人の目を気にするがあまり、なかなか決断できない人もあるでしょう。痛みに耐えられなくなれば、やめることは容易いです。でも必ずそうなるとは限りません。
さて、今日は雨の中を走る人を見て感じたことを書いてみました。
雨の中でも練習しなければならないというのは、やはり追い詰められていると思います。雨が何日も続いているならうなづけるけど、天気予報は今日の午前中だけ雨の予報です。その中をわざわざ走らなければならないには、よほどの理由があるはずです。いやもしかしたら、自分で決めたサイクルがあって、どうしても計画通りにやっていきたい気持ちの表れだったのかもしれません。だとしても、今日は雨だから休もうというくらいの気持ち、ゆとりがあった方がいいですよね。冬の冷たい雨の中を走ることは、健康上あまり良いとは思えません。
短期計画、中期計画、長期計画、という言葉があります。計画通りにいくことなんて、どんな物事でもなかなかありません。ランニングは仕事でもないでしょうから、他人に迷惑のかかることでもないなら後回しになって当たり前です。だからよけいに計画通りに実行することが難しいのです。それを「お天気如きに邪魔されてたまるか!」ということかもしれませんが、少なくとも私には理解できない、私の中での普通ではありません。大会本番で雨降った時の練習なら、少しはうなづけるかな。
なにはともあれ、ランニングでも生活でも少しはゆとりを持っておきたいものですよね。
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がんばらないで楽に長く走る [ 鮎川良 ] |
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