先日こんな記事を見つけました。「早朝ランニング、実は健康によくない むしろ危険との意見も」だそうです。

「寝ている間は冬でも500ccの汗をかくので脱水状態にあり、急に運動すると心臓病による突然死など循環器系の病気のリスクがある。さらに、朝5時から9時は心筋梗塞のリスクが高まる時間帯。体が温まらない起き抜けで走るのはよくないです」と、秋津医院院長の秋津壽男さんは「危険ですらある」と警鐘を鳴らす。

「女性セブン2020年1月1日号」の抜粋ですが、いかがですか?

よく分かっている人なら、この記事を読んでも「な~んだ」で済ますことができるはずです。でもタイトルだけ見たら気になるので中身を読みたくなるので買ってしまいます。

この記事に限らず、世の中にはウソのようなウソ、本当のようなウソ、などいろいろ飛び交ってます。キャッチコピーやタイトルというのは人の気を引き付けることが目的なので、それが真実かどうかなんて関係ないんですよね。

この記事を書かれた先生がどんな方か私はまったく知りません。がしかし、こんなことを言うくらいの先生ですから、おそらくランニングをされない人なのでしょう。そう推測します。

世の中にはいろんな人がいろいろ言いますが、誰を対象としているのかがハッキリしていることの方が少ないと私は感じています。この記事の場合、すべての早朝ランナーに向けて言っているのではないところを読み解かなければなりません。

冬でも寝ている間に汗をかくという話はよく聞きますが、少なくとも私は実感がありません。冬でも寝ている間に500ccの汗をかくんだったら、夏はいったいどれくらいかくんだ? 1000cc? 1500cc? と問いたくなる。

この先生が言われているのは、「起き抜けにコップ一杯の水すら飲まず、準備運動をせず、朝ごはんも食べず、身体が冷えたまま、しかも冬、すぐにランニングする人が対象である」ということです。このような人は、早朝ランニングしている人の何パーセントいることでしょう?

それならば、早朝ランニングが危険なのではなくて、起き抜けの行動が危険だと言うべきである。別にランナーでなくても、朝寝坊したことで起き抜けに駅まで走る人の方が人数的には多い気がします。早朝ランナー全員を対象にするのは失礼じゃないですか? そりゃ~、ランナーは怒りますよ。

と考えると、この記事はいったい何なのか?

早朝ランニングしている人の大多数は、以下のどれか一つはやっていることでしょう。

1、起き掛けに水一杯飲む
2、身体を温める準備運動をしてから走る
3、急に運動するのではなく、スローなウォーキングからランニングへ変えていく
4、何かを食べてから走る

そもそも冬に関しては、身体を温めてから運動しましょうと言われても、なかなか温まらないので難しいですよね。じゃあ、早朝は運動してはいけないと言うべきなのでは? そうツッコミたくなります。朝に限らず、冬は寒いのでどんな時間に走りに行こうとしても、身体が冷えた状態から始めることになります。起き抜けというピンポイントの状態と比べれば、多少の違いはあると思いますが、寒いものは寒いです。

話をまとめます。

早朝ランニングが危険と言うな!
身体を温めてから走りましょう!と言われたらうなずける。


世の中には偉い先生が言っているからと言って鵜呑みにすることなく、冷静に考えてみれば分かることがしばしばあります。テレビに出てくる医療系の先生も同じです。皆さん言いたい放題ですよ。医学というのは解明されていないことがとても多くて、ハッキリ立証されていないことは、先生の持論で何を言ってもOKなのです。また、UFOや宇宙人、霊魂、死後の世界の話だって、テレビで平気で喋ってますよね。これらも解明されていないことだから、何を言ってもOKなんですよ。

今回はつまらぬ週刊誌の話題を取り上げました。世の中には商品を売るために、あれやこれやと手を変え品を変え迫ってきます。きちんと精査できるだけの力を身に付けたいものです。

記事の元はこちら→「早朝ランニング、実は健康によくない むしろ危険との意見も
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