前回はフルマラソン攻略のために、綿密な計画を立てることを書きました。(記事→フルマラソン攻略法は、コースを考えた計画を綿密にすること。) 今回はその続きのような記事です。

後半になると歩いてしまうという人、きっと多いですよね。今年こそは歩かずフィニッシュしたいと挑んでも、また足が止まってしまうんですよね。分かります。私は給水ポイント以外では止まらない歩かないと決めていたけど、2013年の大阪マラソンでは途中で止まってしまいました。それ以来、その年の奈良でも歩いてしまい、また翌年では足がつって止まってしまいと、なんだか続いてしまいました。

途中で止まってしまう歩いてしまう人は、そもそもフルを走り切れるだけの何かがまだ足りないのではないでしょうか? その何かというのは個人差がありますから、何かは一概には言えません。なのでここでは誰にでも当てはまる解決法を書きます。

後半しんどくなって歩いてしまうなら、いっそしんどくなる前に歩きませんか?

これが今回私からの提案です。何が足りないのかを探すきっかけにもなるのではないかと思うのです。実は先日、奈良マラソンの試走に行きました。その際、ちょっと勘違いをしていて、そのまま最後まで走り切ると35kmになってしまうことに途中で気付いたのです。ちょっと走り過ぎかなと思ったので、急きょ計画的に上り坂を歩くことにしました。しんどくなってから歩くのではなく、あそこまで行ったら歩こう! そう決めて行ってみたのです。結局その日は35.4km走ったのですが、全然疲れなかったのです。感覚的には10kmくらい走った感じしかなく、身体がとても楽でした。

その後、少しストレッチして家帰ってシャワーして、仕事して、ストレッチして寝ました。翌日起きた時にもなにも違和感なく、痛みもなく普段通りの生活を送ることができたのです。ホントに昨日35.4kmも走ったのかな? そう思える感じしかなかったです。実際には途中少し歩いていますから35kmはないですよ。で、GPSウォッチの記録を調べました。7回歩いたのですが、その合計距離は、3.1kmです。だから走ったのは、32.3kmです。

ちょっと整理しますね。

35.4kmをこの日は、3時間57分36秒で行きました。間で6回と最後を歩いています。これを平均してそのまま42.195km換算しましたら、4時間26分くらいでフィニッシュできる計算になりました。少しプラスしても、5時間以内には十分フィニッシュできる計算となります。しかも疲れていない。というのが一番嬉しい。いや、その先の約7kmでドッと疲れて足が止まるかもしれない。確かにそうかもしれません。でもその日はラストスパートできるくらいの体力もありました。だから、後半ヘトヘトで走ってるんだか歩いているんだか分からないスピードではなく、それなりの速度でフィニッシュまで行ける気がします。

ちなみに時間を書いてみます。

20.8km(2:09'10")=6'13"/km・・・約20kmまではノンストップで調子よく行きました。
 上り坂WALK①0.9km(9'49")=10'33"/km
0.8km(5'28")=6'55"/km
 上り坂WALK②0.2km(1'38")=10'01"/km
1.6km(11'32")=7'12"/km
 上り坂WALK③0.7km(6'57"")=10'16"/km
2km(13'16")=6'38"/km
 上り坂WALK④0.1km(1'24")=9'43"/km
2km(12'26")=6'13"/km
 上り坂WALK⑤0.3km(3'31")=10'24"/km
1.1km(6'45")=6'08"/km
 上り坂WALK⑥0.2km(1'42")=10'21"/km
3.6km(23'24")=6'30"/km
 上り坂WALK⑦0.9km(11'30")=10'27"/km

間で6回歩き、最後の上り坂も歩きましたのでWALKでフィニッシュです。この日は、キロ6分30秒ペースで走るつもりで出かけています。35.4kmを3時間57分36秒ですから、割り算すると、6'43"/kmということになります。途中何度も歩いているのに、このくらいの速度なら上出来だと私は思います。正直もっと遅くなると思っていたのですが、実際にやってみて驚いたくらいの速さです。ノンストップで走るサブ4の人から言わせると、なんだその記録は!と渇を入れられそうな数字ですが、そもそもサブ4どころか歩かずして完走することができないんだから、計画的WALKはかなりアリだと確信しました。

奈良マラソンの過去大会当日の記録を見ましたら、きつい坂では頑張って走っているのに、キロ9分くらいの時もありました。と考えれば、歩いた方が体力温存できるんじゃない? というのが今回の考えです。これはあくまでも坂のきつい奈良マラソンの例で考えてのことです。しかし、皆さんが参加される大会でも多少なりとも坂はあることでしょう。であれば、最初からその坂は歩くという計画にしてみる、そう、歩きを入れる前向きな戦略です。限界まで走って疲れてもうダメだという気持ちで歩くのではなく、体力温存するため計画に入れる作戦です。

同じ考え方で、坂のない大会でも計画的に歩きを入れながら目指すというのもアリです。例えば、二つ目の給水ポイントから5分間歩こう、あるいは、8km行ったら歩こう、などという計画です。最後まで走り切れないのを何度か繰り返したのなら、それはもう走り切る身体にはなっていないと解釈することです。まずは計画的に歩いて気持ち良いフィニッシュを味わうという作戦に切り替えてみましょう。いかがでしょうか?
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奈良マラソン高低図
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