私の整体院へ来られる人と枕の話をしない日はないくらいです。多くの人は枕が合わないと言いながら、よく分からないという理由で、長年同じものを使い続けている方がとても多いです。ちなみに枕の寿命は3~5年と言われていますがご存知でした? また、オリジナルの枕を作ったという人も時々ありますが、それにより快眠できるようになったという人に出会ったことがないのも不思議な話です。
あなたは枕は硬い方が好きですか? それとも柔らかめ? 高さはどうですか? 高め? 低め? そもそも今の枕が自分に合っているかどうかを考えたことありますか? 睡眠は長さより質だと言われます。良い質の睡眠をとるために枕は絶対必要です。枕をしないなんて、言語道断!
今日は枕について考えてみましょう。
これは現在私が使用している枕でニトリ製2000円くらいの品です(別売カバー付けてます)。一部分凹んでいます。さて、どう使いましょう?
この使い方は間違っているのですが、どこか間違っているか分かりますか? そもそも枕の使い方に間違いや正解があるなんて知らない。という人も少なくありません。
この使い方が正解です。
違い分かりましたか? 首のところに隙間があると間違い、枕が首の下に沿うようになっていれば正解です。出張整体にお伺いした時、枕を見せていただき、いつものように使ってみてくださいと言うと、このように首の下に隙間ができる間違った使い方をする人の方が圧倒的に多いです。
「えっ? 枕って頭の下に敷くんでしょ?」
これが大きな間違いです。
枕は首の下に敷くものです。
そういう視点から、もう一度上の写真を見比べてください。首の下に隙間があるということは、寝ている間中、首にずっと力がかかりっ放しになっているということです。だから朝起きた時に、スッキリとした目覚めにならないのです。朝起きた直後が一番首が痛いなんて人は、間違いなくこの状態です。睡眠中、首の筋トレしてるようなものと言えば、言い過ぎかもしれませんが、首が凝っていて当たり前なのです。また、比較的女性に多いですが、枕をしないという人もあります。こんな人は確実に首に力が入ったまま寝ているわけですから、質の良い睡眠が取れなくて当たり前です。
世の中にはたくさんの枕が発売されていて、通販番組では心揺さぶられる商品ありますよね。またネットでは、整体師と共同開発の枕なんてのもあります。私は仕事柄、これまでいろんな枕を買って使ってみました。それはあくまでも調査であって、自分で使用しているのは先に紹介しました2000円の枕です。この枕を選んだ一番の基準は、「ダニ・ハウスダスト対策の枕」であるところです。高さや硬さに関しては正直どうにでもなります。
自分に合う枕を簡単に考えよう!
マラソン大会に参加されている人であれば、タンスの中に眠っている完走バスタオルがたくさんあるはずです。これを有効利用しましょう!
まず、縦に半分折って、端からクルクル巻いていきます。
はい、ロールケーキのようになりました。これをロールタオルと呼びましょう。
これをいつもあなたが使っている枕の上に置きます。
その上からもう一枚、完走バスタオルを広げて置きます。
枕全体を巻きます。
ロールタオルが首の下になるよう位置をずらして確認します。
完成!
横向いても大丈夫なことを確認します。この時もしっかりと首の下にロールタオルを入れること。
上からもう一枚タオルを巻くのは、ロールタオルが広がったり、ズレることを抑えるためです。またこの状態で枕全体が滑ってどこかへ動くという場合は、下にマット用のすべり止めシートを敷くとOKです。
ロールタオルが大きすぎる場合は、折り方巻き方を工夫して自分の首に合う大きさに変更してください。またこれでは高くなりすぎると思われる方は、枕そのものを低いものに変えるか、座布団など何でも良いので、全体の高さそのものを変更してください。
また、どうしても枕を使いたくない人は、究極ロールタオルだけ使ってください。
このように使う場合は、寝ている間に広がらないように輪ゴムを巻くと良いでしょう。
正しい枕の使い方は、首の下にきちんと支える枕が入ることなのですが、実はもうひとつあります。それは肩なんです。ここは見落としがちなんですが、完成写真をもう一度見ていただけると分かりますが、枕に肩が乗っているのです。こんな使い方したことない人の方がきっと多い事と思いますが、一度試してみてください。お使いの枕によっては、硬さがいろいろなので不向きの場合もあります。また中身を動かすことができる場合は、自分に合うように中身の場所を動かしてください。また、枕の中身の分量を調整できる枕をお持ちの方は、ロールタオルを使った上でしっくりなるように調整してみてください。
自分に合う枕を手に入れるには、高いお金を出して買うことではなく、自分で調整することです。一回でうまくしっくりくることはないと思います。いろいろ試してしっくりくるよう調整してください。ロールタオルは毎日逆向きに巻き直さないとヘタリます。私は体調によってロールタオルの高さを調整しています。バスタオルを洗濯したことで違うものを使うと、しっくりこなかったりします。それくらい神経質になってちょうど良いくらいだと私は考えます。枕の寿命によってロールタオルの高さも調整することになりますので、今と一年後はおそらく変わっていることと思います。大げさな言い方ですが、たったタオル一枚で人生が変わります。快眠を得ることができるか否かという大きな差は、タオル一枚にかかっているといっても過言ではありません。
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私の著書です。
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あなたは枕は硬い方が好きですか? それとも柔らかめ? 高さはどうですか? 高め? 低め? そもそも今の枕が自分に合っているかどうかを考えたことありますか? 睡眠は長さより質だと言われます。良い質の睡眠をとるために枕は絶対必要です。枕をしないなんて、言語道断!
今日は枕について考えてみましょう。
これは現在私が使用している枕でニトリ製2000円くらいの品です(別売カバー付けてます)。一部分凹んでいます。さて、どう使いましょう?
この使い方は間違っているのですが、どこか間違っているか分かりますか? そもそも枕の使い方に間違いや正解があるなんて知らない。という人も少なくありません。
この使い方が正解です。
違い分かりましたか? 首のところに隙間があると間違い、枕が首の下に沿うようになっていれば正解です。出張整体にお伺いした時、枕を見せていただき、いつものように使ってみてくださいと言うと、このように首の下に隙間ができる間違った使い方をする人の方が圧倒的に多いです。
「えっ? 枕って頭の下に敷くんでしょ?」
これが大きな間違いです。
枕は首の下に敷くものです。
そういう視点から、もう一度上の写真を見比べてください。首の下に隙間があるということは、寝ている間中、首にずっと力がかかりっ放しになっているということです。だから朝起きた時に、スッキリとした目覚めにならないのです。朝起きた直後が一番首が痛いなんて人は、間違いなくこの状態です。睡眠中、首の筋トレしてるようなものと言えば、言い過ぎかもしれませんが、首が凝っていて当たり前なのです。また、比較的女性に多いですが、枕をしないという人もあります。こんな人は確実に首に力が入ったまま寝ているわけですから、質の良い睡眠が取れなくて当たり前です。
世の中にはたくさんの枕が発売されていて、通販番組では心揺さぶられる商品ありますよね。またネットでは、整体師と共同開発の枕なんてのもあります。私は仕事柄、これまでいろんな枕を買って使ってみました。それはあくまでも調査であって、自分で使用しているのは先に紹介しました2000円の枕です。この枕を選んだ一番の基準は、「ダニ・ハウスダスト対策の枕」であるところです。高さや硬さに関しては正直どうにでもなります。
自分に合う枕を簡単に考えよう!
マラソン大会に参加されている人であれば、タンスの中に眠っている完走バスタオルがたくさんあるはずです。これを有効利用しましょう!
まず、縦に半分折って、端からクルクル巻いていきます。
はい、ロールケーキのようになりました。これをロールタオルと呼びましょう。
これをいつもあなたが使っている枕の上に置きます。
その上からもう一枚、完走バスタオルを広げて置きます。
枕全体を巻きます。
ロールタオルが首の下になるよう位置をずらして確認します。
完成!
横向いても大丈夫なことを確認します。この時もしっかりと首の下にロールタオルを入れること。
上からもう一枚タオルを巻くのは、ロールタオルが広がったり、ズレることを抑えるためです。またこの状態で枕全体が滑ってどこかへ動くという場合は、下にマット用のすべり止めシートを敷くとOKです。
ロールタオルが大きすぎる場合は、折り方巻き方を工夫して自分の首に合う大きさに変更してください。またこれでは高くなりすぎると思われる方は、枕そのものを低いものに変えるか、座布団など何でも良いので、全体の高さそのものを変更してください。
また、どうしても枕を使いたくない人は、究極ロールタオルだけ使ってください。
このように使う場合は、寝ている間に広がらないように輪ゴムを巻くと良いでしょう。
正しい枕の使い方は、首の下にきちんと支える枕が入ることなのですが、実はもうひとつあります。それは肩なんです。ここは見落としがちなんですが、完成写真をもう一度見ていただけると分かりますが、枕に肩が乗っているのです。こんな使い方したことない人の方がきっと多い事と思いますが、一度試してみてください。お使いの枕によっては、硬さがいろいろなので不向きの場合もあります。また中身を動かすことができる場合は、自分に合うように中身の場所を動かしてください。また、枕の中身の分量を調整できる枕をお持ちの方は、ロールタオルを使った上でしっくりなるように調整してみてください。
自分に合う枕を手に入れるには、高いお金を出して買うことではなく、自分で調整することです。一回でうまくしっくりくることはないと思います。いろいろ試してしっくりくるよう調整してください。ロールタオルは毎日逆向きに巻き直さないとヘタリます。私は体調によってロールタオルの高さを調整しています。バスタオルを洗濯したことで違うものを使うと、しっくりこなかったりします。それくらい神経質になってちょうど良いくらいだと私は考えます。枕の寿命によってロールタオルの高さも調整することになりますので、今と一年後はおそらく変わっていることと思います。大げさな言い方ですが、たったタオル一枚で人生が変わります。快眠を得ることができるか否かという大きな差は、タオル一枚にかかっているといっても過言ではありません。
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